東京モーターショー2007 その5
投稿日 : 2007年11月09日
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正直、新型インプを最初に見たときの印象は「ああ、やっちゃった!」でした。スバルはかつて自分もレガシィに乗っていたこともあって、大好きなメーカーですし、インプレッサも自分では買わないまでもずっと気になる車ではありました。それだけに今回の新型を目にしたときは、正直これをデザインした人間を憎んだほどだったのですが、最近町中でこの車を目にする機会が増え、見慣れてくるにしたがって「ま、まあ、そこまで悪くないかな」(爆)…ようするに一貫性がないんです、僕(滝汗)。言い訳になってしまいますが、確かに写真などで見るよりも実車はとてもボリューム感があって、その全体のフォルムからもクラスを越えた上質感のようなものが感じられます。スバルは今回、この車のエントリーモデルがもっと売れることをねらったようですが、実際売れ筋になっている1.6のモデルは、そのクラスとして見てみるとなかなか魅力的な車であることもわかります。とは言え、やはり僕らが期待してしまうのは、後から追加されるとアナウンスされたSTIのほうです。今回のモーターショーではその実車が展示されると言うことならば、これは見ないわけにはいかないでしょう。
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標準モデルでさえ、かなりグラマラスなボディなんですが、ワイドボディを採用したこのSTIの迫力は、やはりかなりのものでした。こういう「大人げない演出」(笑)って大好きです!後付のフェンダーなどによって広げているのではなく、完全に別物になっているのも「そうこなくちゃ!」って感じ(笑)。ただ、個人的にはリアのフェンダーにプレスのラインを入れているのがちょっと残念。最近こういう処理がなされた車を多く見ますから(マツダ車にこのパターンが多いが、ベンツのSクラスなども同じ手法かと)、これが今のトレンドなのでしょうが、僕個人としてはもっとさりげなくふくらませてくれたほうが良かったかなと。
とは言え、このフェンダーの張り出しはやはりたいしたもので、特にフロントのラインなどはちょっと「涙モノ」です(笑)。新型インプのデザインで一番嫌なところはフロントのグリルとライトの部分なのですが(天才バカボンに出てくるお巡りさんみたいに見えます)、STI専用デザインのグリルとバンパー、そしてこのワイドなフェンダーによって、ずいぶんその印象も変わっていました。
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ルノーのところでお話ししましたが、この車もリアフェンダーの膨らみのため、テールランプの角度とのずれを解消するための「ふち」が作られていました。見よ!このふちの厚さを!(笑)
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正直言えばここまで回ってくるうちに結構パワーを使ってしまって(なにしろその人の多さに疲れてしまいます。考えてみれば普段こんな人混みの中に身を置く機会がほとんどないもので…)、僕にとっては一番のお目当てであったはずのAUDIブースやVWブースにたどり着く頃には、すでにエネルギー切れをおこしていました。今考えてみれば、AUDIでは新しいRS6(これのブリスターフェンダーはチェックしたかった!)やA5&S5、さらにはある意味今回のモーターショーの目玉であった新しいA4など、興味深い車がたくさんあったのですが、自宅に戻って写真を調べてみたらこの車の写真しか撮っていませんでした(涙)。A1と目される車ですが、正直これは…。
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VWのブースでもティグアンやR36など、それなりに興味深い車の展示はあったのですが、個人的にはIROCCが見たかった!IROCCは言うまでもなくSIROCCOのスタディモデルで、話によるとこれとほぼ同じデザインのまま市販化される予定であるということだったのですが、VWではデザイナーの電撃的な交代劇などもあり、このあたりも白紙になっているような話も聞きます。一説にはせっかく浸透しかけた「ワッペングリル」も廃止されるという噂も…。実際確かティグアンも最初のショーモデルではグリルの部分をメッキ処理して「ワッペングリル」をもっと強調していたと思ったのですが、実際導入されるモデルはボディ 同色となり、バンパーのデザインのせいもあるのか、それほどワッペングリルを感じさせないものになっていました。まあ、一応「SUV」を謳っている車ですし、アウトドアユースを考えればメッキのグリルはどうかとも思いますが、今回このティグアンはアウトドアユースを考えたモデルとシティユースを考えたモデルの二種類を用意しているようですから、せめてシティユースのモデルのほうはメッキのグリルでもよかったような気がします(トゥアレグはそうなっているのですから)。まあこのあたりにも新しいVWのデザインの流れが見て取れるのかもしれませんね。
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今回、buzi-kaeruさんのご厚意でこの場所に行く機会を得ることができました!(buzi-kaeruさん、本当にありがとうございます!)そう、VWのラウンジです!もちろんこんな場所に足を踏み入れるのは今回が初めて。親方ご夫妻のご厚意もあって、僕とゴランさんとで入らせてもらいました。そのラウンジへは展示スペース奥の受付でチケットを提示し、そこを抜けて階段を上がって二階に上がります。
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そしてこれがその二階のラウンジスペース。展示スペースのまさに真上にあります。席に着くとすぐにお姉さんが「お飲物は何にいたしましょう?」いくつかから選べたのですが、僕らはアイスコーヒーを頼みました。
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ここで商談などもできるという話だったのですが、僕らを相手にそんな話をされても困るなーと思っていたら、大丈夫、ちゃんとほうっておいてくれました(笑)。おかげでゴランさんといろいろな話で盛り上がることができました。
再度お姉さんがやって来て、「おかわりはいかがですか?」と言ってくださったのですが、気付けばすでに親方夫妻との待ち合わせの時間になっていましたので、あわててその場所を後にしました(親方夫妻はその間、別の場所で休んでくれていました。親方、そして奥様、貴重な体験を譲ってくださり、本当にありがとうございました!)。
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