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爽快ツアラーのブログ一覧

2015年09月12日 イイね!

静かになった。

5月28日以来、(暑い時期はカットして)正味期間3ヶ月程、静粛化がマイブームだった。が、他のことが出来ないから(本当は、少々飽きてきた)、一応、完結にした。その備忘録として・・・。

5月に使った材料は

ノイズレデューサー防音スプレー(上)とノックスドール3100(Noxudol3100)。

それと、

レアルシルト超・制振シートだが、悪戦苦闘した割には、ちょっとロードノイズが小さくなったかな?という程度しか効果が無い。タイヤハウスと、その周辺だけでは静粛化には無理がある。

カウルにレアルシルト超・制振シートを切り貼りしたら、効果絶大だったのが、せめてもの救い。

こうなったら、フロアに手を加えるしかない。

ノイサス-高比重遮音シートを敷き詰めたら、効果が上がり出した。が、この辺りから猛烈に暑くなってきた。思考力も悪くなってきたし、暑さで倒れたら大変と、ペンディングにした。材料も切れたし。

9月に入って涼しくなってきた。用意した材料は

上からエプトシーラー防音シート・レアルシルト超・制振シート・ノイサス-高比重遮音シート。

それに加えて

ゼトロ耐熱吸音シートを用意した。断面を見ると、こいつは見るからに効きそうだ。裏の粘着面も気泡状になっている(写真はネットから拝借した)。

カーペットをめくって観察してみると、フロアには申し訳程度に制振材が塗ってあるが、カーペットの裏にはシンサレート吸音シートと似たものが貼ってあって、この車格の割には結構マジメにやってある。

振動は、重くすれば止まる性質がある。そこで、既に貼ってあるノイサス-高比重遮音シートで振動を減衰させ、取り切れない音や振動を、エプトシーラー防音シートとゼトロ耐熱吸音シートで吸収しようという作戦。無音にするなんて、厚かましいことは考えていない。

助手席側から仰向けになって内視鏡で覗くと、ダッシュパネルの最上部まで遮音材が貼ってある。が、効いているのかいないのか、解らないような代物。エプトシーラー防音シートを重ねれば、何らかの効果が出るかも。

カウルの時みたいに、柳の下に2匹目のドジョウは居るか?

フロアはノイサス-高比重遮音シートが敷き詰めてあるが、その上からエプトシーラー防音シートとゼトロ耐熱吸音シートを重ね貼りしてみることにした。ただ、エプトシーラー防音シートは、どう見ても裏面の粘着シートが吸音性を落としているように見える。そこで、表面を音源側、要するに裏返しに使うことにした。問題は、両方とも厚みがあるから、入るか?写真はフロアの車台番号を確認するフタを開けて、装着した遮音・吸音材の断面を狙った。結果的には、厚みがあっても入ったが、フロアカーペットが、一部波打っている。


ダッシュボードは、上に書いたようにマジメに遮音対策をしているからエプトシーラー防音シートだけにした。が、裏紙を表にすると垂れ下がってくるかもしれないから、ステアリングコラムの辺で一旦切って、それより上は粘着面を使って下のエプトシーラー防音シートを抑え込むようにした。



とにかく、この辺りはアクロバット状態での作業になる。だれかが切って渡してくれるなら、もう少し体裁が良くなるだろうが、形はいい加減だし、貼り方も歪んでいる。


写真で白く写っているのが、メーカー標準の遮音材。幅はダッシュパネル全幅、高さも目一杯。写真から解るように、高さはカウル部分まで達している。マツダは絶対的な静粛性は追及していないが、手を加えることで、静粛性の向上は図れる。


可動部や電装品の近くに施工するのは、ご法度だ。

カーペットをめくった時に改めてサイドシルを見てみると、レアルシルト超・制振シートを貼った方がいいと思える所があった。


この辺が、素人の限界だ。

あと、サイドシル内に発泡ウレタンを入れることもできるが、「水が溜まる」とか「数年でボロボロになる」という説もある。

メーカーが設計段階で考慮しているなら別だが、水が侵入し易いサイドシルを下手に堰き止めるのはアブナイ。

またの機会に、サイドシルを重点的に観察して、考えよう。

肝心の効果の程だが、自身では、アイドリング・走行中ともに、かなり静かになったと思う。2~3日すると「やっぱり、効果が出ていない」と思うことも多いが、今回は違う。確かに静かだ。

近々、プロが試乗するので、聞いてみよう。
Posted at 2015/09/12 17:44:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 改良 | クルマ
2015年05月30日 イイね!

