4thに5th用ガラスサンルーフを取り付ける（その２）

プレートを手で曲げるといっても、適当に勘で曲げるのではなく、ルーフの裏側にあてて、隙間が無くしっくりくるように、少しずつ調節しながら曲げていきます。
ルーフの厚みがあるので、ルーフを開閉するステーとルーフとの間はほとんど隙間がない状態になります。
結構固いので、ペンチではさんでクニッっという具合にはできません。
ペンチでは握力が負けて開いてしまうので、開かないようにモンキレンチで挟み、万力のようなもので固定して、体重をかけるようにして、グイッとやって、やっと曲がります。

ねじの位置の直ぐ横にある盛り上がった部分を避けるように固いプレートを曲げるのはかなりムリがあります。仕方がないので、盛り上がった部分を鉄工やすりで削って低くします。

こちらも固いので、片方だけで、30分くらいゴリゴリやってた気がします。鉄粉を掃除機で時々吸いながら作業しました。

ほぼ隙間無く、プレートが収まるようになりました。

やすりで削ったところは、サビを防ぐためにタッチアップで塗装。
グラナダブラックパールが何本かあるので、利用しました。
曲げたプレートも傷だらけになったので、同様に塗装しました。

プレートが下に向かって曲がるため、車両側のプレート取り付け位置を少し削りました。
これは一番前の所だけやります。
ここにもタッチアップを塗っておきました。

ルーフを一人で脱着する場合、ドアを開けて開口部に立ち、ルーフを少し開けた状態で、写真の○の所を持って持ち上げると簡単です。

重さを量ってみたら、スチールのルーフは約5.5kg、ガラスルーフは約8.5kgでした。
約３kgほど重くなっていますが、このやり方なら大丈夫です。

プレートを車両側のステーに固定し、そこにガラスルーフを載せ、内側からナットを締めます。

天井とほぼ同じ高さになりました。

ステーを調節しながら曲げるのと、ルーフの裏のでっぱりを削るのが大変でしたが、何とか無事に取り付けられました。

ルーフの裏側に内装はありませんが、取り付けねじを隠すカバーがあるので、それを内側に取り付けて完了です。