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ぎしろのブログ一覧

2022年09月14日 イイね!

[XV-02] Youtubeに新作アップ

[XV-02]  Youtubeに新作アップまだまだ習作の域を出ませんが、今回の動画は結構インパクトがあるんじゃないかと思っています。
タイトル写真にもあるようにちょっと悪ノリが入ってますが、中身は淡々としたものです。

とある日の練習風景の序盤をノーカットで動画にしたもので、防草シートサーキットの良さとしゃべるラップカウンターの有効性を感じていただけると思います。


さて、動画に行く前にちょっとしたTipsを。

前回書いたステアリングブリッジの組み付けが微妙にうまく行ってない件ですが、TB-05用の「アジャスタブルアッカーマンセット」に付属のシムでは全部使っても全く厚みが足りなかったので、ベアリングシムを調達しました。

0.5mm厚のシムを2枚、つまりおよそ1mmでほぼピッタリでした。
0,1mmのシムでは足りないはずですね。

ネジをしっかり締めてもスルスルでいい感じです。

ちょっとだけ隙間が大きい気がしますので欲を言えばもうちょっと詰めたいのですが、シムを削るものあれですのでそのままにしました。

では本題の動画です。

これについては見てくださいとしか言えませんので、今回はこの辺で。
Posted at 2022/09/14 06:35:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | ラジコン | 趣味
2022年09月05日 イイね!

[XV-02] セッティングその2 手応え(は)あり

[XV-02] セッティングその2 手応え(は)ありこの一週間セッティングを少しずつ変えて昼休みの練習走行で試してきましたが、ついにプライベートサーキットへ。

が、最初に書いておきますがタイム計測の準備をすっかり忘れていたため、今日はフィーリングしか確認できませんでした orz

手動で測ってもらったところ、XV-01と遜色ないくらいのタイムはでているようです。

ではセッティング内容です。

3日目の結果
リアトーを0.5°にすることでよく曲がるようになるのを期待していたんですが、思っていたほどではありませんでした。
どうもフロントタイヤがあまり仕事をしていないように感じたので、やっぱりキャスターだろうな〜と。

色々やってみると荷重移動すれば曲がる感じになったので舵角を減しました。
そうなると走らせるのが楽しくなってきて充実した練習になりました。

4日目
XV-02の発売前から疑問に思っていたキャスター角。
ついにここに手を入れます。
XV-01とXV-02のキャスターブロック
XV-01のキャスターブロックは今品薄のようですので、XV-01から取り外したものを使いました。
こうして比較すると一目で分かるくらい違いますね。

あと、ユーザーの方なら舵角制限用のビスを引っ込めて舵角を制限しなくしてあることに気づくと思います。
これが前に書いたフロントタイヤを引っ掛けたときにサスアームが折れにくくなるおまじないの正体です。
舵角を制限するとそこから先はサーボセイバーで力を逃がすことができなくて足回りにモロに力がかかってしまうんですよね。

つまりサーボセイバーの可動範囲をできるだけ広く取ろうとしているわけで、ダイレクトホーンを使っている場合は無効です。

で、キャスターブロック交換後の様子がこちら。
XV-02のキャスターブロックをXV-01用に交換
この写真だと逆スキッドが目立ちますね。

キャスターを増やしたのでキャンバーを減らし、キャンバーを減らしたのでトーアウトも減らしました。

この変更でようやくフロントが入っていくようになりました。
しかし、フロントが入っていこうとしているのにどこかで旋回を妨げているように感じました。

ということで、次は大好きなボールデフの出番です。

5日目
別にデフプレートの研磨が大好きという訳ではないのですが(本当ですよ)やるとデフジョイントへの密着感が上がりますので、やらずにはいられないのです。
XV-02 デフプレート研磨前後の比較
なので、裏面も研磨することが大事だと考えています。
今回は両面を#500の砥石で研磨し、表面は#1000で仕上げ?ました。
ご覧のようにザラザラで傷だらけですが、だがそれがいい(多分)。
出来上がったデフはスルスルですので、少なくとも問題はないはず。

