RS250 ラジエーターホース交換　Samcoシリコンラジエターホースキット

4257km

初期化の一環としてラジエーターホースを交換しました。

ヘッド交換でも触れましたが、ラジエーターホースのホースバンドが車輌製造時からのものと思しき箇所があるため、さすがに20年モノというのも不安なので新調しました。

Samcoのシリコンラジエターホース車種専用キットです。

シリンダー～ラジエーター間のホースバンドはガンマ用や汎用のものに取り替えられているのでこの部分はひょっとしたらホースも換えられている可能性はありますが、それにしてはクーラントが漏れた痕跡があります。

シリコンホースなら密着性が高まって簡単には漏れないと思います。

いずれにしてもウチに来てからも５、６年経つわけですし、この際ですから換えてしまいましょう。

カラーは当然のようにブルー。

冷却系にレッドは無いだろうと思うのですが、最近はファイヤーパターンとかもオーダーできるようです。

それにしても外人、字が下手だな。
インヴォイスが手書きだとミミズがのたくったような筆記体で中身を知ってても読めない事があります。

今回は日本の輸入業者さんから買ったのでそういうお悩みもありませんでした。

納期は一ヵ月半って言ってたんですが半月で来ました。

で、昨日はシリンダーヘッドを交換したのでその際、ホースバンドなどは外してあります。

ラジエーターも外してホースを外しやすくします。

しかし右バンク横のホースが圧着されてホースバンドを緩めても外れません。

他はホースを捻るようにすればパコっと外せるのですが、ここは三又になっているので抜けません。

結局、三又ホースを構成しているものを各ピースに分けて、最後の最後に捻ったり引っ張ったり押したりして抜くことが出来ました。

専用キットなのでほぼそのまま取り付けることが出来ます。

３ピースの三又は１ピースになっていました。

このため事前に用意していたガンマ用のホースバンドがけっこう余りました（笑

スズキのガンマ純正部品は全部で四種類の品番がありましたが、モノは大、中の二種類でそれぞれ同じものになっていました。

ガンマのＳＭには取り付け口の段差後ろ２ｍｍを締めるようにとありますので口の部分を潰さないようにして締めていきます。

左バンクのサーモスタット～シリンダーヘッド間だけは若干長いようで屈曲がきつくなるようでしたので両端を１センチ未満切り詰めて調整しました。

新刃のカッターナイフならサクサク切れます。
切り過ぎに注意しながら切り取りました。

ホースを外す時に取り外したパーツを戻して完了です。

しかし苦労して取り付けた割には、完全にカウルに隠れてしまいます。

少しガンマっぽい？青いから（笑

クーラントを入れます。車体をゆすってだいぶエア抜きしましたがサーモスタットが開くとさらに減るはずなのでリザーブタンクに少し多めにクーラントを入れます。

別件で外していたキャブレターを戻してとりあえずエンジン始動。

駆動系の取り付けがまだのため走行できませんが近所が夕飯時なのでサーモスタットが作動するところまで暖機するのは近所迷惑と思い、漏れが無い事だけを確認して終了としました。

完全復活まであと二歩くらい（笑