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World Tourの計画と共にこの画像を知ったのは昨年(2016)暮れ頃だったと記憶します。
間違いなく“kobe”と書かれている中継地に心震えました。 |
その後メンバー限定で体験飛行、機内見学、機外見学の募集がありました。
まさか体験搭乗が当たるなど、夢にも思いませんでした。 |
待つこと半年‐
2017.5.6 09:00頃 前日に開催されたMCAS岩国の友好祭に参加後、神戸へ飛来したDC-3“HB-IRJ” |
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ゆったりとした優雅な機動でR/W27へアプローチ
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軽快なレシプロ・サウンドは想像以上に素敵でした。
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09:05頃、無事着陸
ようこそ神戸へ! |
ヒラタ学園神戸エアセンターのエプロンへ覗きに行ってみました。
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DC-3が目の前にいる!
これに乗れる! 僅か10分程でハンガーへ格納されました。 |
当選メールを受け取った後‐
搭乗予定の1週間程前に宅急便にて招待状が届きました。 |
搭乗券と案内状
BREITLINGはイベント事にも一切手を抜かず、いつもワクワクさせられます。 |
神戸FLT1日目
5/19 09:35頃 ついにランプアウト 待つこと(炎天下で)3時間近く‐ 弱い南風で当初R/W09でしたが‐ |
R/W27に変更
結果的に神戸滞在中の離発着は全てR/W27でした。 |
トコトコ‐と言う感じで軽快にTAXIして来ます。
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恰好イイ!
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1回目のFLTには招待された子ども達が搭乗していました。
小さな手が嬉しそうに窓からヒラヒラ覗いているのが印象的でした。 |
看板と‐
神戸にDC-3が居る景色は空前絶後なことでしょう。 |
朝日新聞のヘリ子が特等席の順光側でフォト・ミッション
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ついに離陸です、お尻が浮くのも機体が浮くのも早い!
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そして軽やかに空へ少しづつ上がって行きました。
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1回目のFLT着陸時のみ北側から空港をCross Field南下した後左旋回ダウン・ウィンドゥに入りました。
もう少し早く機影に気付けば頭が撮れたんですが‐ |
R/W27に着陸。
神戸(関西)での初飛行が無事終わりました。 5/19 10時14分頃 |
2回目の飛行時(5/19 11時23分頃)
メディアFLTだったようで、著名な航空雑誌付カメラマンの顔がチラホラと |
3回目の飛行(メディアFLT)時は滑走路に平行している外周道路脇より撮りました(5/19 14時10分頃)
増速を優先する為、上昇率は緩やかでした。 |
神戸FLT2日目(搭乗日)
BREITLING一色のヒラタ学園神戸エアセンター 0840集合でしたが0810頃には着いてしまい、準備が間に合わず、外で待つ羽目に(笑) |
World Tour専用のバナーです。
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こんなIDタグを貸与して頂きました(今回は最後回収されましたけど‐)
VIPかぁ・・俺でもVIPかぁ~ |
ラウンジの飾りつけはこんな感じでした。
ガラス向こうのエプロンにはDC-3がトーイングアウトして駐機していました。 |
ラウンジには3年前にココを拠点としたBJTのリーダー、ジャック・ポツラン氏のサインが飾られていました。
BJTにも再来日して頂きたいです。 |
お尻からの姿も画になる機体です。
ヒラタ学園エアセンターのラウンジ窓辺より |
BJTロゴ入りの置時計
欲しい・・・ |
時計も飾られて‐(と言うか飾り付け中でした:笑)
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お二人ともお綺麗なこと・・・
真ん中で撮りましょうとお誘い頂きましたが、恐れ多くて無理でした。 |
バナーも飾られて‐
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BJTのアメリカンツアーな2017カレンダー、欲しい・・・
と思っていると、撮影者たる憧れの徳永克彦氏の姿が飛び込んで来ました。 |
今回頂いた一番の宝物はラウンジでお逢いした徳永克彦氏に頂けた直筆サインです♪
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1Fラウンジから2F講堂へ案内され‐
またアポロキャップのコレクションが増えました♪ |
航空評論家の中村浩美氏による講義がありました。
中村氏は「航空ジャーナル」の編集長でもあった方で私も80年代は写真投稿でお世話になりました‐嗚呼、感動♪ |
日本で初めてスチュワーデス(女性CA)職が設立された機体でもあったそうです。
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いよいよスポットへ‐
飛行前点検中に見えました。 カーゴドアの奥には500本のNAVITIMERが入っているのか?? |
あれよあれよと搭乗を急かされます。
(もうちょっと写真撮りたかった‐と言うのは贅沢ですネ) |
いよいよ搭乗させて頂きます。
BREITLING DC-3はスイスを拠点としたNPO“スーパーコンステレーション飛行協会”の所有機であり、BREITLING以外のスポンサーロゴもありました。 |
このキャビンアテンダントさん風の方、綺麗だなぁ~・・・
ではなくて、“ご搭乗歓迎します”と“独りづつ乗ってネ”の注意書きがGood♪ |
4人目として搭乗し、瞬間“窓側の後方かコクピットが見える前方通路側か”の選択を迫られ、コクピット見物を選択しました。
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コクピットとの間にドアはなし。
先にPreC/Kで搭乗していたラファエル副機長が振り向いて“コンニチワ!”と声をかけてくれました。 エンジン始動前にフランシスコ機長のご挨拶もありました。 |
画像はオブザーバーシート(展張前)でヒラタ学園のPさんがチェイサー機との通信員として搭乗、実際に使用していました。
背もたれすらない補助椅子っぷりに惚れ惚れ‐ココに座りたかった! |
センターには“Pピッチ”“スロットル”“ミクスチャ”の各レバーが2本づつ‐当時のままで。
計器板中央はGNS430(COM/NAV/GPS)とWXR-300!!(ウェザーレーダー積んでる!?!?) |
オーバーヘッドパネルはスタータースイッチやフェザーピッチボタンと共に、2台目のGNS430,NAV,ADF,ピラー前にはEFB!
