S３0Z　前期輸出用イルミネーション！

S３0の前期、73年式の内装です。はっきりしたことはわかりませんが、北米は年単位で仕様を変えているかもしれません。国内仕様では初期と前期とありますが、北米仕様も初期、前期はありますが、スイッチや内装パネルの変更が多々見られます。それで私のZは73年式です。最初購入した時はイルミネーション点けてもメーターか点灯するだけで他は何も点きません。まぁ古い車だし、スパルタンな雰囲気のあるZならこんなものか……と思ってましたが、何かよく見るとおかしいところが多々あると感じてました。それで月日が流れ色々な本とかを見ているときらびやかなS３0のインテリアか出ています。だけど点灯させるにはどうしたら良いのかわかりません。
特にハザードスイッチとシガーライターの点灯が解らなかったです。
そこでやっと解りました。ご存知の方はいるとは思いますが、この年代でイルミネーションに光ファイバーを使用していました。メーターパネルの裏にポッドのようなものが有りそこから、ファイバーか3本でています。　
1つはシガーライター、1つはハザードスイッチ。もう1つは解りません。1つの電球で3つを光らせるというものです。
画像ではハザードスイッチが光ってるのか解ると思います。
610のブル、ダットラもこのタイプだと思います。もしかしたらマキシマも……？
イルミネーションのエアコンパネルも3つのソケットが有りますので全て点灯させればもっと明るくなると思います。画像は1つのソケットのみ点灯させてます。
古い日産だからダメでは無くて、ものすごく考えられて作られてるのを実感しました。
昔だからダメとか、旧車なんてこんなものという発言が昔はよく聞きました。それはただの言い訳かもしれません。メーカーがそんないいかげんに作るわけがないと思います。
全てをキチンと作動させればかなり良いものになると実感しました。

これがハザードスイッチ。

分解清掃。

細かいポールパーツと入ってます。

結構傷んでいるプラスチックパーツもあるので、必要であれば接着する必要もあるような…。

光ファイバーケーブルをこの中に通して先端でカシメて固定してありました。外すとなると結構面倒くさい作業になります。