カムプロフィールについて、気になったので
なんとな~く素人が考察してみた。
NCハイカム化計画 そのに!
どんどんぱふぱふー
ゞ|'∀'|シ
仕事で帰るのが遅くなっても、いろんな誘惑に負けつつも(ぉぃ
コツコツと素人なりに色々考えてデータ集めやらやってみました。
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前回見てくれた人も今回が初めての人も、意見があればメッセージなりコメントとかに
書いて頂くと、筆者も非常に助かりますので車種を問わず御参加お待ちしてますー。
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・カムプロフィール
純正周囲(240°)を150 mmと仮定して算出しています。
・上記からの考察?してみたこと
バルブオーバーラップ:長いのでValve Over Lap → VOLと省略
純正と比べて、COSWORTHは充填効率重視であると言える。
他社では基本的に排気効率重視であるが、NOPROは比較的充填重視と言える。
特に顕著なのがTOMEI POWEREDで、セッティングは上記のようにIN側を抑え目に
している代わりにOUT側の作動角を広めにとることで、吸気効率を高めている?
(INとOUTを共にTOMEIとした場合)
TOMEIのIN側の作動角が他社と比べて少ないのは、なるべくチャンバー内の
空燃比を一定にする為か?NOPROのOUT側をスポーツカムに変えた場合の
IN/OUT比を更に排気側に引っ張っている。COSWORTHの対極か?
また、オーバーラップ量に関しては下記の通りの結果となった。
COSWORTH = NOPRO(スポーツカム) > ODULA = TOMEI POWERED > NOPRO > 純正
純正と比べてカムを変更すると、オーバーラップ量が32-44°ほど増加する傾向にある。
また、オーバーラップ量から
NOPROスポーツカムタイプとCOSWORTHが同程度である証明となった。
ただし、INとOUTでの作動角による違いから、COSWORTHは充填効率を重視している
のに対し、NOPROスポーツカムでは、OUT側を多くしてオーバーラップ量を稼いおり、
排圧(運動エネルギー)による吸気効率を促進している?
(思想的にはTOMEIのセッティングに近いか?)
また、COSWORTHとTOMEI POWEREDの2社を、INもしくはOUT側に使用すると
仮定した場合の一覧表を作ってみました。
気が付いた方もいらっしゃると思いますが、ODULAとCOSWORTHはOUT側の
作動角が同じです。しかし、ODULAはリフト量が多い事を考えると作動角が同じ
であっても、実質的にチャンバー内から排出される体積的には違いが出てきます。
(ODULAの方が排出するガス量は多い筈です)
先日の考察では、『作動角の大きさのみ』でIN側にCOSWORTH、
OUT側にNOPROスポーツタイプ(もしくはTOMEI)と決めてみました。
今回の考察結果としてはIN/OUT比の差異を考慮に入れた場合として、
トルク痩せについても考えてみたいと思います。
このIN/OUT比は差異が少ないほど、トルク痩せが少ないのでは?と考えています。
この算出からでは、IN側COSWORTHにOUT側NOPROがもっとも差異の少ない値を
示していますが、これも上記のCOSWORTH & ODULAと同様にOUT側のリフト量を
考慮にいれると、実質的には変化がある筈です。
この場合だとリフト量の差異が0.84 mm、作動角は4°の差異があります。
イメージ的には、NOPROはリフト量が多く作動角が少ない為に一瞬で多くの排気
(もしくは運動エネルギーによる吸気)を行い、COSWORTHは逆でリフト量が少なく
作動角が多いので、時間をかけて排気を行うと考えて良いと思います。
この例に関しては、どちらがより効果として高いのか算出していません。
・総括
今回の考察からでは、結果として以下のような組み合わせを考えました。
※オーバーラップ量とIN/OUT比より選定しています。
・出力重視型
IN:COSWORTH
OUT:NOPRO スポーツカム or TOMEI POWERED
・出力バランス型1
IN:COSWORTH
OUT:ODULA
・出力バランス型2
IN:COSWORTH
OUT:NOPRO ? or COSWORTH ?
車種に関係なく、ご意見を募集してますー。
Posted at 2012/12/03 00:20:34 | |
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