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Y60/Y61前期のリアキャリパーピストンの比較です。

大きな方がY60のものです。

だからなんやねんという事（笑

塗装を終えて交換準備完了です。

実は途中からのお話になります。錆びていたLSPVを簡単に掃除して塗装をしていると、このレバーの部分は外せるんじゃないかと？何気なく分解した図。

裏に品番らしきシールが貼ってあります。46400-01J11なのねと見ているとこのステッカー剥がせそう。剥がして錆び落として塗るかとはぐってみると、、、

あれまこんなところに栓がしてあるじゃん。測定すると12ｍｍのぶっとい六角。なんとなく記憶の片隅に水道整備用の工具の中にぶっとい六角があったような気がして探してみると有りました。これ行けるんじゃないと思いあてがうとビンゴ！で分解開始です（笑

万力がないので色々考えてこんな感じで外してみることに。写真を撮りわすれたのでこの後の作業から

無事に栓が取れました。

中を見るとピストンのようなものがありますがなかなか出てきません。

床に軍手を重ね叩きつけていると出てきました。

まだ奥に何かいます。

アーム側の真ん中のピンを押してみると引っ込んだので行けそうな予感がします。

無事に臓物が出てきました。

此方がレバー側です。スプリング等は錆びております

本体内部のピストン部分です。左側のレバー側に錆が有ったのでここが固着の原因かもしれません。

本体を観察すると

再びこの作業。

外れました。掃除できるので良い感じです。

久しぶりに酸ポール攻撃。最初は呉のラストリムーバーの残りが有ったのでどぶ漬け。写真がその様子。いっそのこと本体もやるかとこちらはサンポールで。流水洗浄後、セスキ酸ナトリウムの粉末を台所から拝借して溶解させ中和反応も行ってエアブロー、乾燥を念入りに行いました。

洗浄後の様子。

ピストン部にはキャリパー整備用のラバーグリスを塗布して組付けます。

この分には全面にシリコングリスを塗布しておきました。

裏側も栓をして完成。

脱脂後マスキングをして

塗装して完成です。

という感じでなんとなくの流れで分解清掃を行いました。