この機体の航法装置は凄い! |
我が愛機、DC-3で空を飛ぶ‐の図です。
15年前に買ったこの逸品が素晴らしい一時を運んで来てくれました。 |
エンジン始動後、約10分程度暖気運転が続きました。
空調はなく、ほんのり蒸し暑く、機内はオイルの匂いが漂います‐懐かしい、子どもの頃、自動車整備工場から香った匂い。 |
そしてランプアウト‐
予想通りR/W27‐ 昨日とは真逆の立場へ(笑) 5/20 9:29頃 |
このタイミングで一端停止。
機長のカメラマンへのサービスだったみたいです。 明らかに前日金曜日の1.5倍は集まっていました、みんなゴメンね。 |
こんなにカメラを向けられることは人生で最初で最後なことでしょう・・
ついつい手を振ってしまいました、誰か私の写ってる画像下さい(笑) |
ファイナル・チェック。
スロットル、アクセレレーション、ガバナー、エマー・フェザー、ミクスチャーと続きます。 操作と音、振動で何をしているのか察しが付いて興味深かったです。 |
上部には天文観測航法をしていた名残りの天窓が残されていました。
今はMoving MAPやGPS、R/NAV航法にとって代わっていました。 但し‐手動でエンジン調整し、飛ぶのは当時と同じですが‐ |
機長の手がスロットルをそっと進めて、いよいよRUNWAYへ入ります。
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RUNWAYに進入する直前に副機長が滑走路延長線上に他の着陸機がいないかダブルチェックをしていました。
基本を疎かにしない‐プロの流儀を垣間見た気がしました。 |
RUN UP&WAIT Rady
5/6この機体が最初に神戸へ降り立った時に訪れた撮影場所を窓から眺めます。 本当に飛べるんだな‐の高揚感が沸きます。 |
機長の右手が両スロットルを押し出し(左手は操縦輪)、副機長はスロットルが絞られる方向に作動しないように、根本を左手でカバーしています。
機体は優しい加速をしつつ、僅かの滑走でお尻が浮くのが判りました。 |
ローテーション‐
機長が操縦輪を両手で引き、機体が地面を離れると同時に副機長がスロットル制御を替ります。 なんて優しい離陸なんだろう‐飛ぶ原点を体感しているようでした。 |
ジェット機のような(それはそれで好きな感覚だけど)シートに押し付けられるような加速もグイグイとエンジンパワーで上昇して行く感覚もなく、フワっと浮いて、トコトコ登っていく‐そんな感覚でした。
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R/W27 DEPにて神戸港を右上昇旋回‐
ウォ~ン、ウォ~ンとハミングするようなご機嫌のサウンドでエンジンは廻っていますが、機内は普通に会話が出来る程度の騒音(※私には美しい音色)でした。 |
嗚呼・・・
いつもの我が街‐ いつもの景色‐ でも、こんなに素敵な気分なのはいつ以来なことだろう・・・ |
徐々に高度を上げながら(それでも1200ft位と予想)東進し、大阪湾を周遊しました。
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カメラシップのJA3758と六甲アイランド上空でジョインナップ。
“写真のクオリティが下がってしまうので撮影機にカメラを向けないで下さい”と言われていましたので膝上のコンデジで撮りました。 |
大阪市街地は伊丹空港のPCA(特別管制区)を避ける為、時折700ft位ではないか?‐と思う程高度を下げました。
皆さまが大好きな“ナナガン”周囲 |
海遊館周囲‐USJや通天閣、京セラドームも見えました。
もっともこの辺では窓外よりも低高度で旋回を続けるコクピットの雰囲気観察にくぎ付けでした。 |
再び進路を西にとり、湾岸部を抜けながら神戸へ戻って来ました。
神戸大橋上空付近から南側‐ポートアイランド、その奥に神戸空港 |
この日はポートターミナルに大型客船“ダイヤモンドプリンセス”が入港していました。
左旋回から神戸空港ライト・ダウンウインドゥに入りました。 |
大きさが気になった床部のレバー2本
GEARレバーを操作すると床下から大きな音で脚が出るのが判りました。 HYD HAND PUMPはエマー用なのでしょう。 |
神戸空港R/W27へタッチダウン‐
夢のような30分の空中散歩でした。 5/21 10:08頃 |
エンジンCUT後、フランシスコ・アグーロ機長により再びご挨拶を頂きました。彼と私は1才違い‐共に歩んだ30年の歴史の差にリスペクトを禁じ得ません‐
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ラファエル・ファブラ副機長も降機します。
彼がセットした“オイル・バルブ閉”のコーション・プラカードで、ようやく疑問であったクリップの用途が判りました(笑) |
