V2Hの導入を考えたのですが、しらべていくと、思ったより変換効率が悪いようで、費用対効果の面からしばらく保留にしました。
V2Hを導入しようと思ったきっかけですが
我が家には卒FITの太陽光パネル(2.5kw程度)がある。
天気予報より、晴れの日は、エコキュートでお湯を沸かして消費(当時バッテリよりも効果ありと考えたため)
それでも夏場は電気があまり売電 しかし 雲が出た瞬間に買電になるので、V2Hで買電量を減らす。
深夜電力で充電して、早朝夕方の買電を補う・・・変換効率が悪くてこれは逆に高くなったので断念。
でした。
では、V2Hを断念して、どうしたか?というと、Home to Vehicle 余る電気だけは車に充電しよう と考えたわけです。
6月のとあるお休みの日 晴天 での我が家の電気使用量はこちら。
家族4人 14畳のリビングのみ、エアコン入
アプリのソーラーチャージ で、エコキュートでお湯を沸かす
TERADAの充電器でサクラに充電
グラフのとおり、ほぼぴったり 太陽光発電の電気を使い切りました。
エコキュートでお湯を沸かした時の電気使用量はこちら(青い線のほう 棒グラフは翌日)

5時台は、エコキュートが必ず沸かす、深夜電力の消費分です。
エアコンの電気使用量はこちら(青い線のほう 棒グラフは翌日)
エアコンを立ち上げた9時前くらいから、電力消費が多くなります。
エアコンで部屋の温度が安定すると、エアコンの消費電力は3Aくらいで安定します。
さて、我が家のTERADAの充電器は
AC100V 0.6kW の出力です。
普通のAC200V充電器が、3Kw ですので、1/5しかありません。
20Kwhのサクラの蓄電池 の充電時間 単純計算で
20kwh÷0.6=33時間 と、満充電しようとすると 33時間もかかります、
いくらAC100Vで、AC200V工事不要とはいえ、これほど時間がかかると、サクラが使い物にならない状況です。
しかし、余った電気だけを充電しよう とかんがえると、エアコンとエコキュートが稼働していても余ったわずかな電気だけをサクラに充電するなら、ちょうどいい容量です。
こちらが当日の充電器がつながった、リビングのAC100V消費電力です。(青い線のほう 棒グラフは翌日)
9時ごろbに消費量がおちているのは、エアコンをつけて安定するまで、手動で、充電プラグを抜いていたためです。
我が家は250Wくらいが、家電で常時使っている消費電力になり、それを超えた部分がTERADAの0.6kW充電器分です。夕方容量があがっているのは夕食の調理の分です。
なお、サクラのメイン充電は、深夜電力でAC200Vからの充電 になります。
雲が出るなど、短時間の買電 はあるものの、8円くらいでしか買ってくれない余剰電力を、車(Vehicle)に充電できるので、このH2Vシステムはかなり成功と思っています。
Posted at 2025/07/03 22:06:27 | |
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