2020年10月18日
MOTOZAのStage1をインストールしてから、4回ほどログをとって送り、最適な値に変更してきました。が、やはり、ログだけで判断しているので、実際の走行状況は伝わらず、適正値を見つけるのは難しそうです。
最初のデータはブーストが常に1.5barまであがり、鋭い加速で気持ちのいいものでしたが、高回転時に燃料が不足しているようで、ブーストが落ち込みエンジンブローの危険を感じました。
その後ブーストを2回ほど下げて、立ち上がりカーブなども調整してもらいましたが、少し走っていると、やはり最大ブーストが1.5barを超え、ブーストが落ち込みます。
ブーストラインやn75バルブの不調を指摘されたので、点検しn75バルブも新品に替えましたが、結果は変わらず。
その後、燃料が思ったより早くなくなってしまうと言われ、フューエルフィルターの交換を進められましたが、新品に交換して2年も経過しておらず、燃料ポンプや噴射ノズルの交換も考えました。
でも、よく考えてみると、Stage1の規定ブースト圧は1.1から1.2程度なので、
明らかにオーバーブーストによって、燃料が不足してると思われます。
そこで、n75バルブからGForceⅡのバルブに戻し、手動でブーストをコントロールしてみることにしました。
これなら、オーバーブーストを避けられるし、ブーストの最大値も立ち上がりや高回転時の補正もできます。
ついでにスプリントブースターも元に戻して試しました。
なんと、こっちのほうが明らかに安定してブーストが上がります。
最大値を1.2bar以下に抑えて、1.08bar程度に設定してみました。
ブーストのオーバーシュートもなく、いままでで一番いい感じです。
まだ、完璧な調整はできていませんが、これなら走りながら自分で調整できます。
燃料が不足している感じもないので、ポンプもまだ大丈夫でしょう。
結論からいうと、海外製のStage1を購入し、ログのやりとりだけで最適な調整を行うのにはかなり無理があるということがわかりました。
ブーストコントローラーだけでは、燃料の補正や各リミッターの解除ができないので、ブーストをあげても限界がありますが、ECUの書き換えでStage1にしていれば、燃料不足する手前の、ブーストの限界まで上げることが可能だということです。
安にECUを書き換えてStage1にすればいいというものではなかったようです。
新車だったらまだいいのかもしれませんが、中古車なのでいろいろな条件にピタッと合わせるには、走行テストを繰り返して、細かいマッピングが必要だと思います。
Posted at 2020/10/19 00:05:40 | |
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2020年10月10日
MOTOZAのStage1インストール後、何度かレビューを繰り返して
現在3回ほどデータを書き換えました。
最初のデータでは、ブーストが最大値で1.6barまで上がっていて
かなり力強い加速をしますが、高速走行で4速と5速をいったりきたり
というトラブルに見舞われました。
どうもブーストがオーバーシュートして、上がったり下がったりの状態に
なっていたようです。
ある場所でテストして、200km/hまではすぐに到達しましたが、
それ以上はまだ試していません。
その後、二度ほどブーストとミッドレンジの加速などを調子してもらい、
現在では、最大ブーストは1.25barぐらいになりましたが、
加速する感じは最初よりフラットでいい感じになりました。
ただ、まだ多少オーバーブーストの傾向が残っていて
3速から4速にシフトアップした際に、一度回転が落ち込みます。
ほんの一瞬ですが、あまりいい感じではありません。
n75バルブと、その近辺のホース関係のリークを指摘されたので、
全てチェックし、n75バルブも新品と交換しましたが、変化はありませんでした。
まだ、高速でのテストはしていないので、少しテストしてから対策を考えます。
自分でECUを書き換えるのは、安価ですが、やはりなかなか難しいところがあるのが
今回の件で良くわかりました。
シャシーダイナモで最適値を見つけ、その後走行テストで微調整ができれば
ほぼ一回で完璧の状態になるのでしょうが?
ショップとは違い、そういった設備もないので、実走行とLOGを頼りに
何度もやり取りをして、最適値を見つけなければなりません。
まあ、でも自分でやってみるのは楽しいことです。
いろんな知識が必要なので、勉強にもなりますし、
時間のある方にはお勧めです。
Posted at 2020/10/10 15:04:59 | |
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