
先週のもろまえ走行会での「とらQさん」のロガーデータを
公開しちゃいます。
←この位置に居られればOK!
とらQさんのスイスポはシートとベルト以外はノーマルという仕様です。
まずは1ヒート目のベストタイム=54”310のデータです。
(Lap+の計測値です。サーキットの公式記録ではありません。)
↓ライン
↓車速グラフ(上)と前後Gグラフ(下、0より上が加速G、下が減速G)
1ヒート目の生の走りとデータを見て気になったのは以下。。。
A:1コーナーへのブレーキが甘い。(明らかに2度踏み。)
B:フェニックス立ち上がりで一瞬加速していない。
C:B.S.E手前でちょっとだけ左に曲げている。
D:最終コーナー立ち上がりが苦しそう。
ちなみに、クラブハウス前で見ていたので、定常円前後は見えませんでした。
ここで、とらQさんと会話・・・
と「ドラボジが低すぎてコースが見えませんでした。シートを上げたらよくなった。」
え「ドラポジは大事だよ。。ところで、ブレーキやアクセルを躊躇しているところがあるけど・・・。」
と「コーナー立ち上がりはホイールスピンします。」
え「ホイールスピンを感じたらアクセルを抜くんじゃなくてホールドしましょう。」
え「1コーナーのアプローチはピットロードに入っちゃえ~。」
え「フェニックスの立ち上がりと最終の立ち上がりは外側の縁石を最後まで使いましょう。」
みたいな話をしたと思います。
最終的に4ヒート目に出た当日のベストタイム=51”986と比較してみましょう。
(Lap+の計測値です。サーキットの公式記録ではありません。)
赤線=54”310 青線=51”986
↓ライン
↓車速グラフ(上)と前後Gグラフ(下)≪セクター1≫
①1コーナーへのアプローチでアウト側から入れている。
②その結果、ボトムスピードが高く立ち上がりのアクセルONも早い。
↓車速グラフ(上)と前後Gグラフ(下)≪セクター2≫
③キリックス手前の右コーナーのラインが緩くなっている。
④キリックスへのブレーキが強く掛けられている。
↓車速グラフ(上)と前後Gグラフ(下)≪セクター3≫
⑤ホイールスピン発生個所のアクセルワークがうまくいっている。
⑥立ち上がりを緩く取ることと、⑤が相まって加速開始が早い。
↓車速グラフ(上)と前後Gグラフ(下)≪セクター4≫
⑦C部で左に曲げなくなったのでブレーキングポイントが奥になっている。
⑧まっすぐブレーキングできるので、強く掛けられる。
↓車速グラフ(上)と前後Gグラフ(下)≪セクター5≫
⑨最終コーナーの立ち上がりでちょっとだけ加速が良いです。
↓最後に、各区間タイムの比較表。
走り方を変えるだけで(お金かかりません)2秒以上タイムを短縮できました。
あと、慣れてくれば(=恐怖心が減れば)キリックス前の右(③部)は全開で行けますよ!!!
(その後の左側の縁石(④部)をうまく使って。。。)
とらQさん、当日はお疲れ様でした。
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走行会 | 日記
Posted at
2014/10/12 20:54:44