![[XV-02] セッティングその2 手応え(は)あり [XV-02] セッティングその2 手応え(は)あり](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/046/368/145/46368145/p1m.jpg?ct=40c701bf9440)
この一週間セッティングを少しずつ変えて昼休みの練習走行で試してきましたが、ついにプライベートサーキットへ。
が、最初に書いておきますがタイム計測の準備をすっかり忘れていたため、今日はフィーリングしか確認できませんでした orz
手動で測ってもらったところ、XV-01と遜色ないくらいのタイムはでているようです。
ではセッティング内容です。
3日目の結果
リアトーを0.5°にすることでよく曲がるようになるのを期待していたんですが、思っていたほどではありませんでした。
どうもフロントタイヤがあまり仕事をしていないように感じたので、やっぱりキャスターだろうな〜と。
色々やってみると荷重移動すれば曲がる感じになったので舵角を減しました。
そうなると走らせるのが楽しくなってきて充実した練習になりました。
4日目
XV-02の発売前から疑問に思っていたキャスター角。
ついにここに手を入れます。

XV-01のキャスターブロックは今品薄のようですので、XV-01から取り外したものを使いました。
こうして比較すると一目で分かるくらい違いますね。
あと、ユーザーの方なら舵角制限用のビスを引っ込めて舵角を制限しなくしてあることに気づくと思います。
これが前に書いたフロントタイヤを引っ掛けたときにサスアームが折れにくくなるおまじないの正体です。
舵角を制限するとそこから先はサーボセイバーで力を逃がすことができなくて足回りにモロに力がかかってしまうんですよね。
つまりサーボセイバーの可動範囲をできるだけ広く取ろうとしているわけで、ダイレクトホーンを使っている場合は無効です。
で、キャスターブロック交換後の様子がこちら。

この写真だと逆スキッドが目立ちますね。
キャスターを増やしたのでキャンバーを減らし、キャンバーを減らしたのでトーアウトも減らしました。
この変更でようやくフロントが入っていくようになりました。
しかし、フロントが入っていこうとしているのにどこかで旋回を妨げているように感じました。
ということで、次は大好きなボールデフの出番です。
5日目
別にデフプレートの研磨が大好きという訳ではないのですが(本当ですよ)やるとデフジョイントへの密着感が上がりますので、やらずにはいられないのです。

なので、裏面も研磨することが大事だと考えています。
今回は両面を#500の砥石で研磨し、表面は#1000で仕上げ?ました。
ご覧のようにザラザラで傷だらけですが、だがそれがいい(多分)。
出来上がったデフはスルスルですので、少なくとも問題はないはず。
デフスプリングは説明書では一度潰して使うように書いていますが、潰さない方がいいという意見も強いようですね。
個人的にはそんなことよりもスプリングの両面が全く平行になっていないことが気になりました。
なので、不完全ながらもできるだけ平行になるように研磨し、潰さずに取り付けました。
そしてマイフェイバリットな4品。

タミヤ-タミヤ-カワダ-アソシです。
続いてフロントの再調整。

キャスター角を増やしたことで車体とアップライトとの位置関係が変わりましたので微調整です。
アッパーアーム内側のスペーサーはむしろ入れない方が良かったような気もしますが、アップライト側のピロボールのかさ上げはバンプイン是正のためにぜひやっておきたい部分です。
この変更でやっとリアがくるっと旋回してくれる感じになりました。
仕方がないことかもしれませんが、ここまでの変更はほとんどXV-01に施したのと同じです。
元々足回りもほぼ共通の両車ですので、このままだとどんどん似通った感じになってしまう予感が。
あとは重量配分と駆動系の違いがどう出てくるかというところですね。
6日目
ステアリング周りのガタが気になったので、ブリッジをアルミ製にしました。

「アジャスタブルアッカーマンセット」を使っている理由は、単にこれを買うときに普通のブリッジが手に入らなかったからです。
今は流通しているようですので早まったことをしてしまいましたね。
このセットのステアリングアームは使えればラッキーくらいに思っていましたが、やはりXV-02には使えませんでした orz
あと、組み付けが微妙にうまくいっていない感じなので必要な部品を調達して組み直す予定です。
それから、これまたキャスターを変更した影響なのですが、アッカーマンが弱くなってしまったのでピロボールを首の短いやつに変えました。
この部分はXV-02用にもっと調整幅を持たせた設計のものを出して欲しいな〜と個人的には思います。
あとアルミ製のステアリングアームをはよ。
軽く駐車場で走らせてみたところ、石だらけのところでもしっかりステアリングが保持されるようになったのが感じられました。
そしてプライベートサーキットへ。

操縦しながらすごく印象に残ったコーナリングを軌跡合成してみました。
余韻に浸ってしまったせいでこのあと転倒してしまいましたが orz
おかげで動画の中からすぐにこのシーンを見つけられたのでよしとしておきましょう。
この場での調整は、ステアリングが切れすぎていたので舵角を減らした程度です。
気が付けばこの場所でシェイクダウンをした時の舵角に戻っていました。
シェイクダウンの時は旋回半径が大きくて攻められませんでしたが、今回は気持ちよく走れました。
重ね重ね今回タイムを計測できなかったのが残念ですが、それはまた次回のお楽しみということで。
それまではセッティングはこのままにしておいて、次回はセンターデフを試してみたいと思います。