
2人の夏休み(お盆休み)が合わせられなかったので、混み合う期間を外して9月1日・2日の1泊2日で旅行を計画した。
当初は北海道へ行き、レンタカーで観光地を周るプランが有力(その時は最低3泊の予定)だったが、せっかくCTを買ったのだからCTでドライブしようということになった。
行先は自分に一任するとのことなので、妻が好きな「自然」「オシャレ」「体験」をキーワードに探す。そこで思い出したのが、数年前に仕事でコピーを書いていつかは行こうと思っていた「大山レイクホテル」。大山の中腹、池のほとりに佇むカナダのシャレー風のオシャレなミニホテルで、ゲストルームもゆったりとした広さがありくつろぎ感は満点。食事も地の物を使ったフレンチと女性受けはバッチリ。また周囲にはブナの原生林があり大自然を満喫できるハイキングや様々な体験ができるのも魅力だ。
さっそくプランを練って妻に提示。おおむね了解を得たので、ホテルのHPで予約するより安かった「たびゲーター」で【スペシャルプラン】(ツイン37平米・レイクビュー・2食付)を予約、あとは旅行当日を待つだけとなった。
9月1日、旅行当日。空はあいにくの曇り空だが、予報では鳥取・島根方面に雨は降らないはずだ。午前9時を少し過ぎた頃にCTをスタートさせる。中央環状線から近畿道に乗らず吹田から中国自動車道に乗り大山を目指す。
途中、激しい雨に降られ、レーダークルーズを2~3回キャンセルされたりもしたが、予定通り11時30分頃に勝央SAに到着して昼食を摂る。事前に調べた限りではここの食事はけっこうイケるとあったので少し楽しみにしていた。注文したのは自分が「辛味ちゃんぽんラーメン 600円」と妻が「うま辛ホルモンラーメン 750円」「津山餃子」。自分のちゃんぽんはまぁまぁだったが、妻のホルモンラーメンは失敗だった。ホルモン自体が美味しくなくてラーメン自体も特徴がない。また津山餃子もナニこれ的なレベル。いわゆる揚げ餃子だが、仕上がりはカチカチで食べてみるとパサパサ。こんなんで金取るなって小一時間問い詰めたいぐらいだ。ま、良くなったといっても所詮SAのスナックコーナー。レストランの方で食べた方が良かったか。。。
何にしてもお腹もマンタンにしたところで出発。落合JCTを経て米子自動車道に入り、湯原ICで降り、第一目的地の「津黒いきものふれあいの里」に到着した。
ここは「里山」をテーマとした小さな自然公園で、四季折々の動植物に出会うことができる場所だ。周囲は、オオサンショウウオの生息地としても知られているので、期待大である。が、入ってみるとガッカリであった。公園内マップもなく、係員もおらず、この施設の楽しみ方がわからないという不親切さ。コンセプトがそういうものかも知れないが、自然散策コースを歩いてみたところ、コース案内も不案内で道の分岐でどちらがどちらのコースなのかも案内されていない。2~3回道を戻らせれたのはやはり不案内というしかないだろう。しかも園内案内図がパンフレットになく、園内案内図が描かれている看板をiPhoneで撮影し、マップとしながら自然散策コースを歩かなければならなかった。期待に反してコレといって見るべきところもなく、里山をさ迷い歩き、疲れ果てて津黒いきものふれあいの里を後にした。
これをiPhoneで撮って案内図とした。
この中をさまようように歩き回った…。
その途中で見つけた毒々しいキノコ!
下道をゆっくり走ること約2時間と少し、途中道の駅などにも寄りながら、17時前に「大山レイクホテル」に到着。
ホテルの看板犬「ガイナ」に出迎えられてチェックイン。大山レイクホテルは、妻が思っていた以上だったようで、オシャレな外観、周囲の環境、部屋の広さなどすっかり気に入ってくれたようである。部屋に荷物を降ろして早速周囲を散策。池の周りを一周した後、19時からの夕食の前に妻はサクッと温泉へ(自分はシャワーで済ます)。
夕食は地の物を素材に使ったフレンチで、どれも美味しくいただけた上、レストランのマネージャーさんがいい人だったのでさらに楽しいひとときを過ごせた。たとえば注文したロゼのハーフボトルがなかったからと、料金そのままフルボトルにしていただいたり、妻が食べたがっていた岩牡蠣の件で熱心に調べていただいたりなどなど。夕食後、妻は二度目、自分は初の温泉に。男湯は誰も居らず貸切状態で、窓から満月を眺めながらゆったりと湯に浸かることができた。
翌朝、起床して温泉へ行ってカラダを目覚めさせたあと、朝食を摂り、10時にチェックアウト。大山山中を眺めながらゆっくりとCTを走らせる。途中、CTを停めて数カット撮影した後、ブルーベリー狩りへ。
10数分も走ると「あきたブルーベリー農園」に到着。ここは食べ放題&摘み取り(1人500円・大パック)と、かなり安い所で、味覚狩りに目がない自分たち2人にとって楽しみにしていたポイントだ。ブルーベリーって「苦い」というか「酸っぱい」ものと思い込んでいたが、ここで摘んで食べたものはかなり甘く、妻などは無我夢中で摘んでは食べていた。
そんなこんなでアッという間に1時間が過ぎ、ブルーベリー農園を後にして今日の第2目的地、蒜山高原へ向かう。
蒜山IC近くにある「道の駅・風の家」で、主に昼食とお土産の購入、そして妻の大好きな地元の農産物を購入するのが主な目的だ。昼食はB1グランプリ優勝の「蒜山焼きそば」を食べようと思っていたが、メインにするには物足りないものだったので、道の駅の向かいにある手打ち・石挽きのそば屋で天ざるを食べ、二人で蒜山焼きそばを1パック食べた。味はホルモンの味付けだが、美味しいかと言えば、とんかつソース文化の関西人である自分たちには“う~ん”というものだった。我が家の近くにある星月の焼きそばの方が数段美味い。そんなう~んな焼きそばを平らげてお土産&地元の農産物も買ったので、いざ大阪へ出発。帰りも中国自動車道で豪雨に遭遇したが、どうということもなく無事我が家に帰着。妻はよっぽど大山レイクホテルが気に入ったらしく、今度は来年の岩牡蠣のシーズン(初夏)に行こうと言っていた。とりあえず妻孝行ができ、自分も楽しめた大満足の大山旅行だった。
ちなみに燃費は山間部が連続する中国自動車道を走ったり、大山に登ったりとハードに走ったにしては上々だった。
・走行距離 561km
・給油後平均燃費 21.1km/l
Posted at 2012/09/10 14:12:20 | |
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