RS250 PIRELLI DIABLO ROSSO CORSA
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
4257km
リペアしたホイールにタイヤを履かせました。
PIRELLI DIABLO ROSSO CORSAです。
DUCATIで自分と相性が良かったように感じたディアブロの現行製品でレースとスポーツの中間くらいの位置づけのようです。
これまでMICHELINを履いてきましたが、どうも自分には合わないような気がします。
もっとも、今回は指定サイズよりオーバーサイズになりますので弊害もあろうかと思います。
タイヤ組み付け作業をお願いする前にベアリングを打ち込んでおきます。
2
今回は世田谷のスピード・スターさんにお願いしました。
車からホイールを降ろして駐車スペースに回してるあいだにリアが組みあがってるほど手際よくて感心しましたが、もっと驚いたのはバランス取りのウェイトが少ないことです。
リアで20g、フロントに至っては誤差5g未満という事でウェイト調整なしになりました。
ここらへんはタイヤの真円度にもよるのですが、やはり専門ショップだけにタイヤの軽め点とホイールのバルブを合わせる以外にもノウハウがあるのでしょう。
ちなみに同じホイールで某バイク用品量販店で組んだ時には30gと40gのウェイトが付けられました。
まぁその時とはタイヤのメーカーも違うのですが。
3
持ち帰り、早速バイクに組み付けです。
今のスペアのホイールと入れ替えるだけですが、ついで作業としてメンテナンスからあがってきたリアのモノショックも入れ替えてしまいます。
作業はフロントフォークのオーバーホール&カスタムチューニングをお願いしたテクニクスさん。
新社屋になってから、納期が早くなった様な気がします。
しかしケースに分解時に開けたと思しきホールと底付き防止のバンプラバーが取り付けられているのですが、オーダーと違うのですが、これでいいのか問い合わせてみたのですが、休日のため回答は週明けを待つことになります。
これも現在のスペアサスと入れ替えです。
4
タイヤを組み付ける前にドリブンスプロケを取り付けます。
AFAMの44丁ハードアルマイトで地味になりそうだったので、取り付けボルト類と駆動チェーンはゴールドにしてみました。
ドライブスプロケはサイズが合いそうなサンスターの15丁。これで交換前と近いギア比になるはずです。
ドライブスプロケのシャフトは清掃後、グリアスアップしておきます。
先代RS250を購入したレッドバロンにはヤマハオートセンター時代からゴッドハンドと言われた工場長にお世話になっていて、スプロケ交換時にこういう所も時々グリスアップしてやってください、と言われました。
その時はメンテ以外はお任せ主義だったのでふ~ん、という感じで聞いていたのですが、実際に自分で弄るようになるとその理由も自ずと分かってきます。
この部分を全くメンテしていないシャフトは磨り減りで痩せてしまいガタガタになってしまいます。
こうなるとシャフト交換になってしまいますので工賃もかなりかかるでしょう。
ウチのは多少のガタつきは認められますが、純正スプロケの方が減っていたようで交換後はガタが少なくなりました。
奥、手前でスプロケを挟むスナップリングも交換します。
専用のスナップリングプライヤーがあれば脱着は容易ですが、他の工具でやるとなかなかうまく行かない箇所です。
5
調子に乗ってチェーンも掛けてしまいます。
交換が自分でできるのでネットで最安値のものを取り寄せ、工賃も掛からないので寿命を最重視する必要性はあまりありません。
という事で低フリクションを優先してRKのVG520FW-R-110Lにしました。
しかしアジャスターを最短にしても一コマ分届きません!
ギア比だけ考えてチェーン長は気にしていませんでした。
スプロケは入手可能な組み合わせだとこれ以外の組み合わせでは現状から大きくかけ離れてしまうため、チェーンのコマを一つ購入して延長するしかないでしょう。
そういうの、売ってるのかな?
6
日暮れも近づき、借りているレンタカーの返却時間も迫ってきた事から作業はここまでとし、元に戻しました。
外したパーツを戻してシートに座ってみると、リアショックのコシが復活してちょっと硬いかな、というくらいでした。
ここら辺は走れるようになったらフロント側と併せてセッティングしていく事になります。
なんにしても、あとやってないのはシリンダーの再メッキ加工くらい、という所まで手を入れてきて走れるまであと1コマという所まで来ました。
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