ターボチャージャーユニット交換

アクセルをオフにした際にエンジンを前から見て左側（右ハンドルの場合運転席側）の下からガラガラと異音がしはじめたことにより、ターボチャージャーユニットの交換となりました。

まずはご自分の車の製造月を知ることが、各対策部品が必要かどうかを知るために大事なことです。
http://www.realoem.com/bmw/select.do?lang=ja　か　http://bmwfans.info/
のサイトで車の車体番号の下7桁を入力すると製造年月がわかります。（画像のシリアルナンバーという部分）
僕の車は07年10月納車でしたが、製造は07年8月でした。

交換内容一覧です。
N54B30Aエンジンのタービンはエキマニに溶接、アクチュエーターもカシメてあるようで国産タービンのようにボルトオンではなくアッセン交換（すなわちエキマニ、タービン、アクチュエーターがセット）になるためにとても高価です(^_^;)
1個320,000円です(^_^;)

ターボユニットは3気筒づつ2つ装着されています。
一番下の関連情報URLによりますとやはり前後のターボユニットともに2，3回新しいものに変わっています。

ガラガラ音はタービンそのものの不具合というよりはアクチュエーターのリンクピンの摩耗による場合が多いとsuper-kart13さんに情報頂きました。
対策品ではこのあたりも改善されているそうです。
同様な異音が出ている方が結構います。
僕の場合はターボユニットアッセン交換でしたが、アクチュエーターのみを調整・交換されたという事例もあるとかないとか。。。。
本来はアクチュエーター単体の部品としては出ないので特殊なケースとなりますが・・・

【画像はsuper-kart13さんよりお借りしています】

外されたターボユニットです。
エキマニといっても335の場合M3などと違って量販車なので鋳物の塊みたいなものです(^_^;)
M3のエキマニはアルミ製のタコ足で軽量で美しいものだそうです。
アクチュエーターは両サイドにあるウエストゲートのようなものです。

【画像はsuper-kart13さんよりお借りしています】

新しいターボユニットです。
コレを見ていると、エキマニをタコ足にできたらと仮想してしまいます(笑）
ただ右ハンドルの場合、エンジン脇にスペースがほとんどなく等長タコ足など入れるスペースがおそらくないようです。
その前にタービンが溶接されてるんでそれから考えないと・・・ですが(^_^;)

こんな感じに組みあがるようなんですが、タービンの先につく触媒付きのパイプ（画像の11,12）をストレート（触媒レス）にするとなんだかとんでもないことになるそうです(^_^;)
ターボパイプっていうんですね(^_^;)
あ、ココを触媒レスにすると公道は走れませんのでご注意を。

詳細は
http://minkara.carview.co.jp/userid/236211/blog/15665708/
とか
http://www.dixis.jp/electoronic/n54B30a_dme/index.html

完全に組みあがるとこの状態です。
タービンユニット、ターボパイプの位置は赤丸部分です。

カムシャフト、ターボユニット、高圧ポンプ交換後あまり距離は走っていないのですが、慣らしの意味合いも含め3,000回転縛りの走行でも鬼のようにターボの立ち上がりが鋭くなって速くなった感じがしています。。。。
負圧だけでも十分じゃないかと思うほど(笑）
まあ、プラシーボ効果かもしれませんが(^_^;)

なお、カムシャフト、高圧ポンプ、ターボユニット交換によるプログラムのアップデートは必要なかったそうです。
画像はイメージです(^_^;)