ATF上抜き部分交換 走行距離15万キロ到達後

走行距離は15万キロになりました。オートマミッションの切り替えが悪くなったので、ATFの交換を3万キロ程サボっていたので、そのせいかと思い込んでATFの交換をしました。ところが業者に点検していただき、この原因は、チェンジレバーを制御するワイヤーの伸びによることが分かりました。下手してワイヤーが外れると路上エンコするところでした。これは近くのヤナセ販売協力店のナカス自動車さんにお世話になることにしていますので、新たに追加報告する予定です。

いつもの純正のATFを注文しましたが、値上がりがすごいです確か2200円だったのが、3700円になっていました。全交換なら安価のATFに交換も可能ですが、2リットルのみの交換なので純正品をスバル販売店にて購入しました。調べるとeBayのセカイモンでも購入可能でしたが、送料が高くて高価になります。

以前にも自分が行なっている方法についての記載です。医療用具を組み合わせたシゲバローロ特製キットを用いている画像です。キットはヨード造影剤様高圧チューブ、三方活栓、ロック付き50ml注射器の組み合わせです。しかしながらATFの粘稠度が高く、抜き取りだけでも2時間と、時間かかり過ぎるのでお勧めではありません。広口の注射器とそれに適合するチューブを使用すれば、30分以内で抜き取り出来ると思いますが、電動オイルチェンジャーを使うのが能率的でしょう。しかしながら電動ポンプでは泡立ちがあり、これも良くないとご指摘を頂きました。

いつもの事ですが、2万キロ以上使用したATFの色は、画像の様な不透明に近い褐色になります。理想的には下抜きで、ドレーンフラグに付着したり、沈殿しているATFを除去すべきです。しかしながら部分交換でもある程度の効果はあると思います。暖気運転をしながら、ATFを約2リットルを吸引しました。

熱いお湯にて容器ごと温めた新品のATFを同じシステムを使用して注入しているところです。

ところが、今回は注入に時間がかかり過ぎるので、画像の様な道具を考案しました。適当な漏斗が見つからなかったので、手持ちの使い捨ての広口注射器とプラスチックの漏斗をテープで連結しました。

プラの漏斗を斜め上から見たところです。これを使用すれば、ATFは加温しないでも、そのままでゆっくりと注入できるので便利です。

実際にATFの点検孔に接続し、ガムテープにて固定したところです。ATFを暖気運転しながらゆっくりと注入しますが、シゲバローロシステムよりは遥かに能率的に1リットルを10分以内で注入できました。