
えー、今回はカートブログの中でもマニアックな内容になっとります。てっちんです。
ちょっと長いです。
興味の有る方はお付き合いのほどを。
先日のカートでジムカーナやってみよう!を終えて、360度ターンの出来なさに悶絶して以来、悔しくて色々考えてました。
普通のクルマのジムカーナのサブロクターンは滑り出しから出口まで一気にクルッと回る感じですよね。
カートじゃ無理なまでも、せめて180度くらいは出来るだろうと踏んでたんですが、自分的にはまったく出来ずイメージとのズレを感じました。
【カートって乗り物の特性って?】
クルマとは色々違う要素は数々有れど、一番違うのはタイヤとエンジンパワーじゃないかな。

カートのタイヤって径が小さいんで接地面積がめっちゃ小さいんですよ。
以前クルマのタイヤの接地面積はハガキ1枚分ってCMが有ったけど、カートのは縦が短くて横長。
ドアポストの口くらいのモンでしょうか。
横長っつーことは、加速減速には強くても、横方向の力には弱くてズレやすいってコトなんだね。
実際自分も、普段走らないようなタイトな走行ラインを狙った結果ヨーがタイヤのキャパを一気に越えてスピンしてしまいました。

(たけサンヨンさん、画像借りました)
ステアリングをフルロックまで切ったのがこの角度、これ以上ヨーが増えると即スピンです。
「カートは稀代のコーナリングマシンだが、急激かつ過大な横入力には弱い」
では、ドリフトアングルを浅くすればよいのか?
否、レンタルカートはパワーが無いから浅い角度でホイールスピンをキープ出来ないでしょう。
答えが出ない。難しいですね。
【人の走り見て我が走り直せ】
他の皆さんはどんな走りだったか拝見すると。

ブレーキングが終わり、ターン進入。タイヤが強くスライドして煙が上がっている。

90度近く曲がったところ。まだドリフトは続いていてカウンターステアを当てています。
トップ画のTIGAは最速タイムで優勝。
大きめのRで走っていましたが、彼もここではカウンターを当てていますね。

さらに進んだ場所では、ドリフトが終わりタイヤがグリップしています。
ステアリングを目一杯左に切ってフロントから引っ張ろうとしていますね。
この辺までスライドキープ出来ていた上手い人も居ましたが、これ以上は無理っぽかった気がしますね。
「カートでのタイトなドリフトは100度くらいまで?仮にもっと出来ても失速する。360など絶対に無理」
それじゃあ、いっそドリフトを捨てて、目一杯Rを大きく取って定常円旋回グリップ走行が良いのか?
ま、手は手でしょうけどね。
失敗する率は減るでしょうし、スピンして止まるよりははるかに速いと思います。
でも、最速を考えるなら違うかな。
ずっとステアリングを切ってるから抵抗になるし、加速していくごとにプッシングアンダーが強くなりそうです。
【カートの得意なRを使う】
んで、どうすりゃいいの?と考えた。
アトムサーキットで一番キツイコーナーは4。
進入で斜めに角度を削りながらブレーキを引きずり(トレイルブレーキング)クリッピング前でフックに強めにブレーキングして向き変え。
この動きはパイロン進入で使いたいかな、と。
そして8コーナーは90度のコーナーながらかなりスピードを乗せて走れるコーナー。
結構キツイのに速い。
この辺がカートの得意分野なんじゃね?と。
でも90度、足りない。
足りないなら、もう一回すれば良いんじゃね?と。。
分割2回払いドリフト(笑)
ちょっと閃いたわけですよ。
ロータリーエンジンのおにぎりの形状。(おにぎりで合ってるよね?おむすび?)
アペックスシールの辺りでカートを曲げて再加速するんです。微妙に外側に膨らまして力を逃がし、失速を防ぐ。
しかも、定常円旋回より距離が短いのが利点。
これを元に考えた走行ラインが、、、これだ。
ワン、トゥー、スリー👉
ボールペン手書きとマーカーペン!暇人~(笑)
青―加速
赤―ブレーキング
黄色―ドリフト
こんな感じかな?って自分的には結論づけました。
第一ターンはロングブレーキで第二ターンはスピードが落ちてるからきっかけブレーキ。
これで次回はもっと勝負出来る!かな?
でも、実際に走って実証した訳ではないしRもどのくらいで走ったら良いのか?
練習出来ないのか辛いとこだよね。
色々試してみたいな~。
あ、これはあくまで自分の妄想理論なんで、実際に試して失敗した場合などノークレームでお願いします(笑)
・・・居ねーわ、そんなヤツ(苦笑
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Posted at
2018/08/07 16:58:24