報奨休暇キャンプツーリング（3日目）

7月15日から24日に掛けて、勤続35年の報奨休暇を利用して、西日本〜九州〜北陸を巡るキャンプツーリングに出掛けてきました。引き続き3日目の様子です。
　
本日のスケジュールもタイトなので、日の出前にホテルを後にし一旦パーキングに立ち寄り、観光に不要な荷物をクルマに放り込み、広島市内を早朝ウォーキングして主要ランドマークを巡ります。


先ずは『原爆ドーム』へ。大正時代に広島県物産陳列館として作られた建築物でとてもモダンな感じです。この建築物のほぼ直上で爆発が起きた為、爆風の影響を避ける形で側壁やドームの骨組みが残ったとの事。風化が進み保存も大変だと思いますが、忌まわしい過去の歴史を伝えるために残して欲しいものです。

続いて『広島城』です。大阪城より西にあるお城や西日本の武将については疎く、毛利輝元の築城である事を初めて知りました。城内と外堀を一周するだけで小一時間を要しました。

ここから広島駅まで歩き次のランドマークである『安芸の宮島』まで電車で向かいました。

事前に知ってはいましたが、修復中のために厳島神社の鳥居の全貌が見れなかった事は残念でした。

修復中の鳥居を観れるのは一生に一度有るか無いかのレベルなのでラッキーと言う方もいらっしゃいますが、再訪できる可能性は限りなく低いと思っています。

残念な事はありましたが、朱塗りで彩られた神社の回廊は平安時代に迷い込んだと思わせるような荘厳さが有りました。

続いてロープウェイを乗り継ぎ、徒歩で島内最高峰の『弥山（みせん）』山頂を目指します。

本来であればロープウェイや山頂から瀬戸内の美しい風景を拝む事が出来るのですが、雲の合間から少しだけ本土が覗ける程度でこちらも残念な結果となりました。

宮島の表参道まで戻り漸くブランチとなりました。宮島と言えば”牡蠣”という事で『牡蠣屋』さんで牡蠣のフルコースを頂きます。

炊き込みご飯、佃煮、フライ、焼き牡蠣、グラタン何も美味で満足出来ました。

観光を終えて一旦広島市内に戻り、クルマに乗り込み本日の泊地である九州の門司港を目指します。

途中、クルマの撮影をする目的で『錦帯橋』に立ち寄り、数枚写真を撮影して駆け足で次の目的地に向かいます。

九州を目前に、大河ドラマでホットな壇之浦の素晴らしい眺望を目に焼き付け、自身が所有するクルマで初の九州上陸を果たしました。

本日も街中の宿泊となりますので、キャンプ泊は断念し『門司港レトロ』のホテルに宿泊します。

ホテルの部屋からはディズニーシーの様な素晴らしい眺望を望む事が出来ました。

ホテルのシャワーで汗を流し、千葉県から同地を訪れてる充電旅の『みん友』さんと合流するため、小倉市街に向かいました。

当日はお祭りが開催されており、夕食を頂く場所を探すのに難儀しましたが、焼き鳥屋を見つけて暫し盃を傾け歓談し門司港に戻りました。

門司港に戻り酔い覚ましを兼ねて、近辺の古い建築物を巡りました。

港としての歴史的な成り立ちが似ているからなのか、雰囲気は小樽の街並みにそっくりな感じでした。

尤もそれらの建築物は駅舎や銀行などで使われる用途も同じ様なものなので、似ていて当たり前なのかも知れませんが。