[XV-01]ラリーブロックタイヤがスリックになりつつある件

このところブログには書いていませんでしたが、昼休みのラジコン練習は続けています。
おかげでラリーブロックタイヤがかなりすり減って写真のような状態に。
これでも普通に走るので問題ありませんが。


さて、ここで少し理屈っぽいお話を。
内輪差のことは皆さんご存じだとは思いますが、後輪の方が内側を通るということは後輪の方が通過距離が短いということでもあります。
つまり、フルタイム四駆では前後の軌道の距離差によってどちらかのタイヤがスリップしてしまうわけです。
(ラジコンの話なのでセンターデフはないものとします)

で、低グリップ路面でのXV-01の特性についてお話しすると、XV-01はかなりフロントヘビーなため、前後の軌道の距離差ができた時に荷重の小さい後輪の方がスリップしやすく、すごくテールスライドしやすい車となります。

ここで次の写真。
激しくテールスライドさせながら走った結果なんですが、摩耗が激しいのはフロントの方です。
ラリーブロックタイヤだと露骨に直径が変わってしまいます。
ということは、前後の軌道差の影響が走るほどに助長されてしまうわけですね。


そこで前後のローテーションをしてみました。

長い距離を転がるフロントタイヤの方の径を大きくした結果、期待した通りテールスライドが減りました。
頻繁にローテーションしてもいいのかもしれませんが、車の挙動が変わってくれた方が練習になると思いますので、こんな感じでいこうと思います。