新型後方同時撮影の、CSD-690FHRに交換したので、この機器はメインカー(ラフェスタ)に載せ換えました。
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あれ?セパレート型ドライブレコーダーは?
2016年12月中旬に、3種ドライブレコーダーの新機種発表。しかし、従来の一体型に戻っている。
たしかにセパレート型の場合、カメラ自体は超小型ですが、配線が増える上、モニター設置場所も必要で、あまり売れなかったのかも?自身もセパレート型には触手が動きませんでした。
今回の新機種は3機種とも一体型。新機能としてナイトビジョンが搭載。さらにHDRに加え、ユピテルのDRY-AS400WGcとDRY-AS410WGcにも搭載されている、安全運転支援機能も新搭載(要レーダーとの相互通信)。
このCSD-600FHRは、CSD-500FHRの後継機になりますが、液晶が付かないコンパクトで、視界確保とレーダーとの相互通信が売り。ボイスアシストで単体でも使用できますが、購入される方のほとんどはレーダーとの相互通信をされる事と思います。
相互通信にはGDO-06、07、16が必要ですが、CSD-500FHRを使われていた方はそのまま流用できます。
※液晶一体型のCSD-660FHとCSD-670FHは、相互通信できません。別売りコードGDO-11・12を使用すれば、繋げる事はできますが、レーダーからのGPSデーター獲得やレーダーリモコンでの操作はできず、ドライブレコーダーからの映像獲得とレーダーからの電源供給のみとなります。
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さて、当初12月発売予定が1月下旬に延期され、それより先に新型レーダーAR-W61GR等が先に発売。やっとの事で手元に届き早速検証。
●ナイトビジョン
旧型CSD-500FHRと比べると一目瞭然(写真)。真っ暗な状態では旧型では電気の点いている部分がうっすらと判る程度ですが、新型CSD-600FHRは形状まではっきりと見える。この差は大きいのでは?PR映像通り、暗い部分もはっきりと判るので、頻繁に夜間走行される方には、何かあった際に重要な手掛かりになるのでは?
但しネオン街での走行や、対向車のライトなどを浴びると旧型との差はほとんどありません。また夜景をきれいに撮りたい場合に、この機能は余計かも。その際はOFFにもできます。
●安全運転支援機能(写真、要レーダーとの相互通信)
発進や、車間距離不保持、センターラインはみ出しなどの際に、警告をしてくれる機能ですが、結構大きな音なのでこれはいい。発進や、車間距離不保持の警告は、黄色枠に黒文字で警告音と共に画面に表示(写真)、センターラインはみ出しはピピピッと警告音と共に赤の▶が点滅。これは画面を小さくしていても表示されます。
ただ発進を促す警告音は、時々信号待ちや駐車場で停車中に自車の前を別の車が通過すると鳴る事があり。またセンターラインはみ出しのアラームも、高速では普通に走っていても頻繁に鳴る事が多く(ラインが多いせいか?)やかましい。この辺は使ってみてウルサイなら、OFFにした方がいいかもしれません。
●microSDカードのフォーマット不要
今までの機種は時々microSDが不具合を起こし、週に1度(セルスター推奨)はフォーマットが必要でしたが、この機種はセルスター独自のファイルシステムを取り入れており、断片化をなくしてエラー発生をなくしている為、フォーマットが不要。但し、市販のSDを使う場合は最初にフォーマットが必要になります。
とはいえ、microSDにも寿命があり、全くフォーマットしないわけにもいかないと思います。また通販などで32GBで1000円位の海外製の安いSDを使用した場合などは難しいのでは。
それ以外でも、前機種からの新機能トンネルから出た際の光とびを抑えるHDR、OBDを繋いでいれば速度データーはそこから獲得なども付いており、CSD-500FHRをお持ちの方にも買い替えはオススメできます。
■重要!!SDカードのメンテナンス
このドライブレコーダーにはエラーチェック機能が付いているので、定期的なSDカードのフォーマットは必要ないと書かれておりますが、実際には録画されていない可能性があります。
購入時に付属されているSDカードやセルスターが推奨販売しているSDカードを使っているなら、比較的安心なのですが、問題はそれ以外の場合。記録容量を増やそうと、安くて大容量のカードにしようとネットショッピング等で購入したカードを使おうと考えている方も多いと思います。最近では,32GBは1000円前後、64GBでも2000円前後で買えます。しかしこれらのSDカードの場合、バッタ物の可能性が高く、表示ではClass6~10や、転送速度が20MB/Sとか書いてあっても、実際にはその要件を満たしていない事が多いのです。なので録画途中でエラーを起こし録画されていない事もザラ。また耐久性がなく、高温場所に長時間放置してダメになったり、書き換えも数百回でダメになる事も。
原因はセル(カードの心臓部)が粗悪品なのと、購入時の表示はいくらでもイイ事が書けるので、それに騙されてしまった事。
なので、付属品やセルスター推奨品以外を使う場合は、高くてもちゃんとした販売店(ヨドバシなど)で録画条件を満たしたメーカー品(サンディスク等)を購入する事をオススメいたします。やむを得ず、臨時のSDカードを使う場合は1週間に1回はフォーマットを忘れずに。
とはいえ付属品やセルスター推奨品でも寿命はあります。毎日乗るのでしたら1~2年とみて、フォーマットをしてもエラーが頻発するようでしたら寿命なので買い替えを。
国民生活センターが8月2日に発表した報告書によると、2013年度以降にドライブレコーダー関連の相談が444件寄せられたうち、88件が映像が残っていなかったという相談だったそうです。原因の大半はSDカード。バッタもののカードを使ったり、メンテナンスを怠ると肝心な時に役に立たなくなります。
【総評】視界を妨げず操作しやすい相互通信に加え、HDRやナイトビジョンや安全運転支援機能も付いた画期的なドライブレコーダー。現在販売されているドライブレコーダーの中では最高峰と思います。これにオプションの駐車録画も加えれば、鬼に金棒。
【満足している点】新機能はどれをとっても便利。特にナイトビジョンは暗がりでも姿がかなりはっきりと見えるので、夜の運転には欠かせません。
【不満な点】現状は特になし。
定価 | オープンプライス |
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購入価格 | 23,600 円 |
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入手ルート | ネットショッピング(Yahoo!ショッピング) ※ハブールYahoo!ショップ(閉店) |
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CELLSTAR CSD-600FHR
パーツレビュー件数:436件
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