おみやげで頂けた安全のしおり‐
こう言う拘りが凄いです♪ |
降機間際に‐飛行証明書‐を頂きました。
名前入りです、証明者サインはフランシスコ・アグーロ機長とBREITLINGオーナーのセオドア・シュナイダー氏 凝っている… |
キャビンは革張りシートで現在の安全基準に合致する仕様であり1980年代のアレンジに見えました。
主翼中央部の12座席はキャビン増槽燃料タンク設置の為、外され14名仕様になっていました。 |
何気にキャビン・スピーカーはKENWOOD製でした。
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コクピットアレンジについて基本計器類を含め1980年代以降のモノが使用されているように印象しました。操縦系統とエンジンコントロール系統のみがオリジナルを世襲しつつ補強・レストアされている印象でした。
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オーバーヘッドパネルも恐らく1980年代以降にリ・デザイン増設されている印象です‐カスタマイズドな弄り満載!?(笑)
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M-Pi側シート
ADIの下はEHSIのようで近代化されています。 速度計を見ると常用範囲上限が160kt 時速300km/h程みたいです。 手動操縦で世界一周は凄い冒険だと思います。 |
Co-Pi側シート
航空時計は(残念ながら)BREITLING製ではありませんでした(笑) |
前日(5/19)に撮影した写真を持参し‐
フランシスコ・アグーロ機長 ラファエル・ファブラ副機長 キャビンアテンダント役に選抜されたジャーナリストの志太みちる女史 に記念のサインを頂きました。 |
ここで集合記念写真を撮りました。
集合写真より機首側に廻って顔を撮りたかったのは内緒です。 2回目FLTはガラス越しのみ撮影可とのことで名残惜しくも退散 |
2回目のFLTを外周撮り‐
フォト・チェイサーのJA3758が先行して離陸。 キャビン後部に座るのは紛れもない大御所‐徳永克彦‐氏です。 |
第2便が上がって来ました(5/20 11:15頃)
撮影ポイントに選んだラビマーナ神戸 |
ジェット機に比して、本当に低い上がり方で撮り甲斐があります。
音もGOOD! |
DC-3が再び神戸へ戻って来るまでに、ポ-トアイランド西面の渚公園へ移動して待ち構えました。
フォトミッションをしながら戻って来ました。 (5/21 11:35頃) |
我が街‐神戸‐を飛ぶDC-3
神戸港は今年150周年イベントが目白押しです。 |
メリケンパークの真上を通過
その時の徳永氏の画像が次です。 |
BREITLING DC-3 World TourのFace Bookより拝借しました。
撮影は公式カメラマン契約をされている私大ファンな徳永克彦氏です。 |
フォトミッションを終えたDC-3がこちらへ戻って来ました。
こちらもほぼON TOPしてくれました。 |
独特の平面形もまた味がある機体です。
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神戸LCL FLT最終日となった5/21も空港島西端のラビマーナ神戸付近で撮影してみました。
1回目のClub Breitling体験FLT(昨日、私が乗った便) 5/21 09:51頃 |
滑走路端でもまだ低い高度で、“撮れる”機体です。
エンジンはフル・スロットルに近く増速で揚力を獲得して行くスタイルだと印象します。 |
2回目の離陸もやはりココで狙ってみました。
(5/21 11:25頃) |
とても低い上がり‐
この日も高温注意報が出ていたのでエンジンには負荷が高かったかもしれません。 |
最後の着陸はR/W27 ENDで撮ってみました。
翌日の空輸は直前で会社に出向かねばならなくなりコレが最後のショット。 |
丸々4日間、久々に地元でカメラと愛車で駆けまくり三昧でした。
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今回は神戸空港の往復と共に待機場としても活躍してくれたX号。
レンズは昨年買い増しした100‐400㎜Ⅱが重宝しました。 トランクには脚立と踏み台も放り込んでいました。 |
BREITLINGのHPより拝借
全行程に貨物室にはこの限定500個のNAVITIMERが積載されているそうです。Tour後、機長の証明サインと共にLog Bookが付属され売られると‐欲しい! |
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