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quadrifogliospaの愛車 [アプリリア RS250]

整備手帳

作業日:2013年5月3日

RS250再始動

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 6時間以内
1
4117km

今日は朝、ネットオークションで落札したステップ(右)が届いたので交換作業をしました。
ウィークデーに落札、休日に受け取ったパーツをその日のうちに組み付けるというのが定番コースになってきました。

現在車輌に組みつけられているステップは恐らく過去の転倒時に曲がり、ブレーキ操作に支障はないものの、ブレーキランプスイッチのセンサーがズレていて機能しないため交換を考えていたものです。

他にも前オーナーは腐食を隠すためか、筆塗りでシルバー塗装していたものですが、分解せずに塗ったため手の届く範囲しか塗られておらず、また汚れの上から塗ったものなのでお世辞にも綺麗とは言いがたい仕上がりでした。

落札したものは曲がりなどは無さそうでセンサーの位置も正しく出ていますので清掃してグリスアップしたのち組み付けました。

メタルクリーンαの溶液にドブ漬けして洗ってやると、裏側などは新品同様の輝きを取り戻しました。
元々金属腐食は落札したものの方がはるかに程度が良かったのでブレーキマスターのプッシュロッドなど欠品しているもの以外はこちらにリプレイスしてしまいます。

交換のため分解してみると、装着してあるものは組みつけ作業をミスったのか転倒の衝撃か分かりませんが位置合わせのダボ穴が潰れかかっておりました。(組み付け時には滑り込ませられるので楽なんですが)
2
そしてこちらもオークション落札したテールランプアッシを交換します。

ほぼ全てを元のシルバーからチェスターフィールドの黒カウルに交換したのですが、当時ここだけ手に入らず、シルバーを自家塗装したものでした。

成型時のヒケた窪みなどもパテ埋めして均したので純正より曲線が綺麗に出ているのが自慢でしたが、クリアがいけないのか、最近バキバキにクラックが入ってきていました。

そこそこ綺麗なものを入手し、塗装仕上げコンパウンドで磨いてかなり綺麗にはなりましたが、逆に残ったキズが気になります。

まぁ装着してしまうと特に分からないのでヨシとします。

LEDのライセンスプレートランプとブレーキランプを入れ替えて点灯することを確認したらテールカウルに組み付けます。

今回もカウルの裏など普段手が入らない場所にもワックス掛けしておきます。
3
前回フィッティングしたカーボンリアインナーフェンダーは取り付け穴が少しズレていたので全ての穴でボルト止め出来るように修正しました。

これはチェーンガードも一体になっていますので四箇所止めになります。
4
地味な作業に時間を取られましたが日没まで僅かに時間があったので走行テストをしてみました。

ガソリンコックを開き、ガソリンの漏洩が無いか慎重に確認後、問題が見つからなかったのでエンジンを掛けます。

今回もやはり一発では掛からず、チョークを引いて掛けましたが、直後は安定しませんでしたので排気温度が安定するまで暖機しました。

走り始めると低回転が少し気難しい印象を受けました。

しかしアイドリングは1300rpmと低めでしたがエンストはしませんでした。

また5000rpm前後でガサツな回り方をしていたのが解消されているようでした。

これはプラグ交換直後は大丈夫でも不調になってくるとここらへんの回転域でモタつくので現状では調子が良いと言えるでしょう。

上は11000rpmまで回してみましたが特にパワフルになったという印象は受けませんでした。

かといって力が無いという事はなく、むしろトップエンドに到達するまでが早くなっているように感じます。

これは中間域でのモタつきがなくなり、8000rpmからのドッカン補正がなくなっている事と関係しているように思います。

3速4速で引っ張った時に伸びていってくれれば今回のキャブオーバーホールは大正解だったと言えるでしょうけど、近所をグルグルした程度では分かりかねる部分です。

30分程度の走行でしたが、冷間時の始動性が悪くなった以外はトラブルらしいトラブルはありませんでした。

もっとも、始動性もチョークを引けばすぐに掛かるので、むしろこれまでが空燃比が濃い方へ狂っていたのかもしれません。

また、前回エンジンを掛けた時は走行せずにそのままエンジンを止めたため、プラグが綺麗に燃焼しきらないままだったとも考えられます。

とにかく問題ない個体ではキック一発で掛かるのが当たり前ですから、ちょっと様子をみたいところです。

走行後のプラグが右バンクが電極付近が白くなっている少し焼け過ぎ状態で、左バンクが焼け気味、といったところでした。

これまで不調だったこの個体でここまで綺麗に燃焼した事はありませんでしたからこれはキャブレターオーバーホールの効果でしょう。

現在はカブり対策としてプラグの熱価を下げていますので、ちょっと焼けているのかもしれませんが、車と一緒にノロノロ走った割にはカリカリになっています。

キャブレターが正しく機能していると仮定すると、他に空燃比に影響する要素としては、社外レースチャンバーを付け、エアフィルターも社外の透過率の高いものに換えていますのでこれらは薄くなる要素。そしてキャブのメインジェットを二番手大きくしていますのでこれは濃くなる要素という事になります。

一度プラグを標準の番手に戻してみて焼け具合がどのように変化するか観察してからセッティングを進めていく方が良いでしょう。

といってもメインジェットも繋がった番手ではあと一番手しか大きく出来ないのと、今日は低中回転が殆どだったことからして、ジェットニードルあたりを濃い居方に弄ってみる方がいいかもしれません。

タイヤの温まりも早いようなのでパワーバンドでは十分パワーは出ていると思います。
5
オイルが滲み始めたフロントフォークも近距離ならなんとかもってくれるようです。
距離と言うよりは時間でどんどん滲んでくる感じです。

ただ、自然治癒はありえませんので修理しかありません。

普通にシールやオイル交換なら数万円といったところですが、インンナーチューブに点錆があるこの個体では通常のオーバーホールをしても再発する事を考えて、今回は予備で入手してあったジャンクのフロントフォークをオーバーホールに出してあります。

通常のオーバーホールメニューに加え、定番のアウターチューブへのカシマコート、インナーチューブは同等の社外品にリプレイスしてDLCコーティング、低フリクションのシールへ交換、フォークスプリングを新造してさらにリバルビングと、あとはブラケットや調整ツマミのリフレッシュになります。

さすがにここまでやるとオーリンズも視野に入ってくるくらいの金額になってしまうのですが、専用品が出ておらず汎用品では取り付けにトップブリッジなどの加工が必要となるため、取り付け工賃でもう1セット換えるくらい吹っかけられてしまうので、ポン付け出来る純正品を最大限活用したところです。

ただ、自転車のでも問題になっているようですがマルゾッキのチューブは材質の問題かカシマコートが綺麗に発色しない事があるそうで、どんな色になって来るかは出来てからのお楽しみ、といったところ。

GWが繁忙期とは知らずに出したのでまだまだ時間が掛かりそうですが、梅雨前には入れられるかな?

こうなると来シーズンを予定していた新タイヤも前倒しして入れてしまいたくなります。

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