ニスモストライプ偽造。
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ニスモストライプに憧れるもそのとんでもない値段から買える訳もなく、お得意の偽物作りでちゃっかり手にする事にしました。
用意するものは赤のカッティングシート110cm、黒のカッティングシート40cm、カッターナイフ、カッターマット、鉛筆、タミヤカラー[TS-38ガンメタル]スプレー、30cm定規‥‥こんな感じです。
まず赤のカッティングシートを30mm幅で4本切り出します。
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それらを2本一組でテープでつなぎ合わせ、マスキングテープで外側半分ずつをマスキングした上でガンメタをスプレーしていきます。よっぽど変な塗り方をしない限り塗りムラは出ません。さすがカッティングシートです♪
銀色の幅は約10mm程度です。
乾いたらマスキングテープを剥がします。
すると写真のようになります。これがドア2枚分になります。
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塗装工程が終わったら一組にするために貼り付けていたテープを剥がしてバラにします。そして【赤=12mm・黒=10mm・銀=8mm】となるように黒を10mm幅で何本も切り出します。今回コスト削減のため黒は40cmでしか買ってませんので、それらを赤のシート上でつなぎ合わせて使う事で長く見せます。
赤と黒の境に鉛筆で線を引いておいて、それに沿わせて黒を貼る事で寸法・直線を出します。これは感覚の作業なので、慎重にやる場合はマスキングテープを先に貼って直線を出しておくなどの方法があります。
4本全部にこの加工ができたら内2本に写真のような加工を施します。これは後席ドアでのラインエンド部です。もうちょっと鋭角のほうが良かったですorz
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3.まででドア部は完成です。
この写真は見ての通りFフェンダー部のラインですが、基本的な工程はドア部と全く同じです。
しかし唯一異なるのは曲線になる、という事です。
私はMCごちさんのホンモノストライプ写真のほか家にあるスカイラインの雑誌に写っているV35・R34のラインを参考に自分でラインを決めました。
カッティングシートは裏面が方眼になっているので、そこに自分の思い描いたラインを引きます。
PCとか一切使ってません。私の独自のやり方があるのです。
1.まず完成ラインを想像して案を膨らまします。極緩い曲線になります。
2.30cm定規を当てて線を描きます。曲線は線を描きながら定規を微妙に動かしていくのです。こうすると連続的な曲線が描けます。これには熟練が必要です。
3.これで線引きは完成です。切り出してから反対側用にこれを型にして線を引き、また切ります。
4.切るのも一つの問題です。私はというと、これもやはり30cm定規を使います。カッターで切りながら描いた線に照準を合わせて定規を動かしていきます。
こうする事で写真のような曲線が得られます。
黒の先端部分は初めに型を作って考えた上で最終的な形状をケテーイしました。
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いきなり貼った後の写真です。
ドア部は完全に直線です。車体断面に“肩”のような部分があるので、そこから約1cm下を目標に真っ直ぐ貼ります。
私は何も補助に用いず貼りましたので多少曲がってますorz
慎重にやるなら糸をピンと真っ直ぐ張って、それにそってマスキングテープを貼り、その後ストライプを貼ればかなり真っ直ぐ貼れると思います。
フェンダー部はその“肩”の部分より1cm下というのをキープしながら少しずつ曲げていきます。これも感覚ですね。
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次はボンネットストライプです。
寸法はMCごちさんに聞いていたのでそれを元にこのように切り出します。銀はまたも塗装ですが、多少失敗していますorz
しかし貼る位置はどうしてもヘッドライト部が良かったので、教えてもらった寸法を元にスカイラインの写真から基部の長辺方向の寸法を割り出し、こんな感じで作ります。散らし部分の反対側を何も加工してないのは貼ってから切るためです。曲面に貼るためいきなり寸法出すのが難しく、それを回避するための措置です。
散らし部分は一部で重なりますが、そのうち下になって見えない部分をあらかじめ切り取っておきます。無駄に重ねて段差を作って耐久性を下げないようにするためです。
この写真はその加工をする前です。ストライプエンド部の散らしも同様に重なる部分を切り取ってあります。
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ボンネットは黒を先に貼ります。もちろんその位置で貼って赤・銀ともに長さが不足しない事を確認してから貼ります。
黒が貼れたら両側を貼っていきます。
これがむちゃくちゃ大変です(汗
スキマ空きまくります。いかに真っ直ぐ切れてないかが分かりました。目一杯シートを伸ばしながら貼りました。
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ストライプエンドの散らし部分の完成形です。
本当は赤の散らしが1コ足りないのですが、リアゲートに掛けたくなかったのでここで終わりです。それを入れるならストライプ自体をもっと短く終わらせてドアノブの上あたりから散らしを始めなければなりません。
が、そうなるとストライプの位置出しが非常に難しくなります。なので今回はここにした訳です。
こんな感じで比較的すぐ作れます。
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