ツボは、ここか?

28日のブログにデッドニングのことを書いた。

デッドニングの目的は静粛性の改善だ。

ロードノイズはだいぶ静かになったが、相手がそこそこのハイグリップタイヤでは自ずと限界はあるかも。材料が切れたし、週末なので来週まで持越しだ。

もう一丁のエンジンの音は、随分静かになったが、もうちょい何とか・・・と思いながらエンジンルームを眺めていたら、あることに気がついた。

車内の遮音材の上端は確認したが、エンジンルーム側から見た見当ではカウルの下で途切れてしまっている勘定になる。

試しにクリップを外してカウルグリルを外して中を覗いてみた。運転席側はワイパーアームを外さないとカウルグリルが外れないので、持ち上げて観察した。

処理後の写真だが

カウルの中は薄い鉄板の集まりで、指で叩くと、あちこちが響く。早速、レアルシルトを響く所に貼っていった。写真は最終仕上げ前。

レアルシルトを貼っていて気付いたのが、赤丸と赤い矢印で示したボルト。手前側はストラットタワーに、奥の方は車体に留まっている。何があるのか覗いてみると、黒く写っているパネルはワイパーの原動部を固定している。ここに目を付けた。

ストラットタワーからペラッと出た、比較的薄い鉄板のブラケットにボルトで留めて、車体側につないだのでは、共振で音を出す。エンジンもマウントを経由してサスペンションにつながるから、尚更怪しい。

そこで、このボルト4本にエーモンの制振ワッシャを挟んだ。

ドキドキしながらエンジンを掛けると以前と変わらないが、ブレーキをしっかり踏んでRやDに入れると、気になっていたビビり音がきれいに消えた。

カウルグリルが外せないから運転席側の4本は制振ワッシャを挟まないまま。ここにも入れたら、更に効果的かも。

その気で見ると、他からの振動を拾ってビンビンと音を出しそうな所がある。例えば下の写真。

ボンネットフード内側の防音材を装着する時にガイドにする鉄板だが、指で弾くと、ビ~ンと泣く。

小さい音だから他の音にまぎれて聞こえることは少ないが、他を静かにすると聞こえてくる場合がある。しかも、出どころが掴めない種類の音だ。

カウルは熱と水にさらされるから、防振材は再検討しないと・・・。

音と振動はモグラ叩きで、キリが無いのだ。だから面白い。
Posted at 2015/05/30 21:15:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 改良 | クルマ
2014年10月04日 イイね!

デッドニングで、ここまで静かになる。

タイヤをBRIDGESTONE REGNO GR-XTに替えたことはここに書いた。

その時にデッドニングの予約を入れたことも書いていたが、予定通り10月2日に施工してもらった。デッドニングはオーディオの音質向上を目的にしたものと承知仕っているが、オラの場合は、「なんとかプリウスの静粛性を向上させたい」というのが目的で、音質改善は二の次だ。第一、良質な音楽を観賞する耳は持ち合わせていない・・・が、

正直、ここまで変わるとは思ってなかった。

デッドニングした箇所はドアパネル内側、ドアパネルインナー、ドアパネル内張りの裏、Bピラー内張りの裏、ラゲージルーム。

「ラゲージルームが出来て、あとはカバーなどを戻すだけだから見に来る?」とTelがあって行ったんだが、ラゲージルーム以外は作業が済んでいて写真はショップさんが撮ったものを見せてもらった。

ドアパネル内側は、手前のインナーのサービスホールから届く範囲でレアルシルトを四角く切って貼ってある。ドアパネルインナーはブチルで貼ってあるビニールをめくって綺麗にし、穴と呼べるところ、ほぼ全てに貼ってあるが、一部は、わざと貼っていない。振動を完全に止めることは出来ないから、空気を逃がす穴だ。パッと見にはわからないが、この辺はショップさんのノウハウ。

