
私の行く地域の渓流も禁漁となってしまいましたので山でも登ろうかと。
フライロッドからストックに持ち替えて山頂付近の紅葉を期待し谷川岳へ!
山の天気予報を眺めていたら、まずまずの天気♪
計画を立てたのは深夜(;´・ω・)
急いで予想気温を参考にして準備実施。ちなみに谷川岳山頂付近は正午で4℃・・・
カメラのバッテリーも充電OK! レンズはどうしよう?
広角7-14㎜と40-150㎜と念のためコンデジもザックに詰め込み、少し寝ようとしたがあまり眠れず(-"-;A ...
登山素人が初谷川岳登山ですのでちと不安が・・・
付近の渓ではよく釣りをするが、登山はしたことが無いのです。山頂は2,000mに満たないものの気象条件は3,000m急だとか? 誰かに聞いたことあるぞ(-_-;)
ということでロープウェイ利用しちゃいまーす。現在平日は8時からの営業のため10分前に到着。
既に30名ほどチケット売り場に行列が出来てました。8時に売り場が開き、随時乗車していきます。
3分おきくらいに次々とゴンドラが来るのですぐ乗車できました。土合口駅から天神平駅まで約15分の空中散歩。登山客は皆紅葉の進行状況が気になる様子で到着駅付近を見上げ観察しています。
ただ一人、真下を流れる沢を観察している私( ´艸`)
渓流シーズンが終わっても気になっちゃうんですよね。
さて到着駅の天神平駅が見えてくると紅葉が綺麗に色付いていました。
ロープウェイ利用したとしても天神平駅から谷川岳山頂登山コースは5時間30分。
8時30分登山開始。久しぶりのストックを持ちウキウキ気分。
しかし、傾斜の緩やかな場所で前後に登山者が居なくなると、ストックが上を向き前後に動き出した。トリックキャストの練習・メンディングの真似等・・・そして足が止まる。
禁漁期なのにフライフィッシングがまだ頭から離れない。病気だな(+_+)
幸いシーズン終了直後なので足取りは軽い!7~8合目くらいが綺麗に紅葉していました。
最初は調子良かった足取りも岩場の急斜面が連続するとペースがガタ落ち。
カメラも出したり仕舞ったりと超スローペースに・・・
焦らず無理せず自分のペースで登ります。
振り返ると地元の馴染み深い赤城山が!でも何時も見慣れている向きとは逆方向からなので違和感が半端ない。
少々遅れ気味ではあるが肩ノ小屋に到着。ここでランチタイム♪
おにぎりとパンを持参分の1/2食べ、しばし休憩。
朝は冷え込んだものの穏やかな日和に恵まれ眺めも良く最高ヾ(*´∀`*)ノ
さあ、山頂はもうすぐです。谷川岳(双耳岳)の山頂はトマノ耳とオキノ耳の二つなのだ。小屋から最後の難関の急斜面を10分ほど登り切り、一つ目の山頂トマノ耳に到着!
トマノ耳(1,963m)
前日に雪が降ったようで名残が
山頂はじきにに冬ですな
ヤッホー
そこから15分、下って登って二つ目の山頂オキノ耳到着ヾ(*´∀`*)ノ
オキノ耳(1,977m)
頑張った人だけに訪れるご褒美
絶景でござる
ここで休憩♪ 残りの弁当を絶景眺めながら食べました! まいう~
登山素人なのでどの山が何なのか???
隣で休憩していたマダムが親切に説明してくれました。
万太郎山・苗場山・・・新潟県側のあの界隈の渓でシーズン中は良い釣りしたなぁ(∩´∀`)∩
先ほどまで居たトマノ耳
誰かが叫んだ!
あれ、富士山じゃない!?!
トマノ耳の方向の雲の切れ間からラッキーなことに富士山が顔を出した!
少しの間でしたが富士山まで見れて幸せ! 谷川岳最高!!!
本日ここが折り返し地点なので、あとは下山。
下山中に下から登って来る白人の外国人親子(父と子)に遭遇した。
子供(男の子)は元気よく荒れた岩場をぴょんぴょんと飛び跳ねるように登っていく。しかし、服装は薄手のズボンに半袖シャツ、靴は戦隊もののプリントされた街履きの靴であったので怪我しなければ良いなと思いながらすれ違った。
その5分後、衝撃な光景が飛び込んで来る。おそらく同家族であろう母と子(女の子)が遅れて登って来た。その女の子の足元は・・・裸足( ゚Д゚)
とがった岩がゴロゴロしている岩場の急斜面を裸足で駆け上がってくるのだ💦
谷川岳を天神平方面から登山したことがある方なら、その危険さがお分かりになるはず。
女の子に「危ないよ、痛くないの?怪我するよ!」と話すも、片言の日本語で「コンチハ~コンチハ~」と言って走り去って行った。もし、鋭利な岩で足を切ってしまったらどうするのでしょうか。周りの人も母親に忠告していたようだが、真剣には聞いていない様子であった。近頃では、安易な救助の要請が問題視されている。ちょっと自分で気を付ければ防げる事故もあるでしょうに。
そういう私も人のことを偉そうに言えないのだが。数年前に誰も居ない山中で転落して骨折し、動けなくなり幸いにも携帯が何とか繋がり救助され命拾いした経験がある。
今回の絶景に出会えたのも、転倒もなく怪我もしなかったからこそ。素人ながらも服装・装備には注意したつもりです。
これからも用心には用心を重ねて渓流釣行や登山を楽しもうと思います。