機会あって、知り合いのチューニングショップのオーナーさんから譲り受けました。
本当はゴミとして捨てられるはずだった彼。
サビもひどく、ズタボロだった彼は、実は日本の職人魂が生んだ、スーパースターだったんです(笑)
~~ここから自転車トーク~~
メインのフレームは、1980年代初頭にツノダが出していたエアロフレームです。クロモリ製で、丹下のチューブを使っています。
メインコンポは幻のエアロコンポーネント、7300系デュラエースAX。クランク、DDペダルからヘッドセット、シートポストまで全て73デュラ。リアは7速です。
小物も少し考えてアッセンブル。サドルはもともとカシマックスのAEROがついてました。ただ、もうボロボロだったので、東急ハンズ広島でカシマックスのAEROを特注しました。日本製の素晴らしいハンドメイドサドルです( ´∀`)
ボトルケージは日東のボトルケージRをつけてます。一つ5000円なり。安いプラスチックのボトルケージなら4個買えるね!
実は、ホイールはアラヤのエアロホイールが着いていたんですが、スポークが折れたので、応急処置としてトレックに着いてたホイールに8速スプロケ装着して履かせてます。
タイヤもこだわって、イタリア製のVELOFLEX Master 700c×22を搭載。国内で買うと前後セットで13000円もしますが、海外通販で4000円ちょっとで手に入れました(゜∀。)
このつのださんのコンポ「デュラエースAX」ですが、かなり悲運なものです・・・。
1982年くらいに押し寄せた「コンポエアロ化」の波に乗って、シマノが満を持して世に送り出したデュラAX。しかしながら、シートポストがエアロ形状のため、フレームが限られる、エアロ形状にしてしまったために逆に重量が増してしまったなど、万人受けせず、1年ほどで開発が終了。その後登場した「7400系デュラエース」から、STIレバーが登場したこともあり、一気に売れるようになりました。そのため、デュラエースAXはかなり不人気コンポとされてます・・・。
しかしながら、エアロ形状を追求しているため、形状が独特でコレクターからはかなり貴重品として重宝されているコンポです。そのため、ブレーキレバーを買おうと思ったら、ヤフオクでウン万円ってのもザラ。そこで、海外オク利用し、新品を1万円で手に入れ、装着を企んでますヽ(*´∀`)ノ
そんなこんなでうちにやって来た二台目のロード。
街乗りロードというのはもったいなく、おしゃれ感覚のクロモリロード・ピストとは一線を画す、かけがえのない相棒の仲間入りです!