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みなさん、こんにちは！
今回はMAZDA CX-30に試乗して参りました。
グレードは20S PROACTIVE TS
2.0L直列4気筒、6AT。価格は273万円。


まずはエクステリアです。
CX-3と5の中間。セダンとSUVの中間。絶妙のバランスです。MAZDA車の中で一番好きなスタイルです。


ペダルレイアウトに関してはもう語る必要はないですね。


インテリアは最早メルセデスやレクサスに負けていません。センスの良さが光っています。


ステアリングホイール周りもスッキリしており、機能的でスマートです。

走りはMAZDA3をより上質にした印象です。直噴特有のカチカチ音も抑えられ、アクセル開度に対する加速も自然です。
パドル操作に対する反応も迅速かつ正確で、ATの出来の良さを感じます。
レーダークルーズも試してみました。先行車に対して出遅れ気味ですが、街中でも充分使用出来る精度を持っています。

ここまでべた褒めのCX-30ですが、ブレーキに関しては違和感を感じました。遊びが少なく微操作域から制動力が立ち上がるスポーツカーみたいなフィールです。ただその効き方が問題で、通常のブレーキ操作では問題ないのですが、信号の変わり目などで急制動が必要な時、自分が思ってる以上に制動距離が伸びてしまう傾向がありました。要は効きが甘く急制動をかける時はかなり強めにペダルを踏まなくてはなりません。走る止まる曲がるの中でも一番重要なブレーキを何故このような味付けにしたのか分かりませんが、もう少し軽めのタッチでもしっかり効くようにした方が、不安感がなくなると思います。ぜひ改善して欲しいです。

最後に注文をつけてしまいましたが魅力的な車である事に変わりがありません。ブレーキの確認も含めてもう一度乗ってみたいです。


話は変わりますが、MAZDA3のマニュアルシートになんと座面チルトが付いておりました。メルセデスやBMWでは見かけた事がありますが日本車では見た事がありません。改めてMAZDAの凄さを感じた次第です。