'11 F1日本GP　鈴鹿④

前ページより続く・・・・
決勝、周りのクルマに合わせてか、オプションタイヤでのスタートを選択。タイヤがかなり厳しいと思われた鈴鹿では、クルマ的に最適な作戦かどうかの疑問は残りました。
　そしてスタート。7番手グリッドからスタートした可夢偉選手ですが、いきなりストール・・・12番手まで落ちてしまいます。
　

その後徐々に順位を上げ、SC導入時にプライムタイヤを装着。ポイント圏8位でのフィニッシュが見えてきていたのですが・・・

約25周のロングスティントにはさすがのプライムタイヤも耐えられず・・・残り5周あたりで4台に抜かれて13位に終わりました。

　タイヤ選択さえ上手くいけば、スタートで出遅れていたとしてもポイント獲得は確実だったはず・・・作戦をなんとかしないといけないです。

とはいえ、予選までの見所を作ったのは、さすがでしたね。

13位　マルドナルド
ウィリアムス辛そうです。

16位　ブルーノ・セナ
このカラーリングとヘルメットの組み合わせは、'84年のJPSロータス・ルノーを思い起こしますよね。
　安定感が出てくると、来年も走るかもしれません。

18位　ルーベンス・バリチェロ
ベテラン中のベテラン。その真面目な仕事ぶりには定評があります。
しかし、来年はライコネンと交代との噂があります・・・勤務態度は正反対のはずですが・・・
　ウィリアムスはチーフエンジニアのサム・マイケルも抜けるはすなんですが、この名門チーム大丈夫なんでしょうか？心配です。

ヤルノ・トゥルーリ
トヨタ時代が長かったトゥルーリも大の日本好き。ヘルメットに日の丸の日本列島を大写しで書いてくれました。

　ロータスは初めて周回遅れにならずに済んだレースでした。

そして今回のヒーローは、実はバーニーエクレｽトン氏かも・・・（写真中央）
東北の被災者なんと３０００人をご招待。ホテル代宿泊費も払ったなんて、気前の良さもさすがです。本人来ませんでしたけど・・・
更に小林選手（下右）は60名の被災者を招待し、その中には福島のコーラス部含まれていて、決勝前の君が代を歌いました。
　やはり鈴鹿は可夢偉のGPでした。