ドアパネル内張りの裏はスピーカー穴付近に集中して貼られている。

さて、ラゲージルーム。ここはオラも目を付けていた。平面部分の鉄板からして薄い上にスペアタイヤを入れる部分(G'sは工具やパンク修理キットが入っている)が付いているから金盥(かなだらい)をぶら下げているも同然で、工具やパンク修理キットもしっかり重いから、走行中はブランブラン。これが車体平面部も振動させているのは、見ただけでわかる。

プロがデッドニングすると
     

     

やはり金盥の側面とその上の平面を意識して貼っている。
が、ショップの代表に言わせると「やたらめったら貼ればいいというものではない」。レアルシルトを全面に貼っても意味がないそうで、どうやらレアルシルトとレアルシルトの間のすき間に意味がありそう。

それから、車体内側側面。
     

     

タイヤハウスの内側になる部分に相当数、貼っている。これは「まあ、そうだろう」とも思えるんだが、3・4枚目の写真の様にリアフェンダー内側も重点的に貼っている。左側は燃料系統の配管などがある関係で少なく見えるが、右側はビッシリ。

さて、どう変わったか・・・などと考えながら乗り込んでドアを閉めた時に驚いた。今までは「バンッ」という残響のある音だったが「バム」とでも表現したらいいような音がする。どこかで覚えのある音だが、クラウンやマークXに引けを取らない。

ドアを閉める音を改善したい場合にBピラーやCピラーの開口部にウェザーストリップを貼る。確かに効果はあるが、決定的なものではない。

ストライカーとドア側のキャッチャーがかみ合う時にドアパネルを振動させて残響が残る。試しに降りてドアを指で叩くと「コンコン」が「コッコッ」とでも表わしたらいい音になっている。これはドアパネル内側に貼ったレアルシルトの効果だ。

それからショップさんのガレージから道路に出る所に軽く段差があるんだが、それを通る時の音が違う。

こいつぁ、試乗が楽しみだ。

何かを比較する場合、いつもの道を、いつもの通りに走るのがいい。

「段差での音が違う」と書いたが、路肩の一部を補修で舗装した箇所など、路面とほとんど段差が無いところでは音を出さずに通過する。

今までは、「トン」という音が出ていたが、車体だけが僅かに揺れるという、感触。

ある程度の凹凸があるところでは、今までは「ドンッ」という音だったのが「ドス」という音に代わり、音量自体も小さくなった。わずかな凹凸が連続する所では「コトコト」という音に変わっている。

プリウスは4輪独立のサスではないが、4つのタイヤがきれいにスムーズに動いているような感じ方だ。

路面が荒れているところでも路面はザラついているのに、クルマの方は静々と走っている。これは、レグノとの相乗効果。ガサツな音や振動が消えて「きれいに走っている」という印象だ。

オーディオに関してはズブの素人だが、聞いてみるとボーカルがちゃんと聞こえる。ボーカルがどこにいるかがわかるという音だ。低音も効いている印象。

透明感を求めるなら、スピーカーをバッフル板で固定するなり、スピーカー自体をグレードアップする必要があるのだろうが、音へのこだわりはないから、当面はそのままだ。

帰りに立ち寄ったコンビニに、偶然ノーマルのプリウスが停まっていて出ようとしていたのだが、ドアが閉まる音が全然違う。閉めた時に響くような音を伴っていたが、「ドスッ」と閉まる。

これらに共通しているのは「残響が無くなった」ということだ。残響が出るという事は、それ以前に振動が減衰せずに残っている証拠だ。

本来、デッドニングはオーディオの音質改善を目的に施工する人が多いようだが、オーディオをOFFにしたときにも静けさを感じているはずだ。

今回は、タイヤ交換も含めて大成功。

が。当分は「冷や飯食い」だ・・・。
Posted at 2014/10/04 15:26:42 | コメント(1) | トラックバック(0) | 改良 | クルマ

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