洗車好きの皆さんこんにちは。
振り返れば、遅咲きですが、30代で洗車に目覚め、
洗車が日課ならぬ週課となって早20年余りとなりますが、
本当に妄想的で恥ずかしいですが、
洗えばその車の素性が分かると勝手に思っています。
例えば画像の2台ですが、
アテンザは塗装が弱かった印象があります。
飛び石による剥げも多かったし、
研磨剤で磨くといっても、手磨きでしたが、
クリアが結構剥げて、コーティング落としたら本当に艶が出なくなりました。
(まあ、それが嫌で手放したのもありますが・・・)
あと、洗車記録にも書きましたが、拭いてるとドアのゴムモールが外れたり、
テールランプ内にはよくシャンプーの泡が入り込んでました。
また洗車後の水滴がいつまでたっても出てきてましたね。
フロントグリルやサイドミラー、ドア下部など・・・
ドアウィンドウの隙間も多く、黄砂が入り込んで閉めるたびにキュッキュ鳴ってました。
組み立て精度の問題ですかね・・・
またダッシュボードは助手席側にはソフトパッドが奢られているのに、
運転席側は硬いプラスチックのままという貧相さ。
しかし運転してて、軋み音がでたり、挙動が不安定だったりはなかったので、
剛性はしっかり出てましたし、優れたデザイン、直噴エンジン、5速AT、マルチリンクなど
基本部分にはちゃんとお金をかけていたので、
満足度は高かったですし、実際売却額も想像以上でした。
(普段の手入れがいいのでぜひ買いたいと業者に懇願されたのはプチ自慢です)
フォードとの資本提携を解消したころの、新生マツダの黎明期の折の車種だったので、
色々手が回らないことが多かったと思います。
一方のジュークはアテンザとは正反対でしたね。
外観の至る所が曲線で構成されていて、ボリューミーで
洗ってて兎に角所有欲を満たすスタイリングでした。ホント最高でしたね。
全く当て推量ですが、ポルシェとかフェラーリのオーナーってそんな気持ちなんですかね。
内装もイカしてましたし、ハンドルはフェアレディのものと同じもので、
小ぶりで握り心地がよく、優れものだったし
シートも分厚くホールド性がよく、ホントスポーツカーに乗っているようでした。
が、いいとこはそこまでで、とにかく乗っていて車内の異音は凄かった。
ダッシュボードやフロントガラス付け根部分、後席辺りからいつも鳴ってました。
ロードノイズも大きかったし、組付け精度の問題というより、
鼻からそんなとこには頓着せず見たいな構えでした。
これまた勝手な想像ですが、相当開発費を抑えられていたのだと思います。
当時からカリスマ会長の高額報酬は話題になっていましたので、
もっと車への投資を考えないと、ユーザーに見放されるのではと、
ジュークの残念ぶりを見るにつけ思っていたのですが・・・
でも本当に素晴らしいスタイリングでした。
洗車するたびにあれほどウキウキさせらた車もなかったですね。
総括すると、経営体力上やりたくても出来なかったマツダと、
やれるのにしなかった日産という構図がこの二台から見てとれます。
それが、今や水を得たウオのごとくやれる事をドンドンやっているマツダと、
とうとうやりたくても(自分達の思うようには)出来なくなった日産という、
余りにも皮肉な結果になっていると考えるのは穿ち過ぎですかね。
とりとめがなくなりましたが、以上洗車から見る車の素性についてでした。
Posted at 2019/03/12 07:04:10 | |
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