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日産車の車検







年式の割には走行も少なくいたって健康なクルマ。
消耗品もまだまだいける。

各部の増し締めや油脂類の交換ぐらいでOKでしょう。

と思ったらさ・・・

キャリパーのブリーダー部分から変な汁出てる！
パーツクリーナーで洗浄して完全にドライにし、ブレーキを思いっきり踏み込むと少しづつジンワリと。

増し締めしてみても症状は変わらずでね。

ヤレヤレ、この場合はキャリパー側が悪いのかブリーダーだけで直るのか判断に迷うところ。
ダメ元でブリーダーだけ部品商に問い合わせてみた。

「ブリーダー単品で部品設定あります。在庫もありますよ！」って・・・

もしかしてよく出る部品なの？ひょっとして弱点なの？取り合えず一個もってこい！

早速見比べると



写真では解りにくいけど先端のテーパー部に爪が引っかかるくらいの段付きが出来ててさ。
新品に交換したら当然完治。この瞬間がニッサン車？

ノーマルなのに、こんなことってあるんだね。ブレーキだけに大事にならなくて良かった。というお話でした。

とあるトヨタ車








車検です。

新車初検で走行も3万キロ以下。
オーナーは極々フツーの人。色白で背が高く、子煩悩なよく出来たパパ。

普通に考えりゃ悪い所なんてある訳もなく、一応点検項目にあるからプラグを外してみただけ。

真っ白です。

希薄燃焼でギリギリの所なんでしょうね。
燃料があんまり薄いとNOxが出ちゃうけど、触媒の性能が上がったり緻密な燃焼コントロールでデトネーションを抑えエンジン壊れないんだろうな。

すごいねトヨタ車。

当然事故歴なんかもないから点検終わってそのまま陸事へ。

なんと光軸で落検orz・・・

新車のトヨタは納車点検ってのはしないのか？？？

リアショックの取り付けボルト。







引っ掛かりのついたワッシャーが圧入されていて。
ナット側を回すとカギが引っ掛かりボルト側を押えなくてもナットが緩められるって話。

生産性の向上なのかな？スペースが狭い所なんかは確かに楽で良い。

でもね、

そのカギが引っ掛かるまではボルトが一緒に回るわけでこれがすごく硬い。
そしてそれがポロンと取れちゃった日にゃどうやって緩めるのか？？？

オラァ考えただよ。考えすぎて鼻が詰まってくしゃみと涙が止まらなかったよ。

ま、インパクト一撃で緩んだんだけど・・・

こんな圧入されただけじゃ取れるわな。

幸い変形もなく、キレイに外れてくれたので再度圧入してバシッと溶接。



二度と取れるか！
塗装後に写真撮るのは下手な溶接を隠すための常套手段・・・


こんな羽目になるんだったら普通のボルトで良いよ、別に工具が入らないほど狭い場所でもないし。。。