デフスプリングは説明書では一度潰して使うように書いていますが、潰さない方がいいという意見も強いようですね。
個人的にはそんなことよりもスプリングの両面が全く平行になっていないことが気になりました。
なので、不完全ながらもできるだけ平行になるように研磨し、潰さずに取り付けました。
XV-02 デフスプリングの両面が平行に近づくように研磨

そしてマイフェイバリットな4品。
ボールデフ作成用のお気に入りの4品
タミヤ-タミヤ-カワダ-アソシです。

続いてフロントの再調整。
XV-02
キャスター角を増やしたことで車体とアップライトとの位置関係が変わりましたので微調整です。
アッパーアーム内側のスペーサーはむしろ入れない方が良かったような気もしますが、アップライト側のピロボールのかさ上げはバンプイン是正のためにぜひやっておきたい部分です。

この変更でやっとリアがくるっと旋回してくれる感じになりました。

仕方がないことかもしれませんが、ここまでの変更はほとんどXV-01に施したのと同じです。
元々足回りもほぼ共通の両車ですので、このままだとどんどん似通った感じになってしまう予感が。
あとは重量配分と駆動系の違いがどう出てくるかというところですね。

6日目
ステアリング周りのガタが気になったので、ブリッジをアルミ製にしました。
XV-02 ステアリングブリッジをアルミ製に
「アジャスタブルアッカーマンセット」を使っている理由は、単にこれを買うときに普通のブリッジが手に入らなかったからです。
今は流通しているようですので早まったことをしてしまいましたね。

このセットのステアリングアームは使えればラッキーくらいに思っていましたが、やはりXV-02には使えませんでした orz
あと、組み付けが微妙にうまくいっていない感じなので必要な部品を調達して組み直す予定です。

それから、これまたキャスターを変更した影響なのですが、アッカーマンが弱くなってしまったのでピロボールを首の短いやつに変えました。
この部分はXV-02用にもっと調整幅を持たせた設計のものを出して欲しいな〜と個人的には思います。
あとアルミ製のステアリングアームをはよ。

軽く駐車場で走らせてみたところ、石だらけのところでもしっかりステアリングが保持されるようになったのが感じられました。

そしてプライベートサーキットへ。
XV-02のプライベートサーキットでの走り
操縦しながらすごく印象に残ったコーナリングを軌跡合成してみました。
余韻に浸ってしまったせいでこのあと転倒してしまいましたが orz
おかげで動画の中からすぐにこのシーンを見つけられたのでよしとしておきましょう。

この場での調整は、ステアリングが切れすぎていたので舵角を減らした程度です。
気が付けばこの場所でシェイクダウンをした時の舵角に戻っていました。
シェイクダウンの時は旋回半径が大きくて攻められませんでしたが、今回は気持ちよく走れました。

重ね重ね今回タイムを計測できなかったのが残念ですが、それはまた次回のお楽しみということで。
それまではセッティングはこのままにしておいて、次回はセンターデフを試してみたいと思います。
Posted at 2022/09/05 02:42:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | ラジコン | 趣味
2022年09月01日 イイね!

[XV-02] セッティングその1 一日一前(一歩ずつ前進の意)

[XV-02] セッティングその1 一日一前(一歩ずつ前進の意)日曜日にXV-02をシェイクダウンしました。

そのお話の前にタイトル写真について。
組立ての記事にも書きましたが、フロントのボディポストはボンピン的な位置に。
違和感がなくていい感じだと思いますが、もっと格好良くなるだろうと思っていたのでちょっと悔しい気が。

リアは旧車位置で、ボディがセダンならこの位置の方が目立たない上にポストを短くできていいと思うんですが、ダンパーステーからかなり後に突き出さないといけないのが苦しいですね。
多分タミヤがマウント位置を変えたのもそれが理由じゃないかと思います。

では本題です。
XV-01との比較ですが、まずはセッティングをちゃんとしないと勝負にならないというなんとも当たり前の結果に・・・。
XV-02は説明書通りに組んでも安定してちゃんと走ってくれるようですが、件のコースは小回りがきかないとタイムが出ないもので。

コースには休日しか行けないのですがそれまで待ってられませんので、昼休みの練習にもXV-02を使う事にしました。
セッティングを弄る時間がないので、前日に弄って昼休みはただ走らせるのみ。
変更は1日1〜2項目といった感じで行こうと思います。
どの程度記事にするかはわかりませんが、少なくともメモはちゃんと残しておくつもりです。

まずは初日
限られたスペースで練習してますのでここでも旋回半径が大きすぎました。

練習とは言え全然楽しくないのもなんですので、送信機側で舵角を増やして対応。
小さく曲がれるようにはなったんですが失速するようになり、あと切れ角がある程度大きくなると突然リアがスライドするようになりました。

せっかくなのでこの日は意図的にスライドさせて楽しみました。

2日目
減衰力が少ないと感じていたのでオイルを#400→#500に。
リバウンドが多すぎる気がしましたのでダンパーにスペーサーを入れてリバウンドを減しました。
XV-02 今日のリバウンド
(画像はボディとタイヤの隙間が見やすいように加工してあります)

あと前回の記事ではダンパー長の記述がグダグダだったので今回はどこを測ったのか明確にしておきます。

フロントはダンパー長17.2mm、ストローク11.2mm。
リアはダンパー長18.6mm、ストローク12.6mmとなりました。
スペーサーとリテーナーで6mmということですね。

あと、ここにスペーサーを入れるのはダンパーのケースよりもシャフトが長いためだと書きましたが、車体側での干渉もこのスペーサーで防いでいることに気づきました。
恐ろしく絶妙な設計に脱帽です。

で、この変更をした結果、初日よりも狙ったところに車が行ってくれるようになりました。
レディオガガの高橋さんがリバウンドはアソビだと言っていたことが理解できたような気がします。

3日目に向けた変更
これが大本命のリアトー変更です。
標準は1.5°ですが、ここはXV-01で実績のある0.5°に
XV-02 リアトー変更

XV-01ではサスマウントの交換にはギアボックスまで外す必要がありましたが、XV-02ではこの通り。
XV-02 はサスマウントを片側だけ外すことができる
片側のサスマウントだけを外すことができるようになってトー変更が簡単になりました。
ただ、このやり方だと2本のネジを交互に少しずつ回す必要がありますので、作業にはちょっと慣れが必要な感じです。

さて、今日の走りはどんな感じになりますか。
Posted at 2022/09/01 07:16:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | ラジコン | 趣味
2022年08月28日 イイね!

[XV-02] 組立その5 ○惑の車高調整

[XV-02] 組立その5 ○惑の車高調整さて、今回でいよいよXV-02が完成。
実走前の最後の記事となります。

今回はダンパーを作り込みましたが、思った以上に紆余曲折がありました。
XV-02が長〜いダンパーを採用している理由について前回はリアのレバー比の為じゃないかと書きましたが、今は車高の調整範囲を広くするためなんじゃないかと思っています。

幅広いユーザーにアピールするためにはそれが大正解だと思います。
で、こちらは個人の楽しみとしてボディを決めてからそのボディに合わせてじっくりアレコレやっていこうかと思っています。

というわけで、まずはタイヤの準備から。
(をい)
XV-02に使用するタイヤ
XV-01と走行比較をやりますので、できるだけ現状のXV-01に合わせます。
タイヤは無印のラリーブロックで、インナーはスポンジの輪っか型。
ホイールはオフセット2mmです。

ちょっとしたこだわりなんですが(もしかすると常識?)、タイヤもホイールも2個入りを2セット使いますので、まずは前輪用と後輪用に分けます。

そして袋から取り出したらホイールに即座にマーキング。
マークの付け方は職業病なのかもしれませんが、上から見て左下から反時計回りと言えばピンと来る人がいるはず、多分。

ここでタイトル写真を振り返ってみます。
XV-02はギアボックスが傾斜している
何度も書いているXV-02の前後ギアボックスが傾斜している件はこれで一目瞭然ですね。
こうして見るとスキッドも結構ついてます。
そして、少ないんじゃないかと危惧しているキャスター角が更に少なくなっています。

続いてダンパーの注意点です。
XV-02 ダンパーの有効長
実はシャフトが長すぎて、リテーナーを着けても写真左側のような状態になりますので、実際に使えるストロークは写真右側程度です。
説明書にアウタースペーサーとOリングを入れるように指定されているのはそのためですね。
なので、ここのスペーサーはちゃんと入れておかないとヤバイですよ。
特にフロント、あと引きダンパーの場合は。

車高を低めに設定するならもっと短いシャフトにした方が良さそうですね。
まだ何とも言えませんが、今回の車高はXV-02にとっては低いんじゃないかと思っています。

続いてダンパー長を決めて、インナースペーサーを入れます。
車高は14mmを基準にすると決めていますが、あとはリバウンドをどうするかですね。
ここで注意が必要なのはリバウンドは0G→1Gで沈んだ分以上はとれないということですね。
正確に言うと、とれないわけじゃないけどスプリングが遊んでしまいます。
事前に車高を14mmにした時のスプリングの縮み量を測っていたんですが、写真を撮り忘れていました。
下の写真はその後の工程となります。
XV-02 ダンパースペーサー決定作業
シャーシ下に14mmと25mmのスペーサーを入れてそれぞれダンパー長を計測し、それに1Gの時のスプリングの縮み量を勘案してスペーサー量を決めました。
結果、フロントはいい感じでしたがリアはリバウンドがほとんどない状態に orz
実際に試してみた結果、青線で囲んだ分だけスペーサーを入れました。

参考までにダンパー長を。

写真左側はフロントです。ピンボケですいません。
右はリアです。スペーサーとリテーナーを入れ忘れていてすいません。
なんかグダグダです。

続いてこんなことをしてみました。

ちゃんと秤を4つ使わないと色々面倒なのですが、コーナーウエイトゲージを自作しようとしている身としてはそれは負けた気がするので2つでやりました。

詳細は伏せますが、こんな感じに。
XV-01とXV-02の重量配分比較
比べているのは重量配分です。
(コーナーウエイトに非ず)

XV-01はやはりかなりのフロントヘビーですが、ニッケル水素時代の設計なのか左右差は少ないですね。
XV-02は前後差は小さいものの、Li-Fe用の設計となっているのでニッケル水素を乗せるとバッテリー側が重くなってしまいます。

そんなわけで比較画像です。
VX-02とXV-01の車高・リバウンド比較画像
"MDS"はミドルダンパー仕様ということで、うちの改造車を指します。
リバウンド増し増しを唄っていたんですが、XV-02にはかないませんね。

今日走り比べをする予定ですが、XV-02にポンダーを乗せるのが間に合うかどうか。
ブログ書いてる場合じゃね〜って感じですが、走らせる前に書かないと予想にならないので。
XV-02とXV-01
では、それぞれ相手に対して不安なところを列挙したいと思います。
ネガティブシンキングですが。

まずはXV-01。
・タイヤがかなり減っている。
・ホイールがコースにイマイチ合わないかも
・モーターを3年以上交換していない(ジョンソンだけど)
 (XV-02はマブチ)

XV-02はこんな感じ。
・今日が初走行
・慣らしもほとんどしていない
・もちろんセッティングもできていない
・リバウンド多すぎじゃね?
・サスペンション固すぎじゃね?
・減衰効かな過ぎじゃね?
・キャスター角が少ないんじゃね?
・キャンバー変化量が少ないんじゃね?
・ESCの設定が分からない
 (空転させてフルブレーキしてもしばらく回る)

ポンダーが間に合えばタイム比較もしますが、今日の所はXV-01が速いかな〜と思っています。
ありきたり過ぎますかね。

ということで、これから走行前の最後の準備をするのでこの辺で。
Posted at 2022/08/28 14:15:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | ラジコン | 趣味
2022年08月26日 イイね!

[XV-02] 組立その4 ○惑の足回り・・・比べて分かるその変化

[XV-02] 組立その4 ○惑の足回り・・・比べて分かるその変化「○惑」が気に入ったので今回も使いました。

タイトル通り今回は足回りを見ていきます。
XV-01と比べることでその設計思想を想像して楽しんでみました。
そして、XV-01とXV-02の走行特性の違いを理論的に推測し、実走してそれが合っているかどうか確かめようと思っています。

タイトル写真は高さ19mmのレールを2本並べ、その上にダンパーを外したXV-01とXV-02を並べた様子です。
XV-01は思いっきり改造して楽しもうと思って買ってみたものの、ある程度組み立てた状態で放置していた物です。
ついでにデルタボディもゲットしておこうという思惑もありました。

閑話休題

ではまずリアサスから。
XV-02とXV-01のリアサス比較。XV-02の方がアッパーアームとデフ中心が高くなり、ローアームのシャーシ側が下がった。ダンパーは下側が外に、上側は内側に高く。
XV-02の方がダンパーはロアアーム側がより外側に、上側はより内側になり、高さも高くなっています。
そしてアッパーアームは長く高く、デフ中心が高く、ローアームのシャーシ取り付け側が低くなっています。
ロアアームの外側も低くなったように見えますが、なぜかXV-02に着けているタイヤの方が直径が小さいのでその影響だと思います。

特筆すべきなのはXV-02が19mmという高い車高でもアームが外上がりになっていることですね。
しかもタイヤ径がちょっと小さめなのに。
XV-01の方はほぼ水平です。
シャーシ側のアーム取付位置を下げてロールセンターを下げたということで、よりロール重視になったのが見て取れますね。

アッパーアームはかなり長くなりました。
取付角度もロアアームと平行というか、むしろ外が狭いように見えます。
それだけだとバンプでキャンバーがポジティブ方向に変化してしまうんですが、アッパーアームの方が若干短いので打ち消し合って、キャンバー変化はほとんどないようです。
ロールが大きいならキャンバー変化量も大きくした方がいいと思いますので、ちょっと謎です。
実は一つ思い当たることがありますが、それについては後述します。

ロアアームのダンパー取付位置がずいぶん外側になりましたが、これはむしろフロントヘビーなXV-01の方が内寄りにしてあったんだと思います。
ダンパーの取付位置が外側になった分、XV-01と比べてレバー比が小さくなります。
レバー比が小さくなるとサスペンションのストローク量に対するダンパーの作動量が多くなります。
そのためにXV-02では長〜いダンパーを採用したんじゃないかと思っています。

ところで、上の写真でXV-02の妙なところにモーターが乗っているのは重りです。
実は両車ともシャーシ裏が微妙に平らじゃないので、シャーシを平面の上に載せても重量バランス次第で傾いてしまうので。
あと、XV-01の方はデフとドッグボーンを着けていないので比べづらくてすいません。

では、デフとリアアップライトをまとめて比較します。
XV-02とXV-01のデフとリアアップライトの比較  デフはデカくなったが、アップライト側のアクスル高さは同じ
ご覧のようにデフがずいぶんデカくなりました。
TB系のデフはもっと小さいはずですがそれではラフな走行に耐えられないと思ったのか、それともTT-02との共通化を優先したのか。

