2014年06月01日
休日なのに午後から仕事で
広尾っつー、ショーシャな街に行く。
仕事自体は2時間で終了。
あとは自由だ写真を撮ろう。
路地が多くて、坂道が多くて
古いと新しいが混ぜこぜで
外人と日本人とがいい割合で住む街。
ただひとつ共通しているのは
みんなお金持ちだってこと。
それもきっと半端ないくらい。
雰囲気に惹かれるまま
うろうろと歩いてはシャシンを撮る。
番地は、元麻布とか南麻布とか、その辺。
ふつうの町並みの向こうに
地球侵略にやってきた宇宙人の母船みたいな
六本木ヒルズが見えて隠れる。
高級住宅街なんだけど、空き地があったり
空き家があったり、不思議な感じ。
ただ、停まってるクルマは高級車ばかり。
おまわりさんも多い。
なんでかな、と思ったら大使館が多いのか。
道理でガイジンが多い訳だ。
こんなとこに住めるのは、
頭がいいか、運がいいか、血筋がいいかの
いずれかの人たちだ。
あとは、悪いひとたち。
麻布十番って書かれた通りに出た。
少し行くと地番は六本木になる。
高い建物が立ち並んでるけど
路地の隅には、傾いだ家もある。
古い家の脇にいたら
チチチ、ってガスコンロに火をつける音がして
ゴハンが炊けるニオイがした。
夏の満員電車で、半袖の腕に
他人のむき出しの腕が触れたみたいな
ちょっとしたバツの悪さ。
なんか生温かい、ひとの暮らしの気配。
日が暮れて、2時間ぐらいかけてグルっと回って
広尾の駅に向かう。
細い道の行き止まりに
結婚式をする家をみつけた。
どこのどなたか存じませんが
テツオさんとアヤカさん、おめでとうございます。
知恵と運と血筋の、どれに恵まれたお二人なのか。
広尾の駅の近くで
牛のマークのクルマを売る店を発見。
ブティックみたいな店構えのなかには、
ランボルギーニがギッシリありました。
直営店ですね。
若い男の人が商談していた。
同じ牛のマークでも、こっちに馴染みがあるのは
吉野家くらいですから。
だからあの若造はきっと、悪い人にちがいない。
いい加減疲れたので、地下に潜って帰った。
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♪ 悪いひとたち BLANKEY JET CITY
Posted at 2014/06/01 08:10:10 | |
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