こんにちは、出江です。
ただいまバルセロナ近郊のTorredembarraの宿で過ごしています。
初戦の地、アヴィラを3/3に発ち、1日かけて自動車で移動してきました。
競技者2台、サポートカー4台による大移動です。
マドリッドまでRally of Spainのドライバーの方々、そのご家族、お手伝いで来ていただいた松波さんをお送りし、マドリッドまで鉄道で移動したメンバーを拾って、700km以上の長距離移動でした。
アヴィラへの行きは雪などに苦しめられたバイオレットも、帰りは調子良く飛ばしていきます。
Torredembarraの宿は僕たち後発組は初めてでしたが、その環境の良さに驚きました。
3/4より本日まで、IDIADAで、日産さんに提供していただいている整備場で作業です。
2戦目からは関東工大生は帰国してしまうので、東大生の手に負えないようなメンテナンス作業は終わらせてしまわねばなりません。
東大メンバーへ整備手順を教えつつ、関東工大メンバーが中心になった整備作業は進みます。
サービスの手順、エンジンオイル交換、車体点検などを確認して、東大メンバーは2戦めに向け準備します。
東大メンバーも、ラリーコンピューターの改良、今後の行程の確認、レンタカーの手配など、ネット環境があるうちにできる限りの作業に勤しみます。
トレノの冷却水の漏れが発見されるなど対応しなければならないことは多かったですが、関東工大生の懸命な作業により、2戦目にむけた準備が完了しました。
今後イギリス、ベルギー、ドイツと回ってくるにあたり、サポートカーの運転をしてくださる方々とも合流します。
5日には、和歌山より堀端さんが、和歌山のお米、梅干し、お漬物を持っていらっしゃいました。弊プロジェクト講師の吉野のお友達で、お乗りになってるポルシェ997GT3RSを駆り東京での授業に参加いただき、メンバー何人かが乗せていただいたこともありました。日本食が恋しくなりつつあるメンバーには、差し入れは大変ありがたいです。
6日には、ご支援をいただいているシェフラー社さんの千葉さんが、チームポロシャツを着て颯爽とバルセロナ空港に登場します。スプレンドーレ榛名やラリーニッポンのお手伝いの際もお会いして、長々とお世話になっています。
これから20日間に渡りスペアパーツやサービス品を運ぶレンタカーも借りました。
普通免許で運転できるぎりぎりのサイズが欲しいくらいですが、普通の旅行者と思われるので、なかなか受け付けの方に意図が伝わらず苦労しました。なんとか満足のいくサイズのものを借り、準備はバッチリです。
いよいよ本日7日、ブリュッセルに向け競技車両が出発します。
サービスカー1台(9人乗り。とても大きいです。)との3台編成で、2日間かけてフランスを突っ切ります。
車両移動組のほかのメンバーは宿に残り、9日に飛行機でイギリスで飛び合流します。
拠点に腰を落ち着ける期間も終わり、また移動の日々が始まります
Posted at 2013/03/07 18:14:01 | |
トラックバック(0) |
日々の出来事 | 日記