サウンドレベルメーター(1)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
昔、カーコンポとかで、サウンドレベルメーターと言うものがありまして、これ自分で作れないかな、と。
見た目はパイオニア(ロンサムカーボーイ)を目指します。
写真はブレッドボードと言う、この上で手軽に回路をテストできる板です。
子供の頃、電子ブロックと言う教材があったのを思い出します。
2
LEDはLEDアレイの状態で売っています。
例の物と同じく3色12連を選択、制御ICもそれ用の物を。
電源は14Vで計算しています。
IR2432はVUメーター用IC
他にリニアスケール用のIR2433があります。これは最大値と最小値を指定すれば、その間を13等分して表示しますので、デジパネ等作りたい時に利用できます。
ちなみに、データシートにはIR2433を12個数珠繋ぎにして144連バーグラフを作る回路サンプルが載ってましたが・・・
そんな気が遠くなる半田付け、誰がするのでしょう?(笑
3
この回路にそのまま音声信号を入力しても、相当ボリウムを大きくしないと、満足な動作は得られません。
なので、汎用オペアンプを用いた増幅回路を入れ、可変抵抗で調整できるようにします。
約60倍と大きな倍率を設定していますが、これはテストを家で、携帯用音楽プレーヤーとステレオイヤホンを用いて、通常使用する程度の音量でも十分な動作が得られるように設定した為で、実際はもっと低い倍率でも十分と思います。
4
筐体は、物置で古いゴリラのマウンターを見つけたので、これを使用します。
5
基板に実装していきます。
奥側にあるのは試作、試しになるべく小さく作ってみましたが、やはり専用基板でも無いと、本家のようなサイズではできませんね。
あるいは、表示部と制御部を別に作る等の工夫が必要です。
本番は筐体の大きさに余裕があるので、幾分大き目に作りました。
使用する部品点数はそれ程多くはありません。
6
基板裏側
むしろそれらを繋ぐ事の方が面倒なわけで・・・
7
筐体内に仕込みます。
ICのデータシート通りに、LEDの制御電流を10mAに設定しましたが、思いのほか明るいので、フロントマスクにはスモークのアクリル板を使います。調整回路に半固定抵抗等いれて調整できるようにしても良かったかもしれない。
LEDアレイの裏側からの漏れ光も結構あり、無視できない程度です。LEDアレイ側に対策しなかったので、アクリル板の裏側に黒のカッティングシートで目隠しをします。
8
筐体下面は余ったアクリル板で蓋をします。
あまりの方が圧倒的に多いわけで。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク