
M3を法定点検に出した際、代車を用意してくれた。
それが、218d アクティブツアラー。
今まで機会がなく、乗ったことがなかったが、BMWがつくるFFには興味があった。
用意してくれたのは、まだ走行が140kmそこそこのド新車。
以下、乗った感想を適当に。
<エンジン>
実はこのディーゼルは過去にX1に乗ったことがあったので、体験済。
今回も同じ印象でした。動き出しが、パワフル。
大パワーのガソリンエンジンに乗った時、時として絶対的な重量は重いのに、軽く感じることがあるけれど、それとは違う感じ。
動き出した後も速度は上がっていくけれども、回転上昇感が乏しい。
逆に疲れず、街中ではすごく楽。
音はアイドリングで窓やドアを開けると、見紛うないディーゼル音がするが、気に障ることはなかった。
以前の職場の先輩が、“アルピナのディーゼルは例外的に回るらしいぜ”って言ってたのを思い出し、興味がわいた。
<足、ハンドリング>
足は車格、性格からはベストだと思います。車高が高く、もっとロールするかと思ったけど、適度に受け止めてくれます。
妻の運転で後席に乗ったけど、後席はむしろ少し硬く感じるかな。でも、“妻”の運転なので、通常の乗り心地は、よりよいはず…
あとはFFの宿命ですが、ハンドルを切った状態で駆動をかけた時の感触は…やっぱりFFですね。
ブレーキは浅いところはわかりにくいけど、そこさえ超えればリニアでいい感じでした。
停車時に他の車より、ガックンになりやすい感じがしたのは、僕の未熟な運転技術か、ブレーキか。。。
<内装、広さ>
まず右ハンドルなのに、左足のフットレストが十分あることに驚きました。
後席も、前席の下に足を入れることで、小柄短足の僕は足が伸ばせます。
荷室やドアの開口部も十分だと思います。少しシートが高い分、チャイルドシートに押し込むときも屈まなくてよさそうです。
内装の質感は、もともと僕にそれを評価、拘るポイントがないので、多くはかたりませんが、新品のシートは気持ちよかったです。
<装備>
一番驚いたのが、電装系の進化です。
HUD、クルーズコントロール&前車追従装置、NBTナビ。
特に、前車についていく機能は、高速渋滞な度は使い方によっては、すごく楽だと思いました。
極めて優秀な装置で、昨今の時代の流れでは将来的により進化、普及していくと思います。
だけれども、あたりまえだけど運転中は前車だけではなく、前方の信号、バス、路上駐車などいろいろ見ながら、自分のポジションをとるものだと思います。前車のみに追従する装置ではどうしても反応が遅れるし、その装置の作動(割り込まれた時の比較的急な減速など)で、周囲の車に迷惑をかけないか気を使うのが疲れました。
正直、自分で運転している方が楽。
<総評>
間違えなく、いい車です。
コンパクトファミリーカーとして最高の一台だと思います。
ただ、自分のfirst carとしては、物足りなさを感じます。4駆の設定もあるので、7人乗りのグランドツアラー含めて乗ってみたくなりました。
<番外編>
ディーラーが実家に近く、先日実母の前期のF20 118iに乗りました。荷室やら何やら、family carとしてはアクティブツアラーに分がありますが、やっぱりFRの挙動、車高、フロントの入り、size感含め、first carとしても十分かもしれない!と思いました。
運転が楽しいけど、気を使わくて済むパッケージ。一緒にいると楽しいし、こっちがテンション高い時はそれに応えてくれて、そして疲れている時は、優しく受け止めてくれる癒し系。
M3が返ってきたとき、“これだ!”という、フィット感はあるものの、運転に多少のテンションと気合いを要し、点検に出すと請求額にビビる緊張系。
結局、いつも緊張系を選んでしまうんだけど…
嫁も…
Posted at 2018/08/31 12:43:13 | |
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