B/220724 プラグコード(センター)交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
エンジンが掛からなくなった(汗)
これまでも暑い夏は渋滞にはまるとエンストしそうになり、アクセルを煽ってしのいでいた。このような状態でエンジンを切っても(キーオフにしても)直ぐには停止しない。エンジンは馬みたいにブルルンブルルンと息継ぎしながら数秒間回り続けてから停止する。空吹かししてからキーオフでも同様。酷い時はキーオフにしても普通にエンジンが回っていたこともあった。このような状態の後は暫くはエンジンの掛かりが悪くなる。真夏は普通に走っていてもエンジンを切った後は熱がこもり中々エンジンが始動できない。春、秋、冬、夜間や快調に走っている時は全く問題がないため、放置状態です。
今回エンジンが全く掛からなかったので、ついに末期症状がきたと思いましたが、別の原因でした。
今回は暑い日中に近所を走って帰ってきたため、上記症状の確認のため30分後にエンジンを掛けてみたところ全く掛からなかったというものです。
ついさっきまで普通に走っていたのに?
2
先ずはプラグがかぶっていないか確認したが4本とも問題なさそう。念のためプラグにブレーキクリーナーをたっぷり吹きかけ清掃してから戻した。
でもエンジンは掛からない。
ブルッともブロロとも言わない。プラグコードのリークも疑ったが4本とも同時にリークするとは思えない。
3
何度もスターターを回しているうちにバッテリーも弱ってきた。
車外に出て、バッテリーに充電器を繋ぎ、そのままエンジンを眺めながらスターターを回すと、ジィジィ、バチバチと音がする。見てみると火花がコイルのキャップ部分から近くのエアコンの管、コイルのマイナス端子、プラス端子、コイルの縁に飛んでいた。
バリバリリークしていました。
4
センターコードを外して点検。
5
黒いキャップ部分はひび割れも穴もなし。リークで焦げた後もなく、目視での異常は分からなかった。
6
キャップの内側も芯も特に問題があるようには見えなかった。
デスビ側のキャップとも見比べたが、全く同じ。問題は感じられない。
コイルのプラス端子側にもリークしていたので、コイルがダメになったかなと思いつつ、手持ちのセンターコード(赤)に交換してみた。
7
一旦取り付けたが、コードが長くて取り付けた向きが気に入らなかったので、引っこ抜いたら、キャップの青いゴム(シリコン)の部分が中の芯(電極)が飛び出るほど裂けてしまった(滝汗)
黄色のビニルテープをぐるぐる巻いて補修し、今度は、ちゃんとキャップ内側にグリースを吹きかけてから嵌め込んだ。
8
スターターモーターを回すと、問題なくエンジンが掛かりました(^o^)
これまでノロジーのホットワイヤーで3番のプラグキャップの先端からリークしたことがありましたが、センターコードのリークは初めてです。
車内からでは火花は見えないしバチバチ音もスターターの音でかき消されて聞こえませんでした。今回は直ぐに発見できて良かったです。
キャップを裂いてしまったことはショックですが、これも経験です。
でもこれまで快調だったのに、30分のエンジン停止をはさんで急にリークが起きたのが謎です。
ボンネット内の温度が高かったことは間違いありません。その為湿度も上がっていたかもしれません。けど目視したアークはコイルからだったせいか半端なかったです。
ノロジーの時は3番コードでしたのでデスビから電流が周期的に送られるためリークしたアークも周期的に発生してました。今回のリークはコイルからで常にコイルの四方のどこかにアークが落ちている状態でした。
リークはゴムキャップの周りからでしたので、コイル先端の中心にある電極→コイル先端の筒→コードのゴムキャップを経て放電したことになります。コイル側の放電の凄さを感じるとともに、電気は抵抗の少ないコードを流れずに何故こんなとこからリークするのか謎が深まりました。感想です。
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