←鳴門西PAにて
予定通り、父の見舞いに高松へCTを走らせる。
前日に送信しておいたドライブプランをナビで確認し、セッティング。ODOメーターは263km、納車時ディーラーで満タンにしてもらってからまだ無給油だ。
現在の燃費17.8km/Lなら、大阪 - 高松間は計算上往復できるはず。
ということで、第二の目標は大阪 - 高松間往復を無給油で走りきること。
8:00、自宅を出発、森小路ICから阪神高速 守口線に入る。
高速走行になり、さっそくレーダークルーズを使用。
アクセルワークから解放され、ゆとりを持ってドライビングできるこれは
はっきり言って便利という以外何物でもない。すごく重宝する機能だ。
進路は守口線から環状線-神戸線を経て明石海峡大橋を渡り、淡路島に。
出発時から雲行きが怪しかった天候は、淡路島に入るとぽつぽつと雨が降り出し、
雨滴感知ワイパーが時に激しく、時にゆっくり、忙しく働き出す。
山間部に入ると、もはや豪雨となり、前方視界の確保も難しい状況に。
速度も自然と落とさざるを得なくなり、それとほぼ同時にピーという警告音と三角アイコンが点灯。
ガクンとさらに速度が落ち、定速走行ができなくなる。
チラリと警告を読むとレーダーが効かなくなったことを案内していた。
なるほど、この豪雨でレーダー(ソナー?)が通らなくなったということか。
まぁ、そもそもすでに高速で走ることはできなくなっているので、それはそれで構わない。
しばらく走ると雨は小降りになったので、再びレーダーをセットし定速走行へ移行。
途中、淡路島南PAで休憩を取ったあと、鳴門海峡大橋を渡り、高松自動車道へ入る。
高松自動車道は、渋滞もなくスムーズに走れ、12:00前には無事病院に到着。
ちょうど腹が減ったので、病院前のセルフのうどん屋で腹を満たしてから父を見舞う。
父も大したことはなかったので、少しひと安心し、諸々の雑事を済ませ、
3:00頃には高松中央ICから大阪へと出発。
高松東道路を走り出してしばらくすると、ナビのVICS情報が表示され、
そこに見慣れない「×」マークが、津田寒川ICの先に出た。
うん?これは、、通行止めか?
すでに表示は消えたので、確認のためナビを操作し、情報を確認。
やはり、通行止めのようだ。
とりあえず、走っていると高速の電光表示板でも案内されるだろうと予想しそのまま走る。
案の定、トンネル付近で故障車が出ていると表示される。
高松東道路は片道1車線なので、通行できないようになっているみたいだ。
運が悪い。
津田寒川IC前から渋滞し出し、ぞろぞろとみんなICで降りて行く。
自分たちも続いて高速を降りるが、一般道に入るとたちまち渋滞にはまり、
のろのろと走ることになった。
燃料計を見ると、そろそろ目盛もあと2に。
やばいなと一瞬思うが、渋滞でEV走行ができたりしているので、
けっこうガソリンを節約できているかと、思い直す。
念のため、ACを切って窓を開ける。
少し風が吹いていて涼しいのが救いだった。
のろのろ走ること30~40分、ようやく津田東ICから高速へ。
渋滞でのどが渇いたのと、休憩のため、鳴門西PAで10分ほど停車。
そして、ここからはノンストップで自宅へひた走る。
レーダークルーズを効かせて走るも、
帰り道は、やたらとのぼり坂が多く感じられ、ガソリンの消費も気になり、
燃料計に目をやることが多くなってきた。
最後の給油チャンス、淡路SAを通過。
再び明石海峡大橋を渡って本州へ。渋滞はないようだ。
燃料計はもはやいつ給油マークが点灯してもおかしくないところまで来ている。
第二神明から神戸線へ。
西宮を過ぎたあたりで、とうとう給油マークが点灯した。
環状線への合流で渋滞するも、これもほとんどEV走行で乗り切り、ぐるっとまわって守口線へ。
計算上は、まだ余裕のはずだが、やはり不安はある。
そう、「ハイブリッド車でガス欠ストップ」なんて、恥ずかしいことはしたくない。
ようやく森小路出口が見え、高速を降りる。
ここまで来たらもう安心。
自宅に近づき、いつものGSで給油する。
土日はうどんをくれるGSだ。
給油が終わり支払いを済ませ、レシートを見る。
36.29L ¥4,718-
え?
確か、CTのタンク容量は45Lだったはず。
給油の誤差もあるだろうけど、それでも、少なすぎるのではないか?
少なくとも40Lは超えているとおもっていたが。。。
後日、計算してみた。
西宮からは約20km、Harmonious Driving Navigatorの数値通り、平均22.1km/Lで走ったとしたら
約1Lの消費ということで、給油量から考えるとランプは残り10Lで点灯する計算になる。
最近の車が残10Lで給油ランプが点くのなら、
これは、エコカーだとマージンありすぎだな。
給油ランプ点いてから200kmぐらい走れるってことは、
もう一回高松まで行けるということじゃない!
なにこのオモシロイ事実!?
あの、ドキドキ感を返せ~!ってもんです。
まぁ、自分にとってはハイブリッドの実力を実感し、
これからのドライブに活かせるいいトライになったけど。