企業サイドからすれば非常に冴えたやり方であることは理解できますが、個人的にはXVに最適化した物を作って欲しかったと思っています。
なので、まだ見ぬXV-03に思いを馳せつつ、XV-02のパーツを使ってXV-01を更に改良しようなどと考えていたりもします。

リアサスを更に見ていきます。
XV-02 デフが上がった分だけロアアームとスイングシャフトの角度がすごいことに あと、サスアームには実はスキッドがついている
デフの位置が上がった分、ロアアームとスイングシャフトの角度がすごいことになっています。
そのため、バンプ時にはシャフトがジョイントカップに押し込まれ、リバウンド時には引き出される動作になります。
キャンバー変化でも同様のことが起こるのでキャンバー変化量を抑えているんじゃないかと勘ぐっています。

スキッド角についてはサスブロックでつけたわけではなく、ナチュラルについています。
それは「その1」でも書いたように、ギアボックス全体が傾いているからです。
XV-02 ギアボックス全体が傾いている
結果、フロントは逆スキッド、リアは正スキッドがついていて、ピッチングを抑える方向に働きます。
ここもロール重視と言えますが、それがギアボックスを傾けた理由なのかは不明です。
単にデフギヤを少しでも低い位置にしたかっただけなのかも。

続いて、皆さんお待ちかね。
ロングダンパー仕様との比較です。
XV-02とXV-01ロングダンパー仕様とのリア比較
XV-02を初めて見た時「ダンパーステー高っ」と思ったんですが、意外にも説明書の指定位置ではダンパー上部の高さはほぼ同じ、ボディポストに関しては高さが下がっています。

あと、写真には記入していませんが、リアのアップライトの変更でユニバーサルシャフトが前後共通になったのは嬉しい改良点です。


では、フロントに行きます。
XV-02とXV-01のフロントサス比較
フロントサスはアッパーアームが長くなったのとキャスターブロックが変わっただけですのであっさりと。

写真ではXV-01のロアアームが見えませんが、やはりサスマウントが下がった分XV-02方がロールセンターが低くなっています。
(微妙な違いですが)

あと、XV-01はフロントアクスルよりも前にモーターがあるので仕方ないのですが、顎が前に出ていて打ちやすい感じ。
対してXV-02はバンパーの高さを上げたのに加え、顎をキッチリ引っ込めていますのでジャンプの侵入がかなり楽になるでしょうね。

そしていよいよロングダンパー仕様とのフロント比較です。
XV-02とXV-01ロングダンパー仕様とのフロント比較(ダンパーステーの高さ)
はい、リアと同じくXV-02の方が低いです。
発売前に画像だけで見ていたときは絶対高くなっていると思ってたんですけどね。
あ、でもエボ3のボディをフィッティングしていたと時には低くなってるかもな〜と思っていました。
(本当ですよ)

では締めの一枚です。
(締めなのにいい加減な写真ですいません)
XV-02とXV-01のシャーシ裏比較
XV-02はシャーシがスリムになった上にサイドに向けてせり上がっていて、タイヤ付近や前端と後端もせり上がっているというロールやジャンプに配慮した設計であることがうかがえますね。
しかも長いダンパーを採用しながらダンパーステー下げることで車高も上げる方向に。

そして、ロールセンターを下げつつ重心を上げるという、どんだけロールさせたいんだよって設計でもあります。
ただ、ロールを増やす設計なのにキャンバー変化量とキャスター角を減らしてきたことは気になります。

その辺りを意識しつつ、今週末には走り比べをしたいなーと思っています。
走り比べをするのは魔改造のXV-01ミドルダンパー仕様ですが。

では、今回はこの辺で。
Posted at 2022/08/26 07:28:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | ラジコン | 趣味

プロフィール

「おさらばです http://cvw.jp/b/1564079/48505207/
何シテル?   06/23 18:06
ぎしろといいます。 三菱D:2に乗り換えてエコランに徹していたらそれなりにいい記録が出ているので調子にのってみんカラデビューしました。 が、引っ越し...
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