
前回、高野龍神スカイラインにツーレコの再テストに行くと書いたが、その顛末をサクッとまとめると…。
長端子microUSBコードを手に入れて、予定通り再テストに出発したが、高野山の麓に到着したあたりから雨がポツポツとヘルメットのシールドに当たりはじめ、フルーツラインを抜けR310に入ったところでザザーッと本降りになった。ちなみに予報では晴れだったのだが…。
運よくGSがあったのでそこに給油がてら逃げ込み、約30分ほど雨が止むまで時間をつぶして再スタート。
高野山に着く手前でまた小雨、そして何と雹も降ってきた。
道路わきに設置してあった気温表示は2℃を指していて、さっきの雨と今の小雨でけっこう濡れて手足が冷たい。合羽はサイドバッグに常備しているが、そんな問題ではない。
これはちょっと耐えられん!
と、昼食休憩を取って暖をとったら早々に帰宅したのであった。
しかも、なぜかレコーダーの録画ができていないというおまけが付いてきた。
原因は不明。多分私の操作ミスなんだろうが…。
つまり再テストは失敗に終わったということ。

前回の反省で発注した長端子microUSBコード(左)と普通のmicroUSBコードの比較。
これでしっかり本体まで届いたので、レコーダーの電源はもう安心だ。
さて、この反省からもっと防寒に気を配らなければと考え、防寒グッズを用意することにした。
まずは、電熱シャツ。
ゆくゆくはUSBから電源を取る高価なものを考えるが、とりあえず今回は安価なものをチョイス。購入したのは「HEATKING 電熱 ヒーター インナー ウエア」で、電源には、重量・コンパクトさから「Anker PowerCore 10000」を購入。
さらにその下に着込むアンダーウエアには、今持っている「ユニクロ HEAT TECH」、「おたふく ボディータフネス」ではイマイチだったので、さらに保温・発熱性の高いと評価されている中でコスパのいい「セブンプレミアム ボディヒーター シャツ/タイツ」を購入した。
これらに加えて、昨年購入済みの電熱グローブ「充電式ホットインナーグローブ」を用意して、防寒対策が一応準備万端となった。
おっと、これらは所詮電池式。
電欠時のために「桐灰 貼るカイロ ミニ」「靴用カイロ」も準備。というか併用する。
何せ、走行中にバッテリー切れしたらすぐに対処できるわけではないのだから。

HEATKING 電熱 ヒーター インナー ウエア。インナーウエアといいながらけっこう厚手で、
裏起毛のスウェットといえる。

サイズは92×60×22mmとクレジットカードサイズで、重量は約180gという軽さ。しかし、
あとでわかったことだがコンパクトさを優先した結果、電力不足が発生した。
こうした準備を整えて、11月24日、有給を取得。
こうなればレコーダーのテストよりも、『寒い時期にどれだけ走れるか!?』になっており(あと、寒い中走って温泉入ったら気持ちいいだろうという思惑もある)、
11月23日・24日で
「和歌山耐寒ツーリング」を敢行した。
今回も急遽思いついたため、ソロツーである。
旅程は以下の通り。
11/23
09:00 自宅出発
阪神高速→ 環状→堺線→りんくうJCT→泉佐野JCT→和歌山JCT→
10:00 紀ノ川SA 30分休憩/給油 所要58分/73km
10:30 出発
11:15 印南SA 15分休憩 所要45分/60km
11:30 出発
12:00 昼食 海鮮バイキング&温泉「とれとれ亭」 1時間休憩 所要30分/27km
13:00 出発
13:45 福定の大銀杏 到着 休憩30分 所要45分/32km
14:15 出発
15:10 湯快リゾート 南紀白浜温泉 ホテル千畳 着 所要55分/35km
予定より30分早く出発したが、途中、阪和自動車道で事故渋滞に巻き込まれ、結局、差し引きマイナス約10分遅れでほぼ予定通りに1日目のツーリングは進行した。

海鮮バイキング&温泉「とれとれ亭」では、海鮮バイキングをいただいた。
味はまぁそれなりだった。次行こうとは思わないが。

R311を走っていくとはっきりそれとわかるほど存在感のある「福定の大銀杏」。

その大きさは幹の周囲5.3メートル、高さは22メートル。

近づいてい見ると、根元から高さ4メートルで幹が数本に分かれ、
千本銀杏とも呼ばれているのがわかる。
問題の防寒対策だが、当日、和歌山地方、特に白浜あたりはかなりの強風だったが、高野山ほど寒くなかったので、貼るカイロを腹に2個、太ももに2個、靴用2個を使用しただけで、電熱シャツを温存できた(意味ないか?(笑))。
中でも靴用カイロは、足先を暖めてくれて想定以上に有用だったので、これは収穫だった。
2日目へつづく