
先日交換したインタンクの燃料フィルターの汚れ具合を確認したくて改めて外したフューエルフィルター(42052CA110)を確認してみた。

オーストラリアで整備士をしていた時はほぼ毎日ホンダ車の燃料フィルターを交換していた。
E10の粗悪レギュラーガソリンで給油しているお客さんの車なんかはプレッシャーレギュレータとセンダーユニットまで錆びていたり・・・。
現地のガソリンがレギュレータとハイオクで目視で区別できるように着色されていたのか、紫 or 赤色のE10 94RONと91RONのレギュラーガソリンはポンプassyのプラスチック部品に色が移る傾向があるのかあまり綺麗ではなかった。
意識高い系のお客さんでレギュラー仕様のフィットやシビックでも95 RON or 98RONのハイオクで給油するお客さんの燃料ポンプは比較的綺麗で、ポンプassyに燃料色が多少移っていても黄色に着色されたハイオクガソリンだから色の変化はあまり顕著に目立たなかった記憶がある。
因みに現地のハイオクにはE10系のバイオガソリンが流通していなかったのも一因かも。
レギュラーとハイオクの差はタンク内のポンプの状態に表れると染み染み痛感した。
さて、128,000km/8年走行したBRZの燃料ポンプassyはというと・・・
驚くほど綺麗だった(笑)。
実際にバラしてみてもプレッシャーレギュレータはすんなり外れるし、チャンバー(42015CA000)もセンダーユニットも綺麗でびっくり。
チャンバーの底には小さいゴミなんてなかった。
日本のガソリンって凄い!の一言。
でも、外した燃料フィルターの中身をよく見るとしっかり汚れが濾過されているのが分かる。
微かにくろずんでいるのが分かるだろうか?
この中身には段ボールみたいなフィルターが入っていてちゃんとフィルターとして機能しているみたい。
残念ながら燃料ポンプのリコール対処から外れてしまったので実費で交換せざる得なかったけど、まぁいいか!
まだの人は是非検討してみてください。
交換インターバルは10万キロ経過年数関係なしになります。
Posted at 2024/11/03 02:10:13 | |
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