
やっと、行ってきました。
私のみんカラ歴の中で、1107人という最高のイイね!の数をもらった「
運転免許自主返納をお考えください」の続編です。
まあこのブログの趣旨とは別の方向(nismoに乗っている)に反感を持たれて、色々書かれた弊害もありましたが・・・。
コメントで教えてもらったように直ぐに受講予約の電話しましたが、
高齢者が多いのか何と12月でないと受講できないとのことで、昨日行って来ました。
この3時間の講習は結構疲れます。
今回は高齢者講習の「予備検査」として認知力のテストが念入りに行われます。
75歳以上の受講者の34%が認知力の低下が認められるそうです。
この個人の結果は警察と、必要なら病院にも送られます。
テストはこんな具合です。
セキセイインコとか電子レンジとか椅子とか機関銃とか16種類の絵を事前に見せられて何個覚えて書けるかです。
見せられた後は別のテストが続き、A4の1枚にぎっしり詰まった数字の中から“1と4を消してください、次に2と8を消してください”の作業です。
認知と思われないように皆さん数字と格闘です。
ところがこれは何の意味も無かったのです。
他に頭を使わせて、16種類の絵を忘れさすための作業でした。
その後に、覚えた絵を平仮名でもカタカナでも漢字でも書いてくださいと言われます。
幸い私は14書けてトップ?でしたが、全部覚えるのは30代でも難しいのではと思いました。
加齢とともに動体視力は衰えるので、このテストも念入りです。
これも私は0.9あり凄いですね、と言われました。
(動体視力が良くないと、速く走れません)
ゲームセンターのような模擬運転装置では、実際の車とペダル操作が違うので慣れでは上手く行かず難しいです。
このテストも全てに“優れている”で一安心でした。
総合評価は同年代と比べると勿論“優れている”で、30代40代50代と比べると大体“普通”か、項目により“やや劣る”でした。
30代40代と比べてもらえる結果に大満足でした。
これなら300km/hも余裕だと確信しました(^o^)。
次に実技はコースを3人交代で運転します。
最初の85歳くらいの方は、“わしはAT乗れんのや”と言いました。
教官はATの方が簡単やからと説得して、運転方法を教えました。
実際のコースでは、全てのコーナーで完全な脱輪を繰り返しました。
途中から私は落ちそうになると“ヨイッショ”と声を掛けてあげました。
笑ってる私も実は2回脱輪させました。
でも教官は私らは脱輪は気にしません。
どれだけ周囲に気を配っているかを見ています、とのことでした。
まあ運転中に教官と雑談してての失敗でしたが。
私“最高齢は何歳くらいですか?”
先日、94歳の方に同乗しました。ここへ来るような94歳は失礼やけど、今日の3人の方々よりもずっとしっかりしてましたよ。
こんな年齢では普通は家族が止めるけど、家族がここに来させるような方は70歳よりもしっかりした方ばかりです。
・・・なるほど、そういう理屈なのか、と変に納得しました。
教室に帰って、高齢者の事故の特徴も参考になりました。
講師の話、
皆さんは今まで信号無視は2回や3回は経験あるでしょう。
周りを見回してパトカーもいないのを確認して、信号無視をするような時は事故は起こらないのです。
高齢者は信号の存在そのものに気付いていないのです。
または信号は見ていても、何も認識していなくて大きな事故になるそうです。
あと、若い方も参考にして欲しいのは、夜間走行ではライトはこまめに上向きにして視認性を上げてくださいとのことです。
そう言えば近頃はライトは上向きが標準の車が増えてきましたね。
対向車がある時は自動で調整するから、運転者は楽です。
Posted at 2015/12/04 09:46:01 | |
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