スープラA70型
先代のセリカXX(A60型)はスポーティーに振ったキャラクターではあったが装備は充実しており、カローラ店での高級車の役割も担っていたため重量が重く、機動性に難があった。
そのため、1960年代の名車トヨタ・2000GTをイメージした、ソアラと共通のプラットフォームを使用し、主力エンジンを2.0Lの1G-EU、1G-GEU、ツインターボ版1G-GTEU、3.0Lターボの7M-GTEU 搭載のA70型「SUPRA」の研究・開発が行われていた。
ソアラとの差別化を図るためグランドツアラーではなく、本格的なスポーツカーを目指し、50偏平のスープラ専用タイヤの採用やセリカXX(A60型)と比べて50%以上強化されたボディとシャシー、54:46という重量配分など細部にわたって徹底された。
特にボディやシャシー、足回りについてはヨーロッパレベルを意識した開発が行われ、アウトバーンでの高速走行試験なども行われた。
ちなみに4輪ダブルウィッシュボーン式サスペンションの採用は、2000GT以来のことである。
1980年代後半から第一次パワー戦争初期は、1989年に自動車各社が申し合わせによって、国産車の最高出力を280馬力までとしてきた自主規制となったため本機が主力となった。
グループB廃止後、1987年にST165型セリカがWRCホモロゲーション取得クリアできず1987年に限ってスープラでWRCグループAに参戦。前期型の7M-GTEU搭載モデルを使用し最高出力は410psを発揮したがラリーに参戦することを前提とした車ではなく1勝もできずに終わる。
スープラ・ターボA
スープラA70型 をベースとして、スープラA70型のデジタルメーターを完全に廃し、ワイドボディ化されたグループAホモロゲーション取得高機動型。
外装はフロントバンパーセンター部の3連ダクトにワイドボディ化された以外、ほぼ同じ形状、7M-GTEに専用開発のターボAタービン(CT26型ベース)やインタークーラーも大型の物が装着されるなどの内部構造は大幅な設計変更が加えられており、500台限定車となっている。
240PSから270PSと大幅に向上した推力に比例してブレーキの消耗が激しく、制動装置に問題を抱えていた。
このため扱い難い車体となってしまったが、それに見合う性能の高さからユーザーの間でターボAタービンを他車種(ソアラMZ20/21、スープラMA70量産型)に流用するチューニングがあまりにも人気は高く、通常純正部品をディーラーで購入する希望が殺到した。
1985年、全日本ツーリングカー選手権1987年、第4戦、菅生戦役に参加した本機は「ダンロップ・サード・スープラ・ミノルタ・スープラ・ターボ」としている。
当のグループAでは、デビューウィンこそ飾ったもののその後はスカイラインGT-Rなどを前にして苦戦したため、1990年に撤退。
JZA70
A70型をベースに開発された。スープラA70型としては最終型に当たり、
M型3Lターボモデルが消滅したのを機に、新開発の2.5Lツインターボモデルを投入し、最高出力280psを達成した、JZX81・JZX90マークII系JZZ30ソアラの試作機と言われている機体、外観はそれまでのスープラA70型から大きく変わりない。
エンジン出力の向上を図るため、1JZ-GTE型エンジン搭載となった、
JZX81・JZX90マークII系JZZ30ソアラ系の物と違いサブスロットルがない機械式スロットルであった。
なお、本エンジン(1JZ-GTE型)はその後長きにわたりトヨタのスポーティーモデルに幅広く搭載されることとなる。
boro号は2.5 GTツインターボ ワイドボディ。E-JZA70
運転席パワーシート、オプション装備のサンルーフに4AT搭載と
ラグジュアリー志向優先のトヨタらしい仕様である。
車両総重量は1825(kg)と2tに迫る重量が有る。
この機体は走行18万キロオーバーの解体予定だったが
サルベージし、延命使用中(。・`ω´・)y─┛。