お約束されたくない窓落ち、右リアウィンドウ

お約束の窓落ちと記載すべきですが、敢えてお約束されたくないとしました。以前にも同じ処の窓が上がらないトラブルがありましたが、今回はレギュレータの破損にて新品への交換になりました。ドアの内装パネルの取り外しはされたことのある方は分かると思いますが、隠しビスやフックかあり、プロでも時間が必要で容易ではありません。
中古部品をヤフオクにて購入してDIYにて交換も考えましたが、リアドアのウィンド用レギュレーターは出品されていませんでした。更に以前にもドアの内側のパネルを取り外しにチャレンジしたことがあり困難な事を知っていました。更にレギュレーターの取り外しには、固定ビスの頭を電気ドリルで壊す作業があるのがわかりDIY躊躇されました。今回は、年度末の時期でディーラーでの修理依頼は持ち込みの診断の予約待ちが4月以降という事で、ご近所のヤナセ販売協力店に依頼する事にしました。画像は、窓落ちした状態の撮影を忘れたので、お店での修理前の窓ガラスが固定された作業前の状態です。

完全な窓落ちが起きる直前に上下の動きが少し引っかかって状態がありました。更に続けると、下がった状態になると、モーターの音に同期してパリパリというプラスチックが破損する様な大きな音が2回程したので、以前に現象を知っていたので、これはレギュレータのプラスチック部品の破損と思いました。リアドアのパネルを外す為に、早速DIYのバイブルとしての参考書のHaynesを参照しました。かなりの数の部品を外さないと内装パネルが外れない事がわかります。更に今回、ドアの凹みの取っ手部品を外すのに特殊な棒状のものが必要な事もわかりました。

この画像が何を意味しているか、わかる方は少ないと思いますが、掲載してみました。これがリアドアの内側の取っ手部品です。ナカスさんのお話では、これも外さないと内装パネルが外れないそうです。右側の出っ張ったプラスチックのフックの爪をドアの内側にて、ヒンジ方向？から可なりの力で長い棒で押し込まないとこの部品は外れないそうですが、実際に自分でしていないので、イメージが湧きません。知恵の輪みたいですね。可なりの頭の体操が出来ないとトラヴィックのドアの内装パネルは外れないことになります。設計者は修理の人の苦労を楽しんでいるとしか思えないです。

ナカスさんにて内装パネルを外したところです。内側のビニールシートは国内部品として欠品だそうです。とりあえず再利用するしかない様ですので、レギュレータの装置後に接着剤を使用して再使用することになりました。

拡大しないとわかりにくいと思いますが、リギュレーターのプラスチック部品が破損しています。ボッシュ製のモーターとのアッセンブリーになつているので、高価な交換部品になります。これをドアに固定している五ヶ所の特殊なビスの頭を電気ドリルで壊して取り出す必要があります。素人では、ドアに傷をつけてしまう可能性があるようです。

取り外された破損したレギュレータです。プラスチック部品の割れがあり、力のかかる部分なので、接着剤を使用による修理は不能と思われました。中古部品では、歯こぼれのあるものが多いそうです。国内では右側後ろはパーツとして残り3個有ったそうです。

新車時のパーツブックに記載されているレギュレータの価格です。わかったことは、この時の6万円弱が、16年経過して8万6千円に値上がりしていることです。前と後ろではもちろん、左右でも異なる品番で、価格も異なる様です。GMのオペルとの共通部品なので、こちらからも取り寄せ可能だそうですが、今回は在庫ありでしたので、スバルから取り寄せました。

近隣の自動車修理店(ヤナセ販売協力店のナカス自動車)にて修理を依頼し、施行して頂きました。請求書と領収書です。私は4時間以上の工賃としての約2万円は、申し訳ないくらい廉価と思います。因みに東京スバルでは、3月中は修理の下見も予約待ちの状態で、来店の予約は4月以降と言われました。結果的に窓ガラス部分を段ボールではめ殺しにした状態に半月もしなくてすみました。