
クルマを買い替えるにあたり、店によって下取り価格がバラバラなので、先に売却した方が予算を組みやすいので売却することにしました(すでに売却済みで、もう居ません)。
12年目の個体ですが所有は10年と6ヶ月でその間に約27000キロ走行しました。少ないなあ。
購入時(2014年3月)
出会いはカーセンサー、グーネットを利用し納得のいく車体を探して3ヶ月が経過した頃に、1年半落ちのこのクルマを見つけ、バス、新幹線を乗り継ぎ名古屋まで現車を見に行き即決。新車保証継続あり(5年経過まで)が決め手でした。本当は白が欲しかったのですが、待てませんでした。
維持費など
購入時すでに4万キロを超えていたので初回車検時に地元のフィアットディーラーで「ラテン系の車ゆえ、5万キロを超えるとタイミングベルトがいつ切れるかわからないので替えた方がいい。ついでにウォーターポンプも替えると工賃が安く済む」と言われ、初回車検で23万円かかりましたが、これより後に同パーツの交換は不要だったので結果的に正解でした。保証継続のためにはディーラーで車検を受けるのが条件ということもありましたが。
よく壊れるとの評価もネットで散見されますが、壊れたといえばステアリングスイッチのボリューム(➖側)と運転席窓のレギュレータくらい。いずれも自分で直したので部品代のみ。エンジン、ミッション、足まわり系は何もありませんでした。エンジンオイルは半年に一度、オイルフィルターは年1回(エンジンオイルとフィルターは自分で交換)、ミッションオイルは3年に1回の交換でした。オイルですが純正のセレニアではなく、初めはエルフ、後にタクミオイル(5W50)を使ってました。いずれも交換したのをすぐ体感できるいいオイルです。
ディーラーへ車検を依頼したのは初回と二回目だけ、あとは近所の町工場へ依頼。二回目の車検は12万円、あとの3回はいずれも8万円台でした(自賠責保険、重量税込み)。
10年半でバッテリーを交換したのは1回で予防整備として交換しました。確か購入して6年目だったと思います。突然死があるとネットに書いてあったので覚悟していましたがありませんでした。
燃費については平均16〜18キロほど。いい時(郊外)は20キロを超えます。悪くても(街乗り時)12キロは下回りませんでした。
総評など
当たりの個体だったのか、先述のとおり故障は少なかったですね。走りも良く、FFの割にはしっかり地面をつかまえていたと思います。車重は1110キロと軽いですが、剛性は高くロールもない、踏み込めば素直に伸びるエンジンです。ノーマルモードはパワーがないので、常にスポーツモードでした。
不満点はポジションランプだけを点灯できないこととヘッドライトウォッシャーが不要、これだけです。
今までで最も長く所有したクルマでした。家族みんなが好きなクルマで思い出も尽きません。良いクルマに出会いました。まだ元気なので、次のオーナーさんを笑顔にしてくれると思います。
ありがとう、アバルト500。595や695よりベースグレードの君が一番です。
Posted at 2024/09/23 23:53:20 | |
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