• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

安藤二七美の"生涯ホンダ党" [ホンダ アクティトラック]

整備手帳

作業日:2023年3月1日

もしも旅先でオーバーヒートしちゃったら 3(HA4型アクティ)

他の整備手帳を見る 他の整備手帳を見る

目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 12時間以上
1
福岡県で引き取ったHA4型アクティトラックで東京に向かう途中というか、出発して5分か10分ですぐにオーバーヒートしちゃった話の続き。
===
水温計の針が上がるたびに道端に停めて、インマニのエア抜きバルブから大量のエアを噴出させたり、冷却水を補充したり。
これを延々とくり返しながら、北九州市でヤフオクの大型部品を手渡しで受け取ったり、長崎県長与町の炭火焼肉あおいでさくらユッケと黒毛和牛の梅タンと赤牛を楽しんだり、久留米織のマスクとハンチング帽の追加注文等々で立ち寄ったり。
大分県では気になってる別の軽トラックの下見をさせてもらったり、愛媛県ではオートバックスでオイル交換してもらったり。
その愛媛県では、オートバックスやホームセンターの他に、私たちDIY素人の味方アストロプロダクツ(通称アストロ)という格安工具の全国チェーンのお店も見つけることができました。
これによって、オーバーヒート対策を大幅に強化できたので、ご紹介。
(こんな珍道中を書き残して、誰の役に立つのか、わからんけど)
===
1枚目は、インマニのエア抜きバルブ2ヶ所(エンジン側の水路の最上部)に透明の耐熱チューブを挿して、黒い耐熱タイラップ(別名インシュロック、または配線バンドとも)でキュッと縛って、留めたところ。
===
【1】減っていた冷却水を補充しても、オーバーヒートは解決しなかった。
【2】エンジン側の最上部からエア抜きしてもエア抜きしても、ちっとも収まってこなくて、相変わらず大量のエアを噴出し続ける
クルマが好きな人ならもう察しがついてるだろうけど……
これはもう明らかに、ヘッドガスケットが抜けた状態ですよね。
(排気ガスが冷却水にも混さって来てる)
つまり、走れば走るほど、エンジンを回し続けている限りはずっと、冷却水に大量のエアが混入し続ける。
それならば、エア抜きバルブはゆるめっぱなしにして、どんどんエアを吹き出させたほうがいい。
だけど、そうするとエアだけでなく、冷却水も大量に噴出し続けてしまって、あっという間にエンジン内部を循環する冷却水が無くなってしまう。
2
そこで、エア抜きバルブ2ヶ所から噴出し続けてくる大量のエア(水蒸気)と冷却水を、ジョッキボトルで受け取ってやろう、と考えました。
===
もうちょっと無駄に、具体的に書いておくと……
大量に噴き上げていたエアが落ち着いてきたら、ジョッキボトルも空っぽにして、再スタート。
3
やがて、また水温計が上がってきます。
4
この状態ですぐに停めてポリジョッキを見ると、約1リットル。
ちなみに、この当時のこの型のアクティトラックの、冷却水の総量は約6リットルです。
5
それから、助手席側の車体側面、バッテリー脇のリザータンクも、MAXラインから上に約0.5リットル。
6
リザーブタンクの冷却水は、注射器みたいな通称シリンジで吸い取ればOK。
7
あまりにも頻回なので、グローブボックス下の内装は取り外したまま。
ラジエーターキャップがすぐ目に見えて、簡単に手が届く状態で走り続けました。
8
リザーブタンクから吸い取った約0.5リットルは、シリンジで戻してやる。
エア抜きバルブから回収した約1リットルは、ポリジョッキごとここに注ぎ込んでやる。
(熱湯注意)
9
水温計が上がってきてすぐに停めれば、約1リットル。
だけど、簡単には停車できないバイパスなんかでちょっとがんばると、2リットルのポリジョッキはすぐにあふれる手前ぎりぎりまで行っちゃいます。
冷却水の総量が6リットルで、リザーブタンクに0.5リットルで、ポリジョッキに2リットルということは、エンジンの中には……
(考えただけでも恐ろしい)
(水温計が上がってきたら、すぐに停まりましょう)
10
そんなわけで、福岡で引き取ってすぐにオーバーヒートしたHA4型アクティトラックで、山梨県まで帰ってきました。
(福岡から北九州までの軌跡が残ってないけど)
山梨県には積載車3号を停めてあるので、ここからは積載車の荷台で移動です。
(……って、あんなに苦労したのに、文字にするとこれだけかぁ)

イイね!0件




関連コンテンツ

関連整備ピックアップ

軽四 ETC 外していた物 取り付け。

難易度:

ウォーターバイパスパイプ交換&スロットルボデー清掃他

難易度:

タイヤ交換(パンク)

難易度:

片側だけ…(´•ω•`; )。

難易度:

ハニカムグリル化

難易度:

リアタイヤ 泥除けに 反射板 取り付け。

難易度:

関連リンク

この記事へのコメント

コメントはありません。

プロフィール

「[ハイタッチ!drive] ハイタッチ!drive
2024.3/23土 5:30~
944km 23時間14分
【積載車3号】能登半島→栃木県→能登半島への20台目(災害派遣)
5ハイタッチ」
何シテル?   03/24 07:20
安藤二七三と書いて、あんどう・つなみ。由来は、東北地方太平洋沖地震「&津波」。 「私とクルマ、どっちを……」と聞かれれば、迷わずクルマを選ぶタイプ。 F1が大好...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

リンク・クリップ

ステンメッシュブレーキホースの作製! 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/01/23 15:40:22
DIYエンジンオーバーホールに挑戦!(その7) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/01/15 19:46:06
エンジン・オーバーホール⑤クランク・ピストン・メタルなど取り外し 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/01/05 12:36:13

愛車一覧

ホンダ インサイト 初代 インサイト (ホンダ インサイト)
初代ZE1型インサイト、今年2022年6月の「初期・黒」に続いて、今度は「初期・銀」を落 ...
スズキ ツイン 赤 ツイン (スズキ ツイン)
今回たて続けに落札したEC22S型ツインの2台目は赤。 2022年6月5日に引き取って東 ...
ホンダ インサイト 初代 インサイト (ホンダ インサイト)
詳しいことは書けないけど、運転できなくなった女医さんの、遠方での診療の運転手をやらされる ...
ホンダ アクティトラック 丸目 アクティ (ホンダ アクティトラック)
東日本大震災の時に、現地で手放して以来、11年ぶりに買い直し@2022年6月7日 本田宗 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation