今日はふと思い立って、千葉市で先日見つけた大手模型店へ鉄道模型用の改造パーツを買いに行きました。
鉄道模型を買う人にはいくつか種類があり、走行させる事で楽しむ人、走行している所を写真に収めて楽しむ人、改造する人、コレクションとして鑑賞する人、などがあります。
私はどのパターンかと言うと、全部です(笑)。
とりあえず買ったらまず形式のインレタなどを貼って簡単にいじります。で、その後試運転を兼ねて走行させます。
しばらくはそのままの状態で仕舞っていたり飾っていたり。しばらくして資料が色々と揃ったら、本格的に改造パーツを揃えていじります。
で、弄った状態で走らせて、写真を撮って、飾って、たまに走らせる。そんな感じです。
で、今日買ってきたのはメーカーズプレート、速度検出器、高圧引込線の3点。
これらはそれぞれ350円ほどで、プレート1セット、検出器1セット、引き込み線3セットを購入。
ちなみにこれらが何かというと、メーカーズプレートというのは車で言えばトヨタ・日産・ホンダ、なんかと同じです。その車両が製造されたメーカー名のプレートです。普通の電車だと外から見づらい妻面(連結面)にプレートがあるので知らない方も多いと思います。JRの場合、日立・東芝・三菱・富士重工なんかです。
三菱と富士重工なんて自動車業界でも競りあってますが、鉄道業界でもライバル会社なんですね。
速度検出器はこれまた普通は見えない台車部分に付いている装置。車のスピードセンサーに当たります。鉄道の場合、輪軸の回転数を検出して速度換算しています。
車だとクラセンとかカムセン、ABS用の車輪速センサーみたいな感じです。
引込線はパンタグラフから受け取った電気を、屋根上の配線を経由して室内に導く部分で、電車の場合には室内を経由せず妻面のダクトの中を配線が走って台車にある主電動機まで電気が走っているので、見る事は出来ません。電気機関車だと、屋根上にでっかい碍子が付いています。
それらをつい先日買った限定品に装備しました。
元々付いているモールド(プラを一体成型して作った造形)を精密ノミで削り落とし、取り付け用の0.5mmの穴をピンバイスで開け、ごく少量の瞬着で貼り付けて塗装。
文章だと簡単ですが、なんせ付ける部品は大きいもので3mmくらい、小さいものは1mm弱、日○直販で売っていそうなライト点きルーペが欲しいくらいです。
そんな緻密な作業を経て、取り付け完了となりました。
加工を一切していない状態から比べるとリアルさが歴然です。
もっと凄い人は手すりなんかも別パーツ化するんですが、それをやると本当に観賞用になってしまう(脱線なんかしたら確実に壊れるから)のでそこまではやらない事にしています。
今日の所は加工は1両半くらい、残りはパーツが揃っていないのでしばらくは未着手です。色差しの残りが4両2編成、改造が7両3.5編成、頑張ります。
Posted at 2007/09/04 00:34:25 | |
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鉄道 | 日記