国内最大1,200tゴライアスクレーン
国内最大1,200tゴライアスクレーン
2011年08月16日
三菱重工業は、長崎造船所香焼工場(長崎市香焼町)で、国内最大となる吊り能力1,200トンのゴライアスクレーンの据付けを完了。高さ95.5m、幅185mの門型クレーンで、この稼動により、香焼工場の年間船舶建造能力は、工場建屋の増設などとも併せ、LNG船換算で現状の5隻から7隻に増強される。
今回のゴライアスクレーンの導入は、競争力強化を目指す香焼工場の体制整備の一環。船体前後部ブロックの組立作業を行う曲がり大組工場の増設(25m延長)や、特殊ブロック専用建屋の新設、塗装工場の能力増強などの設備投資と併せて実施したもので、全体として、船舶建造作業の地上化・屋内化の推進と、効率化による工期の短縮を実現する。
このうち、ゴライアスクレーンの新設は、既存クレーンとの併用で最大1,500トンの大ブロック工法の採用を促進、渠中作業の地上化を推進して、ドック工期の短縮と進水時艤装工事の進捗率アップをはかるのが狙い。
なんと画像のスリーダイヤの白抜き部分はテニスコートと同サイズだそうです。
住所: 長崎市香焼町
関連リンク
タグ
関連コンテンツ( ゴライアスクレーン の関連コンテンツ )
地図
関連情報