ステアリングを交換した。
ラクティス外しの革巻き、パドルシフト、クルコンレバー付きの中古。
まだ続けてやりたいことがあるから手順には乗せてないけど。
でも今の段階で実は、すごく室内の雰囲気が良くなるんだな。
見た目ももちろん大事だけど、なんつうか、まずウレタンとは違う革の感触とか、ばらして初めてわかったステアリング周りのメカニズムとか、パドルシフトを操作して交換したスパイラルケーブルを通ってコンピュータに信号が流れてエンジンが反応してトルクの動きを感じ取るとか。
そういうのをアタマで想像しながらクルマを走らせること
それが脳をつっつくんだな。
ブラックボックスをどんどんなくしていくとどんどんクルマが好きになってくるな。
明日ステアリングスイッチが届く。
配線にまた頭をひねらせることと思う。
「どうしたらうまくいくか」
それを考えてる時間がイチバン興奮する。
そして完成を境に使い手に転身する。
使い続けることで熟練する。
だからこそ、はじめのうちにちゃんと考え得るイチバンを想像しとくことが大切だ。
というか、そういうニンゲンの営みの積み重ねがまさに今のクルマを作ってるんだろう。自動車メーカーというのはそういう人の集まりなんだろう。
芸術と利益は相容れない
では自動車の美しさとは?
イコール機能美、つまりデザインであって、つまり設計であると思う。
アルゴリズミックビューティ
人のために作る
それが職人の役割だ
芸術家の役割は
自己の美学の定義
自分はどっち
どちらか一方でなきゃいけないのか
ともかく言えることは、今自分が作っているのはアクセサリーではなく道具だということ。使えてナンボ。使わないものなんて今はいらねえ。
そんなことまで中古のハンドル一つで考えさせられるとは思わなんだな~
なんだきょうは笑
いいくるまつくるぞ
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Posted at
2013/07/02 21:59:15