XV-01 組み立てその３ - クライマックスは自分らしく

さすがに平日仕事が終わってからだと作業が進まず、間が開いてしまいました。

XV-01の組み立ては連休にやるのがいいかもしれませんね。



まずは袋を開けるところから。

ここからはメカとかカバーとかの取付になりますので、袋の中身は少なめです。

ここでいきなり脱線。

フロントアクスルの外側のベアリングを取り付けます。
このスペーサーは大切な役割がありますので、ちゃんと入れておきましょう。
ツーリングだとアルミ製が多いようですが、ダート走行では樹脂の方がいいような気もします。

同じくリアも。


メカ積みを後回しにした理由は、早くボディをフィッティングしたかったからです。

非常に古いボディのため、さすがに同じマウント位置というわけにはいきませんでしたが、幸い2mmのスペーサーをいれるだけで済みました。

リア側はこんな感じ。

通常は前向きに着けるのですが、後ろ向きに着けると丁度良い位置になりました。

そしていよいよメカ積みです。

ハイトルクサーボセイバーとアルミサーボホーンを用意し、サーボの取り付けようには伝説の(?)「サー坊」を投入することに。

まずはプロポにXV-01用の設定を準備し、FF-03にご登場いただいてサーボをニュートラル位置にします。


ニュートラル位置ではサーボホーンはこんな感じになりました。

指定では真上にすることになっているので、サブトリムで調整を。

続いてピロボールの取り付けです。

標準ではサーボホーンが樹脂製なのでネジ付きになっていますが、アルミホーンを使うので貫通型にしました。
取付位置は標準と比べて僅かに外といった感じです。

サーボの取り付けにはサーボの大きさに合わせたスペーサーを使うとのことですので、まずは様子を見ます。

・・・判断基準がよく分かりません。とりあえず厚い方のスペーサーを入れてみたんですが、気付いたことといえばロープロサーボの宿命であるサーボステーとケーブルの干渉があることくらいです。

そこでパーツ箱を漁ってみると丁度良さげな物があったのでこんな風にしてみました。

これならサーボホーンとステアリングワイパーの位置関係が良くなり、ロープロサーボを使う甲斐があるというものです。
このサーボステーだと取付ねじが２本減ってしまいますが、アルミ製ですしI型ですしサー坊も使うので大丈夫でしょう。
あと、サーボホーン付近の壁に貼ることになっているスポンジですが、壁から遠くなったので省略します。

アンプと受信機を仮置き。

ご覧の通り、アンプのケーブルが３本しかなく、プラスのケーブルを分岐するなどしてどうにかバッテリーボックスに引き込んでやらないといけません。
あと、アンプのケーブルがモーターまで届きませんので、それもどうにかしないと。

具体的にどう配線するかなんですが、今回使用するブラシモーター用バックなしアンプの構造を考えると、第１の方針はバッテリーとモーターのプラス同士をできるだけロスなく接続するということになります。

雑な絵で申し訳ありませんが、バックなしだとプラスは直結でマイナス側だけをスイッチングしてやればいいということですね。

基本方針が決まったところで、某有名模型店にいっちきちもんちきち。

アンプには13AWGが着いていますが店にはなかったので12と14を買って来ました。

バッテリーのコネクターはディーンズタイプを使っています。

このような形状のバイスがあると、バイスを立てるだけでプラス側の作業に移れるので便利です。
オス型コネクターにケーブルをハンダ付けするときはメスに刺しておくのがポイントです。
こうしておかないと熱で簡単に変形して抜き差ししづらいコネクターになってしまいますので。

準備ができたところで、配線作業を。

アンプからモーターのマイナスに繋ぐ線は長さが足りないので付け替えます。
バッテリーのマイナスへの線は交換せず、長さを調整します。
プラスの線はバッテリーとモーターを繋ぐ線の途中にハンダ付けします。

その結果がこれ。

元々の線よりも細くすることに抵抗があったので太い方のケーブルにしたんですが、やらかしてしまった感じがありますね。
線が長いので抵抗の増加を少しでも抑えるためということにしておいてください。

ちなみに、モーターはこれ。

1997年のJRM公認モーターです。
使いっぱなしで放置してあったので、分解して整備しました。
軸受けがメタルですので、ダートでは使いやすいんじゃないかと思います。

で、モーター側にはヨーロピアンコネクタを取り付け、アンプの調整をするために電源を入れたらノーコン状態に orz
FM受信機はもう残っていないのでAMのモジュールと受信機を引っ張り出してきてとりあえず調整しました。

受信機を載せ換えようと思ったんですが、あきらめきれずにクリスタルを交換して再挑戦したらうまくいきました。
クリスタルが壊れていたのか、単に接触不良なだけだったのか。

原因究明は後回しにして、作業を続けます。
とは言え、あとは特筆することはないのでさくっと省略。

あとは細かな作業と調整をすれば走らせることができます。

このXV-01というシャーシは、見れば見るほどよく考えて設計されていることが分かりますので、走らせるのが楽しみです。