デレッキ

「デレッキ」と聞いて「ああ、アレのことね。」
という人もいるでしょうね。
私は職業柄たまにこの単語を使います。

意味その１
鉄の棒の先を小さくL字形に曲げたもので
工作機械から排出される切り屑などを掻き出したりするのに使います。
手で切り屑を扱うと傷だらけになっちゃいますので。

社会人になってから(久しぶりに)使い出した言葉です。(業界用語？)
その前にこの単語を使っていたのは小学生の頃。

意味その２
石炭や薪ストーブの蓋を開閉したり火を掻き回す為の
先が鉤状に曲がった鉄の棒。

私は両方の意味ともに使っているし両者とも同じ形なので一般的に通用すると思ってました。
ところがどうやら前者は業界用語で後者は日本北部の方言のようです。
後者の場合「火掻き棒」というのが誤解のない言い方らしいです。
じゃあ前者の場合は…謎です。
英訳出来ずに閉口しております(^_^;)

因みに私が通っていた小学校(北海道)では当時冬の暖房にコークスのストーブを使ってました。
家では石油ストーブでしたけどね。