世界的な燃料価格高騰で騒がれておりますが、
豪州も日本国内同様に大打撃を受けており、悪夢のような時代が到来したなと実感。
シドニー・メルボルンの大手ブランドのSSではハイオク(98RON)の平均価格がリッター2.30豪ドル(リッター230円)という悲惨な状況に。
かつては日本よりも安価だったガソリン価格もいまとなっては大逆転・・・。
95RONのハイオクでリッター2.28ドル・・・98RONだとリッター2.35ドル・・・
シェルもBP価格に差はなく、一瞬気を失いそうになった。
シドニーでは自腹でレンタカーを借りたのでこれは痛いなと。
しかもレンタカーのCH-Rはハイオク指定車。
取説曰く*95RON以上のハイオク指定。
だけど、案の定レンタカーなので引き取った時はレギュラー満タンの状態だったのでかなり調子は悪い。
ブーストかかってるんだか分からないくらいパワーがなく、アクセルベタ踏みしても加速しない・・・。
こりゃあ補正入ってるな。
おそらく一番安いレギュラーのE10(エタノール10%混合)が入っていたと思われる。
*豪州はプレミアム(ハイオク)ガソリンとレギュラーガソリンで硫黄成分の含有率が異なるため国内でレギュラー指定のダウンサイジングターボ車でも現地ではハイオク指定。レヴォーグの1.6リッターもこれに倣う。
1/4ほど減ったところでそろそろハイオクを入れてみたくなり、とにかく安いスタンドを探して見つけたのがかつての地元、Forestvilleにあるプライベートブランドのガソリンスタンド。
Arko Energy!
地理的にシドニーのどこなのか?
昔アナザースカイで取り上げられた忽那汐里さんの地元のご近所。
Nulonの強化オクタンブースター+ハイオクで補充。
50リッタータンクに一本入れると最大7RONまでオクタン価を向上できるとか。
ようするに91RONのレギュラーを98RONのハイオクに出来ちゃう優れもの♪
"Instantly boost octane up to 7 numbers"との頼もしい謳い文句。
ハイオク補充しちゃいます。
このSSにはハイオクは98RONしか置いてない。
でもレギュラーは*E10と91RONの2種類販売している。
*因みにE10は91RONのレギュラーにエタノールが10%混合されているのでオクタン価は概ね94RONらしいが、混合するエタノールの質によってオクタン価はバラつきがある。純ガソリンの方が燃焼効率は高いので必ずしもエタノール混合のオクタン価高めが良いわけではない。
大手ブランドSSのレギュラーよりもここのハイオクの方が安いという異常な事態(笑)。
品質に関しては問題ないようで、
レシートに表記されている様に取り扱っているハイオクはシェルのV-POWER(笑)。
店員さん曰くシェルとモービルから仕入れているらしく現在貯蔵・販売しているハイオクはV-POWERとのこと。
給油後、CH-Rも息を吹き返しレスポンス良く走ってくれましたとさ。
さすがV-POWER!!
現地で暮らしていた時は全く使う事のなかったプライベートブランド・スタンドだけど、まさかここで救われるとは・・・。
その後、かつてインテグラで走っていた峠を満喫した。
朝早く出てはまた夜な夜な走りに戻る。
20代の頃の葛藤と戦いながら引き揚げてからの8年間と前回の渡豪を振り返る。
もうお腹いっぱいになるまで走り込んだ。
何本走っただろうか。
パワフルとは言えないが、1.2リッターターボは元気良く加速してくれタイヤはの食いつきも申し分なかった。
CVTのマニュアルモードも以外とシフトレスポンスが良く遊ぶには十分。
返って愛車のBRZだとシビア過ぎて危なかったかも。
ほんと、レンタカーがこのCH-Rで良かった。
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2024/01/01 16:07:24