瑞石山 永源寺
09年11月15日に紅葉目当てに行きました。
今回が2回目の訪問ですが紅葉シーズンが最も見応えがあるお寺です。
午後からの訪問でしたがやはり渋滞にはまりました・・・
愛知(えち)川右岸にある臨済宗永源寺派の総本山。鎌倉時代、寂室元光和尚(じゃくしつげんこうおしょう)が伽藍(がらん)を建立したのが始まりといわれています。寂室の死後も永源寺には高僧が集まり、佐々木氏の庇護のもと盛時には2000人もの学僧が集まっておおいに栄えたといいます。その後、兵乱で一時衰えましたが、江戸時代に東福門院により再建され、さらに彦根藩主井伊氏の庇護によって諸堂が整えられました。
石段の参道を登ると、右手に愛知川があり、左手の雷渓山の石崖には十六羅漢の石仏が点在します。渓谷の両岸をはじめ、参道一帯にはモミジ・カエデが多く、秋の紅葉期には多くの観光客で賑わいます。総門をくぐると、左手の少し登った所に井伊家の墓があります。境内には、庫裡(くり)・鐘楼・方丈・仏殿・開山堂などが建ち並びます。開山堂には、国指定の重要文化財である寂室和尚坐像があります。含空台は、愛知川を庭に取りこんだ建築で、詩と書に長けていた寂室の遺誡(ゆいかい)と軸は、ここに残されています。中国宋時代の絹本着色地蔵十王図、南北朝時代の寂室元光墨蹟(ぼくせき)ほか、国指定の重要文化財が数多くあります。本尊の聖観音像は秘仏で、俗に「世継ぎ観音」とも呼ばれています。 また、永源寺はこんにゃく料理でも有名で、開山堂の近くに松尾芭蕉が詠った「こんにゃくのさしみもすこし梅の花 はせを」の句碑も立っています。
住所: 滋賀県東近江市永源寺高野町41
電話 : 0748-27-0016
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