2024年01月22日
現在のアウディA4を購入してから、様々な修理とカスタマイズをしてきました。
修理は故障個所を元に戻しているだけですが、カスタマイズは少なくともノーマルより良くならないと意味がありません。
パワーアップはしませんが、スプリントブースターはアクセルレスポンスが良くなるので、街乗りなどではアクセルをほとんど踏まなくても走れ、レスポンスの向上により、車のパワーが上がったような感覚を味わえます。
カスタマイズの中で特に効果があったのは、エキゾーストシステムの交換だと思います。後ろの太鼓だけの交換ではあまり意味がありませんが、フロントから一式交換した場合、特にターボ車の場合は、吸気と排気の効率でレスポンスが顕著に変わります。
FOX製のエキゾーストシステムはステンレス製の割には価格も安く導入しやすいものです。交換するだけでパワーアップを実感できます。
Stage1へのアップグレードは車が別物になります。ブースト1.5barの感覚は、一度味わうと元には戻せません。ショップだと10万円以下は難しいですが、MOTOZAのように海外からソフトだけ購入すれば、5万円以下でStage1にできます。
ただ、自分で走行してデータをとる必要があるので、ちょっと面倒ですが。
次に効果があったのはキノコ型エアークリーナーとブローオフバルブでしょうか?
B6まではブローオフしてしまっても大丈夫のようです。B7からはエアクリーナー側に戻してあげないと燃調に影響がでるかもしれません。
又、エアクリがむき出しになるので、排気の熱を遮蔽してあげる必要もあります。
間違った付け方をすると、熱によって逆にパワーダウンします。
やって失敗したとは言いませんが、足回りは純正の方が確実に良いです。
車高調整で車高を下げると、見た目は良くなり、コーナーリングなども安定しますが、乗り心地は犠牲になります。ドイツ人は足回りの天才と言われているので、メーカーが設計した足回りが一番なのだと思います。
他にもいろいろやりましたが、このあとやるとしたら、インジェクターを550ccに変更してStage1+にすることぐらいでしょうか?
ただ、やりすぎると車自体の寿命を縮めるので、考え中です。
先日、昔レースをやっていた人と話をしましたが、こういったカスタマイズで一番効果が期待できないのは、いいと言われている点火システムだと言っていました。
もちろん、点火プラグなどは重要なので、交換した方が良い場合もありますが、
プラズマダイレクトのような高価な商品はただの無駄遣いです。
効果がないとは言いませんが、費用対効果を考えると、お金を捨てているようなものです。
ちなみに、RE雨宮が13Bペリやワンキャブ、ターボ車で世の中を席巻していたころ、コウエイCDIというのが流行っていました。黒と赤があり、車1台に2個使います。黒でたしか6万(1個)、赤は11万(1個)ぐらいしていたと思います。
まだ、ポイント点火の時代でそれなりに意味はあったと思うのですが、
レースをやっている人が言うには、コウエイCDIを外してノーマルに戻しても、ほとんど何も変わらなかったそうです。
世の中が当たり前のように良いというものも、そんな感じなのでしょう。
結論として、高額なカスタマイズは意味が無いものが多いので、実際のデータなどを良く確認してから行った方が良いということです。
Posted at 2024/01/22 18:13:12 | |
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アウディA4 1.8T | クルマ
2024年01月16日
整備手帳にも記載しましたが、昨年末の車検以来、ずっと修理の日々でした。
といっても仕事もあるので、今回はほとんどの作業を修理屋さんにお願いしました。
車検に出して帰宅するといつもひやひやしています。
修理屋さんから電話が来るのではないか?と。
案の定電話があり、フロントのロアーアームブーツが切れているのと、水漏れしてます。とのことでした。
ロアーアームは交換しているので、なぜ?と思いましたが、交換後6年経過していたので、まあ仕方ないとも言えます。ただ、切れているブーツは1っ箇所のみで、他は少しひび割れがある程度でした。
1本だけ交換すれば車検は通ります。でも、今後他の部分をずっと気にしていなければなりません。
結局ロアーアームを4本手配して交換しました。
もう一つはおなじみのウオーターハウジング。これも6年前にディーラーで修理した場所。でも、確かに漏れています。
ヒーターホースの付け根あたりに見えますが、おそらく定番のハウジングだと思い、ハウジングと水温センサーやOリングを手配して全て交換してもらいました。
ただ、ヒーターホース側のOリングはホースと一体での部品供給とのことで、液体パッキンで処理してもらいました。
車検が終わり、車を引き取りましたが、その後以前よりひどい水漏れが始まり、車に乗って翌日になると車の下に水たまりができるほどです。
これは液体パッキンでごまかしたヒーターホースと断定し、年末年始はそのまま放置し、年明け早々にヒーターホースを手配して、再度修理さんにお願いしました。
すると又、修理屋さんから電話があり、フロント側から水漏れしているとのこと。
仕方なく車を見に行くと、確かにクランクプーリーの下から水がたれています。
ここからたれるのはウオーターポンプしか考えられません。
ここもタイベルと一緒に6年前に交換済みでそれからの走行は30000km程度。
直さないわけにはいかないので、ここも部品を手配してウオーターポンプ交換をお願いしました。
その時、エンジンマウントから黒い流体が出ているのを発見。エンジン自体も良く見ると2cmほど下に下がっています。このまま放置すると時間の問題でマウントが壊れます。それに2cmも下がっているので、他にも影響が出ます。
なので、ここも部品手配をして交換をお願いしました。
同時にABSが再度点灯し、ブレーキプレッシャーセンサーエラーがでました。
そこで、疑いのある部分として、ブレーキサーボプレッシャーセンサーも交換。
でも、おそらくここで出たエラーはABSユニットについている油圧センサーです。ただ、その後ABSもブレーキプレッシャーセンサーのエラーも消えています。
今回の作業としては、他にも内圧コントロールバルブの交換、ブリーザーホース、PCVバルブも交換。
かなりの部品を交換しました。費用も40万(車検費用込み)でかかりました。
現在、エア抜きバルブを修理屋さんが壊してしまったので、手配中です。
エンジンカバーのクリップボルトも同様です。
この部品はなかなか手に入らないので、AIR EXPRESSで中国手配です。
1から2週間で届きます。
水漏れが無くなり、エンジンマウント交換でエンジンの振動が減り、PCVバルブの交換でエンジン回転が安定しました。
ターボのブースト圧が安定するようになりました。
費用はかかりましたが、今回の作業は必要不可欠だったので仕方ないです。
いずれにしても、やはりアウディは水漏れ、オイル漏れとの闘いです。
今はクーラントの匂いも、オイルの匂いもほとんどしなくなりました。
古いドイツ車はオイル漏れが当たり前のようにおきます。
どこまで直すかいつも判断に迷います。
何故なら修理代で新しい車が買えてしまうからです。
A4 B6 1.8Tはとても気に入っているので、可能な限り修理して所有するつもりです。
Posted at 2024/01/16 23:12:01 | |
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